バベル(専門用語)とは、一般には女にはなく男だけにある幻のサード足(サードアイではない)を指す隠語であるとされるが、その真相は定かではない。
概要
一般的には女にはない謎の物体Xであるとされ、男の足と足の間に寄生するミギーのような存在であるとされるが、解釈は時代や人によってさまざまである。
バベルと人類の関わりの歴史は古く、多方面での研究がなされている。ここでは特にその中でも、バベルと科学のつながりの歴史を紐解くことにしよう。
かつて人類はバベルを巨視的(マクロ)にしか解析することができず、長きにわたってバベルとは化学物質であると言われてきた(特に、その性質から構造的に非常に複雑で、高機能なタンパク質の一種という説や、複数の有機物の集合であり、それが機能的な構造を有するという説が有力であった)。これを、バベルの古典的解釈と言い、この範囲でのバベル研究分野は、一般には古典バベル学と呼ばれている。
当初は二次元薄層クロマトグラフィーなどの単純な作業によって抽出や単離が可能であると信じられてきたが、成功した例はなかった。実験技術の向上によってさまざまな抽出が試みられたが、実際に単離に成功した例はなかった。それどころか実験や観測の技術と精度が向上するにつれ、バベルに関して従来の科学原理とは合致しない不可解な実験結果や性質が次々と報告されるようになり、科学者たちは従来の科学という枠内ではバベルの説明を行うことは不可能だということにようやく気付き始める。思いっきり煎じつめて言うなら、バベルはもう、限界だったのだ。
このように、さまざまな実験結果を基礎として、バベルは従来考えられていたようないわゆる単純な「物質」ではないことが判明する事となる。そこで、科学者たちはパラダイムの転換を余儀なくされた。そう、バベルの性質は巨視的な視点において説明可能な類のものではなかったのだ。おおざっぱに言うならバベルは「微視的(ミクロ)な現象の集合」である。こうして現代バベル学が誕生するわけであるが、こうした一連の発見とパラダイムの転換が、同時に近代の量子力学の幕開けとなったことはあまりに有名である。
現在、バベルは以下のように解釈されている。バベルにはいくつかの存在状態(存在様態)があり、バベルはいくつかの素粒子の状態(様態)の重ね合わせで表現されるものである。つまり、観測すると観測値に対応する値に変化するものがバベルであると解釈されている。
バベルが空間的に一点に存在することや、特定の運動量を持つことは「現時点(つまり、観測開始の時点)」では容易に実体の観測と確認が可能である。視覚的にも科学的(数値的、もっといえば物理量的)にも、その存在を疑うことはできない自明な実体が、そこ(足と足の間)にあるのである。この事は同時にバベルが空間的広がりを持つ実体であることも示している。
しかし、そこでバベルを微視的なレベルで観測するにあたっては、無視できない問題が発生する。いつそこに広がりを持つ実体としてバベルが存在したのかを説明することは原理的に不可能(単なる不可能ではない)ということが、バベルの解析の上で問題になったのだ。
バベルがいつからそこに存在しているのかを示すことは原理的に不可能である。なぜなら、現時点で観測しているバベルの比較対象に関して、観測前の状態を得ることが原理的に不可能であるからである。専門的なことは割愛するが、バベルを微視的に解析する場合、この点が非常に問題になったのである。
という実験的事実を事前に合意事項として公理的に採用する「解釈」を行うことで性質と存在の説明がなされている。なお、そういったバベルの考え方を応用したものがコペンハーゲン解釈である。当然ながら、「解釈」なので別の解釈も成り立つが、現時点のバベル解析においては上記の解釈で十分ことが成り立つので、この解釈が必要かつ十分なのであると考えられている。
・・・と、長々と書いたが、要するにバベルはただ、そこにあったのである。
永久に不滅であり、我々にとって永遠の謎であり、神秘とロマンに満ち溢れた存在。それがバベルであると言えよう。
応用例
通常バベルは出生時に一人に1バベル、もしくは0バベルが割り振られるため、バベルを底とし、底(バベル)およびその冪を基準にして数を表すことができる。これを、2バベル法といい、英語ではバベナリー(babenary)という。二値の物理現象を記述する際に用いられ、集積回路や磁気ディスクでのバベル利用が有名である。
豆知識
多くの者がバベルの手入れにティッシュペーパーを利用しているが、キムワイプ(もしくはキムタオル)を用いて手入れすることが推奨されている。
慣用句
バベルと人類の関わりの歴史は古く、慣用句にも多く登場している。
- バベルが勃った!
- お客様、お会計のほうちょうど2バベルになります(一度に1バベルor0バベルしか所有できないため、不可能の意)。
- 妹子ーざまぁみろー、バベルが建ちましたぁーw
- バベルは二日(ふたにち)にして成らず
- 三度のバベルは二次元とふたなりまで
- ソビエトロシアでは、バベルが手を抜く!
バベルに関する名言
- 人間の邪悪な心を変えるのは難しい。プルトニウムとバベルの性質を変える方がやさしい。(アルバート・アインシュタイン)
関連項目
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