ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂとは、滝本竜彦の小説作品である。
同氏のデビュー作品としても知られる。
概要
高校生・山本陽介はある日、買物帰りに雪の中1人で佇む謎の少女・雪崎絵理と偶然出会った。何か危険な感じを漂わせる彼女に戸惑っていると、空からチェーンソーを持った男が現れ、唐突に絵理と死闘を繰り広げる。
どれだけ攻撃を浴びせても倒せないチェーンソー男。そのチェーンソー男といつ終わるとも解らぬ戦いを続ける絵理。
そして、2人を巡って大きく変化していく陽介の日常・・・
登場人物
- 山本陽介
- 主人公。平凡な高校2年生。何事に対しても無気力で充実しない学園生活を送る中、ある冬の晩に絵理とチェーンソー男の死闘に突如巻き込まれた事で、日常から非日常の世界へと足を踏み入れる事になる。
- 雪崎絵理
- 本作のヒロイン。高校1年生だが、陽介とは違う高校に通っている。ある時から突然、常人離れした身体能力とチェーンソー男の存在を感知する力が身に付き、チェーンソー男と孤独に戦い続けている。
チェーンソー男を倒す事で「本当の幸せ」に辿り着けると思っている。 - 渡辺
- 山本の友人。陽介と同様の不良生徒。いろいろと趣味が変わるが、どれも長く続かない。
- チェーンソー男
- 絵理が戦う不死身の男。素性から目的から正体から、全てが謎の存在。顔も若いか年老いているか、判別できないらしい。毎夜どこかに出現しては、チェーンソーを振り回し絵理と戦い続けている。
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関連項目
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