忘れられし思いを いまこの手に・・・
ドラゴンクエストモンスターズジョーカー3とは、スクウェア・エニックスから2016年3月24日発売した
ニンテンドー3DS専用ゲームソフト/ダウンロードゲームである。略称は『DQMJ3』
先行して体験版が2016年3月9日より配信されている。こちらでは本編で使えるコードが手に入る。
概要
ドラゴンクエストモンスターズジョーカー3は、ドラゴンクエストモンスターズシリーズの最新作でジョーカーシリーズの最新ナンバリング作品である。ジョーカーシリーズのシステムを踏襲しつつ、新たな要素を取り入れている。
詳しい内容については、各個説明していく。
今作の新要素
主人公が身に着けている謎の装置。
敵の名称や強さなどを調べられたり、隠れた宝箱や見えない道などを探し当てたりする。
- ライドオン
仲間にしたモンスターの背中に乗って移動するシステム。
イメージ的にはDQ8にあったキラーパンサーのバウムレン的なもので、空・陸・海と
それに該当するモンスターの背に乗って 様々な場所に移動をする。
(例・ひくいどりに乗って空へ、ダッシュランに乗って陸を駆ける、魔王である竜王の背に乗る 等)
本作の目玉であり、全てのモンスターに乗ることができる。
戦闘時でも騎乗することができ、その場合はモンスターの能力を引き上げられる反面、そのモンスターが倒されると落魔し、次のターンの作戦替え・命令が不可能になってしまう。
上記のライドオンから、他のマスターとライド技術を競い合うバトルとは異なる競技。
ルール自体はシンプルでフィールド上にいるスライムを自分のゴールに連れていくだけ。結果に応じて報奨があるので、中盤とかで遊びのついでに経験値も入るので活用してみるのもいい。
またWi-Fiで全国のプレイヤーと対戦することもできる。バトルに自信がない人でも気軽に楽しめるようになっている。
カラーフォンデュというモンスターによって行われるカラーチェンジ。
カラーフォンデュの兄弟を助けた後にカラー変更ができるようになり、主人公のカラーリングの他、
仲間モンスターの色を色々と変えることができる。
ダークマスターによって生み出された異形のモンスター。
通常のモンスターと比べて見た目では半身がマ素で汚染されたいびつな形をしている。
能力も通常のものと異なりターン経過で能力が上がったりする。
代表的なブレイクモンスターは、スライム、キメラ、アークデーモン、とげショボー、スカルゴン。
余談だが凶スカルゴンはこのブレイクモンスターのフラグシップ的な存在らしく、他作品とのコラボイベントで景品として登場している(DQMSL、モンパレ、どこでもモンパレなど)。
前作からの要素、引継ぎ等
登場人物等
- 主人公…プレイヤー。リアクターという謎のアイテムを手にした事により、自身の記憶が書き換えた事実を知る。
- なぞの少女…主人公を導き、冒険へと向かわせる謎の少女。
- ノチョーラ…ひょんな事から出会った好奇心旺盛なちょっと変わった生き物。
- キング…ノチョーラ族を従える王、かつては人間とも交流があったらしく、様々な形で主人公をサポートする。
- 世話好きの老婆…クチが悪いが世話好きの老婆。記憶を失う前の主人公とは顔なじみらしい。
- ダークマスター…人間を「狩る者」を自称する黒衣のモンスターマスター。
- 秘密めいた少女…リアクターを付けてる女性。主人公となぞの少女の事を知っているらしが…?
新規参入モンスター・他作品からの新規参入モンスター
ここではDQMJ3から参戦するモンスターや過去のDQナンバリングなどから
モンスターズシリーズ初登場のモンスターを紹介していく。(情報は各公式HPの画像やムービーより)
DQMJ3オリジナル
DQⅩ(新規参戦モンスター)
ニードルマン、魔女グレイツェル、ビックハット、プリーストナイト、インキュバス、ダークプラネット、ダークネビュラス
サンダーシャウト、たんすミミック、パンドラチェスト、密林の守人、赤飛竜、青飛竜、黄飛竜、黒飛竜
大魔王マデサゴーラ
DQMSL・モンスターパレード
グランシーザー(DQMSL)、ベスキング(モンパレ)、キラークリムゾン(モンパレ)、闇の王ヴラード(モンパレ)
その他、過去のナンバリングなど
ガメゴンロード、マリンスライム、しびれくらげ、デスバロット、きめんどうし、メトロゴースト
配合
本作では配合の仕様がまた新しくなり、まず性別という概念が廃止された。そりゃデスピサロ♀とかメタルゴッデス♂とかわけのわからない仕様がネタにされたこともしばしばあったが…ともあれ、この仕様変更のおかげで性別を間違えて配合しなおし…という手順を踏むことなく円滑に作業を進められるようになったのはうれしい。
この他てんせいのつえがなくてもそもそも配合元のモンスターを選択できたり、スキルを極めて捨てれば証として手元に残ったりといろいろ便利になった部分が多い。またジョーカー3ではあくまの書系統が削除されたが、カラーフォンデュの登場であくまの書と同じような使い方ができる。
テリワン3Dの究極配合、イルルカの新生配合に続き、ジョーカー3では超生配合が登場。エンディング後に解禁される要素で生まれる子供の+値が100を超えていればOK。前作より制限が非常に緩められており、各モンスターに定められている固有特性(スライムなら「会心出やすい」)以外コスト上限を超えない限り特性を自由に差し替え可能、サイズ改変も制限なし(4枠のドラゴンキッズもスモールのギガンテスもOK)と非常にフリーダム。
超ギガボディ(ダメージ上限9999)+暴走機関(テンションアップによりアタカン&マホカン貫通)+超こうどうはやい(いきなりリバースは今作不在)からのマダンテぶっぱは早速要注意戦術筆頭候補になっている。今まで猛威を振るっていたみがメタは後述の理由により弱体化していたり、呪文の賢さ補正が上がっているのも追い風。
本作のメタルボディ
ジョーカーが始まって以来、各所で猛威を振るってきたみがわりメタル、通称みがメタ。圧倒的守備力と耐性を誇るメタル系モンスターに攻撃を肩代わりしてもらうこの戦術は超お手軽かつあまりにも強力だったために、ルカニ・マインド(休み)・ハック弱点化、みがわり弱体化などスタッフもテコ入れに苦労してきた。
そんなテコ入れをあざ笑うかの如く相変わらず猛威を振るっていたみがメタだが、今作で遂に致命的な弱点が追加される。というのも特性のメタルボディに凄まじいマインド耐性低下がついているのだ。具体的に言うとメタルボディが-10、ハードが-11、超ハードが-12。これがどれくらい苛烈かというと、超ギガボディ(+4)&こうどうおそい(+2)&休みガードEX(+4)をつけてようやくメタルボディの補正を相殺できる程。デフォルトでマインドに無効耐性を持つモンスターはドラゴン系+★やエスタークなどがいるが、「1枠で」「メタルボディを持ち」「マインドを無効にした」上でまともに戦わせるのは中々難かしい。
これを避けるためには特性をライトメタルボディ&全ガード+に差し替える必要があるが、もちろん今までと同じようにはいかず、スモールボディや複数回行動を持たせると容赦なく守備力が下がるし、特性メタルキラーも非常に怖い。
他にもせいけんづきがGサイズ全体化の対象になったのを皮切りにメタルにも安定して大ダメージが入る攻撃手段が大幅に増加し、今作のみがメタは今まで以上に大きなリスクを伴うことになった。とはいえ耐性が確保しやすいし、死に際の特性も活用すれば今まで以上に戦況を有利に運びやすいのも確か。いかに死ぬかまで考えて戦略を立てるといいだろう。
余談だが、みがわりそのものにも「自身のテンション2段階低下」が追加された。みがわり以外の行動がしにくくなったが、テンションを奪う攻撃に強くなるためどっこいどっこい。
なお、本作でまた新たなメタル系モンスターが多数追加された。彼らの共通点は固有特性が「にげあし」(メタルライダーは例外)、低いHP上限値(メタルライダーは普通)、守備力上限1500(メタルライダーと聖銀のどくろあらいは例外)、属性攻撃半減、能力&耐性低下・吸収・マインド弱点、その他異常激減という共通点を持っている。
なお、メタルライダーとドラゴメタルはデフォルトの特性がライトメタルボディだが超生配合でメタルボディ以上に差し替えればメタル系と同じように運用可能。
以下、このような特徴を持つモンスターを列記する。
(凶)メタルスライム、メタルブラザーズ、はぐれメタル、メタルキング、プラチナキング
メタルパール、メタルエンゼル、メタルトリュフ、メタルホイミン、メタルゴッデス
スライムゴールド、ゴールドパール、ゴールドエンゼル、ゴールデントーテム、ゴールデンスライム
スライムマデュラ、聖銀のどくろあらい
メタルライダー、ドラゴメタル(この2体はライトメタルボディがデフォ)
マインド耐性をどうするかはパーティーと要相談だ。固有特性「にげあし」は当然死に特性だが、この特性のコストは0なので、他の特性の選択の邪魔にならないと考えればメリットでもある。
余談だが、今までスカウトか特殊配合でしか調達できなかったメタル系だが、本作ではスライムマデュラが位階配合で生み出せるようになっている。
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関連項目
- ドラゴンクエスト
- ドラゴンクエストモンスターズ
- ドラゴンクエストモンスターズジョーカー(ナンバリング作品)
- ドラゴンクエストモンスターズジョーカー3プロフェッショナル(続編・ジョーカーシリーズ最終作)
- ドラゴンクエスト関連用語の一覧
外部リンク
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