チョウセンヒトモドキとは、主にネット上で使われる朝鮮人に対する蔑称である。
概要
自由に容姿を変える(整形の多さを指摘)、名前を変化させる(通名)などの点を、人間的倫理観から外れる、即ち『人間ではない』という人間性否定の語である。
言うまでもないが民族差別的な表現である。実際に使用すると人格を疑われたり、法的措置を受けかねない類の単語なので、ネット上を含む公共の場で使用するべきではない。2019年1月、自身のブログに在日朝鮮人の学生に対し「チョーセン・ヒトモドキ(原文ママ)」と侮辱した男性が科料9000円の略式命令を受けている。
確かに近年の韓国・韓国人の目に余る行動は数多く見つかっているが、だからと言って低俗な表現を多用して馬鹿にする対象と同レベルに堕ちてしまっては元も子もない。
近年はネット等の普及により、冷静な歴史認識や企業理念を理解した朝鮮人も増加している。彼らに鼻で笑われることのないよう行動したいものである。
誕生~普及
この語が使用されるようになった経緯ははっきりとはしていない。
一説には中宮崇による造語ともされる。
しかし、ログ追跡によってある程度判明したのはこの語が使用されたのは
2005年前後であり、発祥地はおそらく2ちゃんねるであるという点である。
2004年より前の書き込みについては、現時点で同様の記載は見られない(ログ検索を待たれ)。
現時点で閲覧可能な最も古い部類の記述は下記書き込みの通り
上記書き込みのスレッドの過去ログは、2005年1月10日に拠るものであるが、特に相手にされることも無く終了していた。
しかし、同年6月「【事実】南北朝鮮人は人類の出来損ないだった!!」というスレッドで再びこの語が用いられ、1ヵ月後の「東アジアで珍しい霊長類目を発見。ハーバード大、人類学グループ」というスレッドではほぼ現在使用されているような設定が創作された。
その後、徐々にこの語は拡散を続け、2007年ごろには「痛いニュース(ノ∀`)」を筆頭とした嫌韓、右翼系サイトで一躍ブレイク。ネットスラングとして広く知られることとなった。
このことばの意味すること
この言葉が表現していることは、発言者の感覚からみて、「捏造、剽窃、権力による黙殺」を行う朝鮮系の人間(とりわけ在日韓国人)に向けて『奴等は人間ではない!人の姿をしている別の霊長類である!』という主張である。
では、この手の言葉が過去に存在しないのか?というとそうではない。
歴史を辿れば、かつて欧米国家が黄色人種を『イエロー・モンキー(黄色の猿)』と呼称していたのは良く知られている。これも『連中は人間ではない!だから容赦なく殺して構わん!!』というニュアンスを含んでおり、反対の立場としての同様の言葉に『鬼畜米英』がある。
極端な論調を行うものには、ヒトモドキを通り越してゴキブリ呼ばわりする者も存在するほどである。
どちらにせよ、人間であることを否定する語であることに変わりは無い。
何故、朝鮮人を『人間』と認めたくないのか?
日本に住む人間にとって、現代の朝鮮系人間との付き合いは非常にリスキーなものとなっている。
そのひとつが、考え方の相違、とりわけ価値観の違いに現れている。
例を挙げると、ビジネス関連では時間やコンプライアンスに厳しい日本に対し、時間や契約文書、企業権利及び知的財産権にルーズな朝鮮系企業、親類の金銭を平気でアテにしてしまうという日本的観念から見た場合の無作法さ、著名人、政治家による日本侮辱の発言の数々、竹島、対馬を筆頭とした日本固有地への過剰干渉や無断上陸といった部分が日本国民の心象を害していることが最大の要因である。
また、何かしらの犯罪発生時に人権保護の観点から企業名や個人名が控えられるケースがある点や、日本在住の朝鮮系外国人に生活保護の受給世帯が多いこと、センター試験におけるハングル語の採用といった「彼らに有利ではないのか?(俗に言う在日特権)」という不公平感に加え、これらについて教育機関の教科書は触れようともせず、報道機関も(本来自国に不利な立場で報じるべきではないものの)中立的な立場を守る大義名分からどっちつかずの論議でお茶を濁すということも火に油を注ぐ要因で、上記の情報に真偽はともかくとしてインターネットのような無法地帯で触れたことによる「騙されていた」と感じる人々が非常に多いことも遠因となっている。
さらに、「トンスル」という人間の排泄物を材料にした酒(正確には薬酒)を食べるといった文化の違いを受け入れ難いとする面もある。トンスルなる薬酒は確かに実在する。が、現在は文化的にほぼ消滅しており、今となっては非常に限られた地域と年代の人々しか知らない。虫料理を日本人全員が食べるわけではないのと同じことである。同じような扱いをされる料理に「ホンオフェ」があるが、これはそもそも排泄物を材料にしたものではない。エイの刺身を発酵させたものだが、アンモニアを多く含むせいで尿に似た独特の臭気が発生する点が、機械翻訳の誤訳を発端とした歪曲によって間違った形で紹介されたものと言われている(作成の過程で堆肥を使う製法もあるが、これは発酵時に出る熱を利用しているだけで、食品に混ぜる訳では無い)。
同じような侮蔑情報に朝鮮人は日本人と遺伝的に関連しない、寧ろ海栗やメダカと近いことが判明している、などというものがあるが、これも事実無根のデマである。これも、本元は九州大学による「外国からみえた方々による九州大学訪問記」という広報記事を非常に自分たちの都合のいいように歪曲解釈した、日頃インターネット利用者が最も嫌う「偏向解釈」の最たる例の一つに過ぎない。元記事では「以前に韓国人と九州人の遺伝子(DNA)がなんと七十%も一致するという話を聞いてなるほどと思ったこともありました。ソウルから福岡までは飛行機で一時間しかかからなくて東京より近いですし、釜山からは船でも三時間かかりません。」という、日本と韓国の人種的、距離的な身近さを著したものであり、遺伝学的なことを発言したわけではない。
関連項目
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