「ヒートマン」とは、ロックマンシリーズ第2作目『ロックマン2 Dr.ワイリーの謎』に登場する8大ボスの1体、「DWN.015 Heatman」のことである。
概要
ゲーム的な扱いは次の通りである。
前作のファイアーマンのノウハウを基に開発されたロボット。ジッポーライターに手足が生えたような外見をしている。耐熱性に優れたボディを持ち、火を自由に発生させることができる。特殊武器「アトミックファイヤー」は、圧縮型ブラスターにより12000℃にも及ぶ高熱(実際には炎が12000℃に達することはなく、プラズマ化する)を発生させ、その炎を身に纏い炎の塊となって突進する。背中には火力調節ダイヤルがある。
※詳しくは「Wikipedia:ロックマン2 Dr.ワイリーの謎」をご参照下さい。
ファイアーマンを基に作られたロボット。耐熱性に優れたボディを持ち、炎を使って熱を自在に操る。
ロックマン7では博物館ステージの背景に展示ロボットとして出演している。このことから、7の時点ですでに機能停止している可能性がある。このステージではBGMに、ヒートマンステージのBGMの一部が使われている。
SPADでの担当声優は森久保祥太郎。クイックマンとの二役である。
この時のヒートマンはなぜか名古屋弁で話し、やや勝気な性格である。しかし、ロックマンに勝利し高笑いしていたところ、ライターの蓋部分が意図せず閉まるといったコミカルな演出もあり、同作品でほぼ唯一のボケキャラとなっている。
登場シーンは僅かながら強烈な印象を残すキャラであり、兼任のクイックマンと合わせ、中の人の演技が光っている。
◆特殊武器
アトミックファイヤー
(小火炎玉を3つ同時にロックマンに投げつけ、着弾すると6のフレイムブラストのようにしばらく燃え続ける。もしくは、圧縮型ブラスターによる12000℃のプラズマ化した炎を纏いロックマンに向かって突進する攻撃)
ロックマンが使用すると、三段階に溜め可能の武器となり、溜め具合に応じ消費エネルギー・攻撃力も増大する。シリーズ初めてのチャージ概念を持つ武器。消費エネルギーは小玉1、中玉4、大玉10。玉の正体は放射能を含む圧縮された炎。
◆特殊武器が有効な相手
ウッドマン(ダメージ小玉1,中玉3,大玉14)、クイックマン(ダメージ小玉2,中玉6,大玉10)
◆攻撃力
◆武器相性
弱点武器:バブルリード(ダメージ6)
無効武器:リーフシールド、タイムストッパー
回復武器:アトミックファイヤー、クラッシュボム
その他:エアーシューター・クイックブーメラン(ダメージ2)、メタルブレード(1ダメージ)、ロックバスター(ダメージ2)
特記事項:
クラッシュボムをヒートマンの突進中に使うと、ヒートマンが体力を全回復する上暴走する。
漫画版では、クラッシュマンがヒートマンにボムを食べさせ強化する場面も見られた。
◆外見的特徴
金色のジッポーライターのようなボディに手足が生えたような外見。肩と手足部分、頭部は赤。モヒカン部分とひざ当てはボディと同色。腿・腕タイツ部分は黒色。
SPADによるとライターの蓋にあたる部分は開閉可能で、ときどき予期せず閉まってしまうことがわかる。またワールド1のエンディングによれば、普段半分閉まっている目蓋は上げられることも確認されている。腹部に緑色のコアを有する。全シリーズの戦闘用ロボットの中でも比較的大型のコアである。
◆ステージ
溶けた金属を流すパイプ内と思しきステージ。下を流れる金属に触れると一発ティウン。
また悪名高い消える足場ことブーンブロックが中盤から終盤にかけて配置され、難易度を恐ろしく上昇させている。ステージの敵よりギミックが怖いステージである。
終盤に1upが配置されているが、アイテム2号が無いとティウンせざるを得ない状況に陥り、取っても意味が無い。甘い罠~1up編~ ♪アイテム2号があれ~ば~♪
◆ステージ曲
◆傾向と対策
基本的に静止した状態から3つの火の玉を投げつけ、こちらが攻撃をしてダメージを与えると炎をまとい突進してくるというのがパターン。
火の弾は戦闘開始直後にも放たれるため、これを避けるのがノーダメージ撃破の一番の鍵である。
これさえ避ければ後は攻撃→アタックを避ける→壁際へ走りながら火の玉をかわす(突進を交わし、すぐに逃げれば投げられる弾はロックマンへ届かない)→ヒートマンへ攻撃→アタックを避ける→壁際へ…と行動すれば一度もダメージを食らわずに撃破することが可能である。操作も容易で安全なため、初心者ならこの方法で倒すことを勧めたい。
少しうまい人の倒し方としては、アタックをさけた直後すぐにヒートマンへ振り向きバスターでダメージ→適度な距離を離れる→アタックを避ける→振り向きパスター→…といった倒し方がある。こちらは多少危険を伴いダメージを食らわずに倒すのが難しくなるが前者の倒し方よりも効率的でより短い時間で倒すことができる。
R&Fのデータ
トリビア※未確認情報含
- ステージ曲の1ループがロックマン2で一番短い。また同社のゲーム「ファイナルファイト」の港湾地区の最初の曲に似ているとの指摘もある。そのためこの曲の作曲者は、両作品で作曲を担当したYUUKICHAN’S PAPAこと坂口忠洋という説もある。
- MD版では、ややポップな感じになり曲のテンポが遅くなった。そのため1ループが長くなったが、賛否両論である。
- 2のCM曲はヒートマンステージのBGMが採用された。
- BGMはメイン部分が短いが、ゆえにジャズにも合う。詳細はsm2177559で。
登場シリーズ
関連動画
関連商品
関連項目
- 3
- 0pt