バッテラとは、
本記事では1について解説する。
概要
バッテラは酢でしめたサバを使った押し寿司である(押し寿司とは、酢飯を箱に詰めてその上から具材を載せ、最後に上から押さえつけることで作られた寿司である)。また、サバを白板昆布(バッテラ昆布)でしめ、最後にサバの上にしめるのに使った白板昆布を載せることも特徴的である。
バッテラは明治26年に大阪のすし屋「寿司常」の中恒吉が考案したとされている。元々はサバではなくコノシロが使われていたが、コノシロの値が上がったのでサバで代用するようになった。
バッテラという名前は、ポルトガル語で「小舟」を意味するbateira(バテイラ)に由来するとされている。これはバッテラにかつて使われていたコノシロの半身のしっぽがぴんと上がった形が、船に見えることから呼ばれるようになったものである。
食べられる店
バッテラ発祥店の「寿司常」は三代目店主がいったん暖簾を下ろしたが、30年ほど経ってから四代目店主が再び「寿司常」を再開したため、今でも食べに行くことができる(関東を中心に江戸前寿司を提供している「寿し常」とは異なるので注意)。
大阪が本場であることは事実だが、バッテラは全国的に有名な寿司なので、近所のお寿司屋さんでも買える。ただし、回転寿司はあまり取り扱ってない。またさらに言えば、イオンなどのスーパーのお寿司コーナーで売っていることもある。
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外部リンク
【寿司好きは知っておくべき名店】大阪を代表する寿司「バッテラ」発祥の店が30年ぶりの復活
関連項目
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