ハッチポッチP(読み:はっちぽっちぴー/投稿者名:青オニ)とは、VOCALOIDプロデューサー(P)の一人である。
概要
使用するVOCALOIDは初音ミク、巡音ルカ、鏡音リン・レン(Append)、GUMI、Lily、CUL。4曲目「歌秘め」では弱音ハクも登場。
オリジナル曲を19曲、セルフカバー曲を2曲、カバー(アレンジ)曲を3曲発表している。
代表曲は「原始人」、「糸屋おみく捕物帖」、「ハマのリリィ」ほか。
郷愁を誘う民族風のデビュー曲「赤い砂」に始まり、総じていわゆる「おっさんホイホイ」な曲を作る。しかしその曲調は驚くほど幅広く、Pの引き出しの数はいまだ計り知れない。
数曲において自身でギターを演奏する。
また
自転車旅行が趣味のようで、旅行中に撮影した写真をPV中によく使用する。
写真にはミクやルカたちMMDのキャラクターがごく自然に溶け込んでおり、画像加工にも定評があると言える。
いわゆる「しゃくり」を織り交ぜた歌わせ方が印象的で、Pの調声の大きな特徴となっている。
初期は超高音を駆使する曲が多く、高すぎるとのコメントも付いたが、高音でもよく通る調声がされている。
うれしいと鼻血が出る体質のようである。コメント魔。
一部でピスタチオと呼ばれているとの噂もあるが詳細は不明。
オリジナル曲・セルフカバー曲
2008年08月15日、処女作「赤い砂」(初音ミク)を発表。ノスタルジックな曲調に、「ききいるミクうた」のタグが付く。
2008年09月03日、2曲目「素麺」(初音ミク)を発表。この曲で初めてはちゅねミクがPVに登場。また、初音ミクはその妹であるという異色の設定が明らかになり、「はちゅねが姉かよw」との突っ込みを受ける。
2008年09月30日、3曲目「衝動QQXX」(初音ミク)では、はちゅねと初音ミクが姉妹コントを繰り広げるPV、可愛らしくも懐かしい曲調で好評を得る。
初めてマイリス数100を突破した曲でもある。
2008年11月04日、4曲目「歌秘め」(弱音ハク・初音ミク)発表。弱音ハク初登場。
ハクがミクのマスターという設定で、初めはハクがひとりでピアノの弾き語りをしているが、途中からミクがやってきて歌い、最後はふたりでいっしょに歌うという、ストーリー仕立てのPVが付いている。
またしてもおっさんたちの涙を誘うストーリーとなっており、「酒のうまくなる曲」タグが付く。
2008年12月23日、5曲目「ビジブル・ベル」(初音ミク)発表。初めてMikuMikuDanceを使用しないPVを披露するが、はちゅね・初音姉妹は今回も健在である。
今度は不遇のオタクたちの涙を誘う、異色のクリスマス曲となっている。
2009年05月02日、6曲目「百倍返し」(巡音ルカ)発表。初のルカ曲である。Pのルカさんはデレツンのようだ。
青オニ節全開のラテンなナンバー、そして特盛。これぞおっさんホイホイ。
2009年09月14日、7曲目「原始人」(初音ミク、巡音ルカ)発表。ミクとルカの癒し系デュエット曲となっている。
PVでははちゅねミクとたこルカが野山を駆けずり回っており、思わず野生に帰りたくなる視聴者が続出。
翌日15日、日刊VOCALOIDランキング#583にて5位。21日、週刊VOCALOIDランキング#103にて14位。
マイリス数2000を超えるヒット曲となった。
2009年11月16日、8曲目「糸屋おみく捕物帖」(初音ミク)発表。暫定公開版。
時代劇風物語音楽となっており、異形のおみくの成長する姿をえがく……と思いきや、「それじゃはじまり一の巻」で終わるため、続編を求める声が後を絶たない。
あたまわるい時代劇がお好きなおっさん・オバサマ方へ――さあ、一緒にレッツ妄想。
2010年01月06日、オリジナル曲のセルフカバー「衝動QQXX feat.Rin」(鏡音リン)を発表。鏡音リン初登場。
PVはピアプロから借用した画像で構成されている。舌っ足らずな「きゅっきゅっ♪」の破壊力は甚大である。
2010年02月21日、9曲目「ハカナイブルース」(弱音ハク)を発表。タイトル通り、どが付くブルースである。
この曲ではP本人がギターを演奏しており、オマケでは姉妹の後ろでギターをかき鳴らす姿を見ることができる。
2010年03月29日、10曲目「たこさんウインナー」(GUMI、初音ミク、巡音ルカ、鏡音リン・レン)を発表。
GUMI、鏡音レンが初登場。※レンについては、コーラスでは下述の「【糸屋おみく捕物帖】に関するあれこれ」が初出。
管楽器とパーカッションのみの鼓笛編成で、元気の出るパレードマーチとなっている。
2010年07月29日、11曲目「はぐれ甚句」(鏡音リン・レン)を発表。上述「糸屋おみく捕物帖」シリーズ、待望の壱の巻……と思いきや”零の弐”ということで、まだまだ続編要求の声が途絶えることはなさそうである。
江戸時代に金の髪に青い目を持って生れてしまった双子さんのオハナシ。
2010年08月15日、12曲目「ガチガチBLUES」(Lily)を発表。タイトルに偽りナシのどブルーズ。
たとえ初登場・体験版のLilyであろうとも、Pの手にかかれば「ハマのリリィ」となるようである。ぶいぶい。
2010年10月18日、13曲目「ハマのリリィ」(Lily)を発表。”前曲のタグからデッチあがった”一曲。
MMDによるPV付。家出少女はちゅねと、ハマのハリィ(ハニーリリー)の、ちょっぴり心温まるストーリー仕立て。
2011年02月25日、14曲目「CUL☆GAL」(初音ミク)を発表。
CULテーマソングコンテスト応募曲であり、可愛らしいキャラクターソングに仕上がっている。
2011年03月23日、15曲目「クズノウタ」(鏡音レンAppend・power)を発表。レンのソロ曲は初となる。
大震災から復興への動きの中、何かしたいと思いながらも行動できない情けなさ、やるせなさを歌っている。
2011年05月22日、16曲目「アンパンと牛乳」(巡音ルカ、Lily)を発表。
夢に向かってがむしゃらだったあの頃を歌うブラスロックである。PVのおっぱイラストは鷹緒氏による。
2011年12月23日、セルフカバー曲として「Visible Bell」(GUMI Power)を発表。
原曲は3年前に投稿した「ビジブル・ベル」(初音ミク)。
2012年06月12日、17曲目「野ケモノ」(Lily、GUMI)を発表。
ファンキーな曲調にアンダーグラウンドな歌詞が意味深な一曲である。
2012年09月13日、18曲目「マイノリティアーズ」 (巡音ルカ、Lily)を発表。
「歌秘め」以来の静かなピアノ曲。ブルースが好きな女子高生2人が出会ったら。
2013年04月26日、19曲目「Cheap Girl Blues」 (CUL)を発表。CUL初登場。
サウンドハウスの激安テレキャスターモデルTL-250(¥6,580)通称「プレテレ」を使用した一曲。
「安い女」を自称する「あたし」の想いが切なく響くブルースとなっている。
カバー・その他の動画
2009年06月03日、巡音ルカを使用した奥華子「笑って笑って」のアレンジ曲を発表した。
「笑って笑って」歌ってみた&演奏してみたコンテスト参加曲である。
2010年01月01日、「【糸屋おみく捕物帖】に関するあれこれ」との動画を投稿。上述のオリジナル曲「糸屋おみく捕物帖」の鏡音リンボーカル版が聴ける。
また、同曲の番外編にあたる鏡音リン・レンのオリジナル曲の1コーラス(当時タイトル不明)も聴ける。→完成版:上述「はぐれ甚句」
2010年05月30日、「はちゅねかわいいね音頭の続きを作ってみたらドドンパになっていた件」を投稿。MMDによるPV付。
はちゅねかわいいね音頭に感染したはってぽってぺーが続きを作ってみたらはちゅねかわいいね~♪
2011年03月26日、鏡音リンAppend・sweetを使用した、山崎ハコ「ひとり唄」のカバー曲を発表した。
ギター1本のもの悲しい伴奏に乗せて、鏡音リンが、歌います……。
P名の由来
不明である。3曲目「衝動QQXX」にある日突然「ハッチポッチP」のタグが付き、本人が喜んでいたので誰も反論することなく、そのままタグロックに至ったものと思われる。
経緯が気になるところではあるが、本人が気に入っているので問題ないのだろう。
関連動画
関連項目
- 初音ミク
- 巡音ルカ
- 鏡音リン・レン
- 鏡音リン・レンAppend
- Megpoid(GUMI)
- Lily
- はちゅねミク
- たこルカ
- ハリィ
- MikuMikuDanceのプロデューサーの一覧
- たこルカ&はちゅねミク
- 昭和84年
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