セルビナ(Selbina)とは、ファイナルファンタジーXIに登場する地名である。
また、そこで流れるBGMも同じく「Selbina」という曲名である。
概要
クォン大陸中部、バルクルム砂丘の入り江にある港町。
北のサンドリア王国と南のバストゥーク共和国のほぼ中間に位置する。
かつてはバストゥーク共和国の一部だったが、現在では独立した自治都市となっている。
設定的な歴史
かつてヴァナ・ディール全土の地図を作ろうと行脚していた男がおり、その道中バルクルム砂丘にて一人の少女に出会う。
男はその少女にイルカを見せてあげると誘われ、入り江へと案内された。
元船乗りだった男はその入り江が天然の良港となり得ること見抜き、地図にその少女の名前である「セルビナ」と書き込んだ。
これがこの町の起源である。
その後、男の目利き通りにバストゥーク共和国によって港町が築かれる。
ミンダルシア大陸の「マウラ」との定期便も就航し、反映は絶頂を極める。
しかし天晶暦862年、水晶大戦が勃発。それに際してセルビナは中立都市を宣言。これを受けてバストゥーク共和国は数日に渡ってセルビナを包囲した。【セルビナ騒動】
最終的にバストゥークとの戦争には至らず、セルビナは自治都市として独立することとなった。
大戦終結後、各国間を飛空艇の定期便が就航し海路の需要が減ったことで、全盛期ほどの賑わいはなくなっている。
ゲーム的な歴史
サービス開始からしばらくの間は、サポートジョブの取得を目指す多くのプレイヤーらがこの町を拠点とし、凄まじい混雑を極めた。
同じようなポジションの「マウラ」という町もあるが、マウラに近いのがウィンダス連邦のみなのに対してセルビナはサンドリア王国とバストゥーク共和国の2カ国から近いということ、サポートジョブ取得クエストはマウラよりセルビナで受けるほうが難易度が低いことなどの理由から、セルビナの方に人口が集中することとなった。
現在では新規参入者の減少などの理由から、ここを長期間拠点とするプレイヤーはほとんどいない。
とはいえ、様々なイベントなどで立ち寄る機会は多い町である。
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関連項目
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