なぜそんなに先を急ぐのか?オトナたちは言う。でも仕方がないんだ。熱くて危険な快感が、ここにはあるから・・・。
ハイパーゾーン[SFC]とは、HAL研究所から発売された日本のシューティングゲームである。
「ハイパーゾーン」と呼ばれる産業廃棄物処理のため突如出現したアミューズメントパークでプレイヤーはシューティングゲーム感覚で危険で過激な遊び場へ足を踏み入れることになる・・・・・・・
概要
シューティングゲームとしては奥スクロール・シューティングに分類され、敵や障害物を粉砕しながら進む。ステージ最後にボスが待ち構えていてボスを倒せばクリアとなり、次のステージに進む。全8ステージから構成されている。
操作・A/Y/Rボタン・・・ノーマル弾発射。押し続けると殲滅砲発射可能(自機がレベルアップしてる場合)
B/X/Lボタン・・・自機が減速。(ブレーキを使いすぎるとダメージを受ける)
十字ボタン・・・自機の操作
ステージ概要
stage1「OLD CAPITAL」・・・「オールドキャピタル」は、かつて「夢の惑星」の中心地として栄えていた。この星で全ての処理と再利用が行われていたのである。しかし廃棄物が増大すると処理機能も高度化学化・拡大化し、周辺の惑星に各役割が分散。そのため現在は廃棄物の窓口の機能のみを担う、閑散とした惑星である。
stage2「BLAST FURNACE」・・・炎の立つ「ブラストファナス」は、以前に人工太陽化を試みたが失敗。現在では可燃物の焼却用に再開発された。
破壊不能の火柱が出現。
stage3「MATERIAL FACTORY」・・・メタリックな地表が特徴の「マテリアルファクトリー」は、現在の首都である。廃棄物の再利用工場が並び、再利用による生産物の管理供給を一手に引き受けている惑星だ。
stage5「RIPPLEFIELD」・・・緑豊かな「グラスランド」と、水をたたえた「リップルフィールド」は、太陽系の産業廃棄物と人口過剰の双方を解消するための再利用生産物による惑星開発計画のモデルである。ハイパーゾーンの興行収入も投資されている。
stage6「NEO MAGALOPOLICE」・・・ネオンが輝く「ネオ・メガロポリス」は地下と地上の二重構造になっている。地下には坑道が網のように張りめぐらされ、鉱物や天然ガスといった資源が採掘されている。地上は、ハイパーゾーンを観戦に他の惑星たいからやって来た人々のために観光施設がひしめき、街のあちこちに設置されたマルチスクリーンでは、レースの模様が常に生中継されている。
敵の風貌が第1ステージにそっくり。ここで出てくる「ヨコバリー」と呼ばれるオジャマ敵は倒すことが可能。
stage7「BIOPLANT」・・・「バイオプラント」は、惑星全体がクリーンルームとなっており、遺伝子操作によって誕生した新種の微生物の研究が行われている。この微生物を使用すると、廃棄物を無害かつローコストで処理でき、無機物を有機化することもできる。近未来のテラ・フォーミング(未開発惑星の地球化)のため、全惑星帯の科学者が結集している。
「バイオ」と付くだけあって生物系な敵が多い。第4ステージの亜種とおぼしき敵もちらほら・・・・・
finalstage「HYPERZONE」・・・最後のステージ。ここでは各惑星のボス達が連戦で襲ってくる。7体全てのボスを倒すと、最終ボスが出現する。無事倒すと、全ステージクリアとなりエンディング・スタッフロールとなる。
火星と木製の間には、いくつもの小惑星帯が存在する。ハイパーゾーンが設置されている「夢の惑星」もその小惑星帯の一つである。肉眼で見ることができる7つの惑星には、それぞれ役割があり、「夢の惑星」独自の歴史を刻んでいる。なお第8エリア「HYPER ZONE」は異次元空間に浮遊するため、残念ながら肉眼でとらえることはできない。
プレイヤー機
プレイヤーが操作する戦闘機は、乗り換え式。敵を倒して得たポイント数によって次のステージに乗る戦闘機が変わる。全6種類。戦闘機は徐々にパワーアップしていき、最後はチート並みの強さを誇る戦闘機に乗ることができる。初期の戦闘機はノーマルショットしか撃てないが、2号機以降は「殲滅砲」と呼ばれるAボタンの押しダメで発射できる。敵を一気に片付けられるのでかなり気持ちいい。
1号機「BM-4」・・・プレイヤー初期の戦闘機。ノーマルショットしか撃てないため、早めに乗り変える必要がある。
2号機「H-WING」・・・小さい殲滅砲を装備。範囲は小さいが、ノーマルショットに比べて威力はかなり大。 (乗り換え規定数30000点)
3号機「P-7」・・・殲滅砲が強化されている。中範囲の敵を殲滅できるので、攻撃力はなかなかのもの。 (乗り換え規定数60000点)
4号機「RW-91」・・・最上級の殲滅砲を装備している。効果範囲もかなり大きく絶大な威力を持つ。 (乗り換え規定数80000点)
5号機「X-003」・・・最上級の殲滅砲に加え、コースで敵のダメージを受けてもスピードが落ちない。 (乗り換え規定数140000点)
6号機「BM-4 REFORM」・・・基本性能は5号機と同じだが、殲滅砲のチャージ時間が恐ろしく短い。 (乗り換え規定数????点)
小ネタ・その他
finalstage「HyperZone」のボスラッシュが、後の「星のカービィ」のボスぶっちの原点となっている。
BGM担当が「星のカービィ」のBGMでお馴染みの石川淳さん。
エンディング・スタッフロール終了後、画面にHALKENと画面が出ている時にスタートボタンを押すと2巡目に入る。
関連動画
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関連コミュニティ
ハイパーゾーンに関するニコニコミュニティを紹介してください。
関連項目
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