ナイトストライカーとは平成元年(1989年)に稼働開始したタイトーのアーケード用シューティングゲームである。メガCDなどに移植された。ディレクターはぱぱら快刀こと海道賢仁、サウンドはタイトーサウンドチームZUNTATAが担当した。
概要
ストーリー
2049年、謎のテロ組織に誘拐されたレーザー工学の博士父娘を救出するため、国連の特務機関・通称ナイトストライカーに緊急指令が下された。
緊急指令
ナイトストライカー1へ。これより作戦を開始する。
テロリスト達を撃破し、組織の本拠地を目指せ。
なお、作戦の詳細は追って指示する。
ゲームシステム
ゲームの筐体は専用の大型筐体で、国内出荷台数が304台[1]しか無かったことで知られる。ゲーム内容はポリゴン以前の2Dグラフィックによる擬似3Dシューティングで、水陸両用のスーパーカー・インターグレイを操作してステージをクリアしていく。ステージ数はA~Uまでの全21面で、ステージクリアすると『ダライアス』シリーズのように分岐図が表示され、ステージ選択が可能。分岐図の終点となる6ラウンド目をクリアするとゲームクリアとなる。
ステージ構成は市街地・海上・工業地帯・トンネル等があり、全て夜景で統一されている。ハードウェア的には戦闘機のような操縦桿、座席のボディソニック、4つのスピーカー、筐体の天上と左右にある照明"ライトストリームシステム"(プレイに従い照明が流れるシステム)等が配置されており、専用筐体でしか体験できない、趣向を凝らした筐体である。
エンディングはステージ分岐によって6つに分かれるマルチエンディング方式。そしてこのゲームで最も話題となったであろう「ステージ中で一発もショットを撃たず、かつノーダメージでクリア」することで得られるボーナス点"パシフィストボーナス"等によるやり込みプレイにも対応。全ステージでパシフィストボーナスを繰り出すスーパープレイがビデオで販売されるなど話題となった。
音楽はタイトーサウンドチームZUNTATAの高木正彦が担当。"URBAN TRAIL""Burning Road""BOSS6"等の名曲を提供した。
関連動画
関連項目
脚注
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