チェリムとは、ポケットモンスターに登場するNo.421のポケモンである。初登場はダイヤモンド・パール。
基礎データ | |||
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名前 | チェリム | タイプ | くさ |
英語名 | Cherrim | 高さ | 0.5m |
分類 | サクラ | 重さ | 9.3kg |
性別比率 | ♂:50.0% | 特性 | フラワーギフト |
♀:50.0% | ― | ||
グループ | ようせい/しょくぶつ | 隠れ特性 | ― |
孵化歩数 | 5120歩 | 捕捉率 | 75 |
世代 | 第4世代 | 努力値 | 特攻+2 |
進化 | チェリンボ → チェリム (Lv.25) | ||
図鑑データ | |||
全国図鑑 | #421 | 図鑑の色 | 桃 |
シンオウ | #059 | イッシュ | #― |
カロス | #― | アローラ | #― |
ガラル | #129 | ヒスイ | #067 |
パルデア | #― |
図鑑説明
- ポケットモンスターダイヤモンド、ブリリアントダイヤモンド
- ひざしが つよくなると はなひらく。 つぼみの ときに たえしのんだ うっぷんを いっきに はらすのだ。
- ポケットモンスターパール、シャイニングパール
- つぼみの ときは おとなしいが はなが ひらくと いつも ニコニコ。 ひが かけると つぼみに もどる。
- ポケットモンスタープラチナ、ブラック・ホワイト、ブラック2・ホワイト2、Y、アルファサファイア
- つよい ひざしを かんじとると とざしていた はなびらを ひろげ ぜんしんで にっこうを あびる。
- ポケットモンスターハートゴールド・ソウルシルバー、X、オメガルビー
- つぼみが たいようの ひかりを あびて はなびらを ひろげると かっぱつに うごく ように なる。
- ポケットモンスターソード
- ネガフォルム
- つぼみの あいだは おとなしく ほぼ うごかない。 ひのひかりが でるのを じっと まっている。
- ポジフォルム
- たいようの ひかりを あびて げんきいっぱいの すがた。 ひぐれまでは かっぱつだ。
- ポケットモンスターシールド
- ネガフォルム
- たたんだ はなびらは かたい。 とりポケモンに つっつかれても ぜんぜん へいき なのだ。
- ポジフォルム
- まんかいの はなびら から ただよう かすかな かおりが むしポケモンを あつめる。
- Pokémon LEGENDS アルセウス
- ネガフォルム
- まれに ふるえるていどにて ほぼうごかず。 とじた かべんから もれる こうきに ひきよせられ たようなポケモン つどう。
- ポジフォルム
- せいてんならば じつに ようきに かつどう。 されど ひが かげれば そくざに かべんを とじて うごきを とめる。
概要
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特性フラワーギフトにより天気によって姿が変わるポケモン。晴れのときはつぼみが開いた状態のポジフォルム。それ以外の天気はツボミが閉じた状態のネガフォルムとなる。ちなみに、ネガフォルムの目は足(というか股)のすぐ上に存在する。
姿が変わるとバトレボの実況のテンションが凄い。
「チェリムッ!!!姿が変わったァ!!!」
ちなみにバトレボの実況はチェリムに限らず姿が変化する現象に対してはテンションが高い(他にはメタモンやポワルンなど)。
第4世代までは図鑑に登録されるのがネガフォルムのみだったが、BWからは図鑑に好きなフォルムを表示させられるためチェリム好きにはたまらない仕様となった。
『Pokémon LEGENDS アルセウス』では「にほんばれ」の技が存在しないため、ゲーム内時間で雨が降っていない日中であれば自動的にフォルムチェンジする。これは野生で出現した時も同様……なのだが、発売当初はなんとポジフォルム状態だとどんなにHPを減らしても状態異常にしても絶対に捕まえられないという致命的なバグがあった。捕獲率が未設定だったためと思われる。ストーリー進行にこそ大きな支障はないものの、図鑑を完成させるのに必要なタスクに「日中に捕まえた数」という項目があるのも相まって、大量のボールを無駄に消費してしまうプレイヤーが後を絶たなかった。幸いにして早期に修正データが配布されたものの、未だにチェリムの鳴き声がトラウマになっている人もいるとか……。
バトルでのチェリム
シングルバトル
上記の通り晴れ状態だとつぼみが開き攻撃と特防が1.5倍となる。第4世代初期には攻撃アップを活かせる技がおんがえし(他ノーマル物理技)とはっぱカッターくらいしかなかったためネタ扱いだった。
しかし、プラチナからタネばくだんを習得。さらにBWからは、特性「ひでり」を持つキュウコンが解禁されたことにより伝説戦以外でも永続晴れの恩恵を受けることが出来るようになった。他にも、タネマシンガンの威力が上がったり、しぜんのちからがBWの対戦環境で「じしん」となったりと第4世代の初期の環境に比べると大分運用がしやすくなった。
だが、第6世代で特性による天候変化にもターン制限が付いたため、相応の弱体化が起きている。
晴れ時に「せいちょう」が攻撃・特攻2段階上昇になったため、特殊型もなくはない。その場合主力はウェザーボールやソーラービームになるだろう。
ダブルバトル&トリプルバトル
しかし、チェリムが真価を発揮するのはどちらかというとダブルバトルやトリプルバトルである。それはフラワーギフトの効果が「自分と味方の攻撃、特防を1.5倍にする」というものだからである。晴れていると物理ポケモンには常時手助けがかかるのと同じで、さらにチェリム自身も「てだすけ」を覚えることができるため物理型のお供には最適である。
BWからは「いやしのねがい」や「いやしのはどう」なども覚えるためサポート方面もやや充実してきた。
ちなみにWCS2010世界大会のジュニア部門ではグラードンやホウオウとともに優勝を飾っている。チェリム、侮れないぞ!
レイドバトル
更に時がたち第八世代、最大四人のプレイヤーでダイマックスポケモンに挑むマックスレイドバトルでもフラワーギフトが光る。重複が利くためなんと最大1.5*1.5*1.5*1.5=5.0625倍という驚異的な上昇率が攻撃と特防にかかる。技マシンによって解禁されたソーラーブレードを組み合わせて使った場合、数値上ではLv.70のダイマックスアーマーガアが3発=1ターンで沈み、天候補正込みのLv.70シャンデラのダイバーンを無振りなのに乱数4発で耐える。
フレンドと協力しパーティ統一ができれば、ウオノラゴンやニャイキングと並び最高火力でレイドバトルを回すことが出来る。ただし、ダイマックスポケモン戦は天候の塗り替えが非常に激しく、安定性がやや低いことに注意。
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関連項目
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