ビッグコアとは、横スクロールシューティングゲーム「グラディウス」シリーズに登場する敵である。
↓こんなの(初代のもの。たぶんこれが一番有名だと思われる)
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本項ではこの「ビッグコア」と、直系および派生機体(原則「○○コア」という名前のもの)のうち、代表的なもの、および編集者書けるものについて扱う。
概要
初代グラディウスの一面から登場し、以降のシリーズのほぼ全てに登場するボスキャラ。プレイヤー操る「ビックバイパー」と並びシリーズの象徴的キャラクターである。同じくコナミの製品である「遊戯王 デュエルモンスターズ」にも「巨大戦艦 ビッグコア」として登場している。
”ビッグ”コア(Big Core)である。ビッ”ク”バイパー(Vic Viper)は存在するがビッ”ク”コア(Vic Core)は存在しない。
この機体の特徴は、中央に設置された目玉にも見える巨大なコアである。コアの周囲は堅固な装甲で守られており、通常火器による攻撃の一切をシャットアウトする。しかし構造上の欠陥か、それともバクテリアンのフェアプレー精神によるものか分からないが正面にコアへ通じる数枚の隔壁状の、破壊可能な装甲が設置されており、通常そこを破壊し、コアを狙うことで攻略する。
攻撃手段は作品にもよるが基本的にビームのみで、動きも単調なため撃破は容易である。
余談だが側面には装甲はないらしく、PS2の「グラディウスV」ではムービーシーンにて側面からのレーザーを受けて一撃で破壊されていた。それでいいのかバクテリアン。それでいいのかコナミ。まあ、Vでは普通の雑魚敵としてわらわら出てくるのでそういうもんなのかもしれない。
さらに余談だが「ソーラーアサルト」では正四角錐のような形状になっており、どこから見ても同じような形状にみえるようになっている。どっちが正しいビッグコアなんだコナミ。
携帯電話用ゲームソフト「グラディウスNEO IMPERIAL」において、遂に主人公機への昇格を果たす。ショット・レーザー・ミサイル・エリア攻撃を自由に切り替えることが出来、かつ遮蔽板以外の部分は無敵(但し、地形扱いのものや耐久力のある敵が直接コアに触れるとミス)という、グラディウスシリーズにあるまじき高性能を誇る機体であった。
この作品のストーリーは、軍事国家マーズに反旗を翻した人間が、開発中の新型ビッグコアを奪って脱走を図ったというものである。
脱走の顛末については関連動画、もしくは自分でプレイして参照されたし。
派生機体
直系
ビッグコアMk-II
初登場はグラディウスⅡ(AC版)。コアが2つに増え、さらに上下にスライドするカバーを搭載。レーザーの発射数も増加し、初代よりもかなり手ごわくなった。しかし、初代同様動きが単調で、さほど素早くないためさしたる強敵ではない。
なお、通常は大回りする感じでレーザーを回避するが、やや上級者向けの回避方法ではあるものの、実はレーザーが当たらないラインが存在しており、そこで回避することができた。しかしⅢで再登場した際はこの「穴」はなくなっているためセオリー通り、大回りする感じでレーザーを回避する必要がある。
グラディウスⅤで再登場した際には回転しながらの突撃を行うなど、機動力は大幅に改善された模様。
ちなみにFCの「がんばれゴエモン2」になぜかボスとして登場した過去もある。
ビッグコアMk-Ⅲ
グラディウスⅢ(AC版)から登場。コアがさらに増え3つになった。基本的な構造はMk-Ⅲに近いが、カバーに設置された2つの砲門から極太のレーザーを発射して自機を間に閉じ込め、そこに二本の細いレーザーを発射し、極太レーザーに反射させて狙ってくるという鬼畜な攻撃を行ってくる。特にAC版Ⅲでは反射レーザーの弾速が発射を見てから回避できないほど速く、プレイヤーを恐怖のズンドコに陥れた。
3つのコアのうち2つを破壊した後には二連装のレーザーを乱射してくるようになるが、こちらもまた弾速が速く避けるのが困難である。実は、反射レーザーは完全にパターンで回避可能なため、その回避パターンが確立されてからは自爆まで逃げ切るのが一般的な攻略方法となったようだ。
その回避パターンは「ううまま うままう うまう うままう」と呪文のような文言でよく表される。「う」は後ろ(ハイスコア表示の「H」の左側真下)、「ま」は前(Mk-Ⅲ真ん中の棒の先端)、と自機の位置取りを指しており、この順番でタイミングよく避けるという意味である。
そのあまりの理不尽さからか、SFC版以降のシリーズでは特に反射レーザーの速度が発射を見てからでも回避できる程度にまで弱体化している。しかし、Vで再登場した際はオリジナルには無い多彩な攻撃を仕掛けてくるようになった。
ビッグコア Mk-Ⅲ改
やや小型化し、一見今までのと何が違うの?といった外見だが反射レーザーの角度(not位置)を変化させてくる、反射レーザー発射中&直後に通常のレーザーをぶっ放してくる、カバーを斜めに展開して同時に3本の反射レーザーを発射するなど攻撃面では更に強化された…が、耐久力が最早論外レベルまで弱体化(後ろのコアの遮蔽板がなんと消滅した)、さらに前方2つのコア破壊後の発狂が削除など一部では弱体化している。
安地もなく、Ⅲの時のようにパターンにハメるのも厳しいのでこちらは逆にオプションを重ねて瞬殺が常套手段。
ビッグコアmk-Ⅰ Rev.2
グラディウスⅤ 1面ボス、別名視力検査コア。初代ビッグコアのバージョンアップ機体。
多少大型化し、大きな輪状のイオンリング発生砲台を増設している。2周目以降はビッグコアが両側につくため隙間がなくなり、登場シーンで初見殺しを食らうので注意。
内部にいる小さい標的以外には全く役に立たない兵装を見るに、完全に対ビックバイパーのみを考えて作られた様子。ゲーム中ではプレイヤー機も騎士道精神から真っ向勝負してくれるため問題なかったが、オープニング映像では前述のとおり横から撃ち抜かれて即死。哀れ。
ビッグコアmk-Ⅳ
グラディウスⅤ 2面ボス。第1のボスラッシュのトリを務める。コアは4つ。
横向きの波状レーザーで自機を閉じ込めそこから縦に短レーザーを撃つ攻撃、波状レーザーに沿って動き放置すると巨大化する電磁球、自機座標狙いの赤レーザー等、多彩な攻撃パターンを持つ。さらには機体を分離して攻撃方向に変化をつけることもできる。
所詮2面ボスであるため通常難度ではそれなり程度の強さだが、高難度や高次周では攻撃手段が大幅に強化され、装備によっては時間切れ待ちが常套手段になるあたりは流石mkⅢの後継機と言うべきであろうか。
ネオビッグコア
グラディウス外伝8面、ボスラッシュのトリを勤める。製作者(スタッフ的な意味で)曰く、97年当時の最新型だとか。(グラポ公式ガイドより)
初代ビッグコアに範をとった機体だが、やや射出が仰角になった4WAY弾に加え、巨大スプレッドボム、超広角ワイドレーザー等攻撃は多彩。上下移動も格段に俊敏になっており、最終ステージ前の門番にふさわしい強さを持つ。
高次周ではレーザーを撃つビットまで射出し、発狂時の攻撃はもう手に負えない。 2周目以降は後に追加ボスのヘブンズゲートが控えるためステージ大ボスの役目は譲ることになるが、ヘブンズゲートと異なりネオビッグコアには安全地帯がないため、どちらが手強いかは一概には言いづらい。
派生
クリスタルコア
その名が示すとおり、艦全体が水晶状の何かでつくられている。初出はAC版グラディウスⅡ。その見た目と、遮蔽板脇の二本の長い触手が特徴。
触手の先端から弾をばら撒き、さらに本体からイオンレーザーを発射し攻撃してくる。触手には当たり判定があり、破壊も不可能なため、コアを狙うには触手が開いている時を狙う必要がある。Ⅲで再登場した際は、画面右下から登場するものの、全般的に強化されて結構手強いボスになっている。しかも、触手からの弾が見た目と実際の判定の位置が違う詐欺判定であることも強さに拍車をかけている。
また、当時としてはパターン破りである画面左端から登場する初見殺しボスだったりする。
カバードコア
その名が(ry、円状の艦体にカバーが装着されている。初出はAC版グラディウスII。ボスラッシュのトリを務める。
カバーは3枚、配置は6枚に切ったピザを一枚飛ばしで抜いたような形をしており、それがコアを中心として回転することでコアを防御する。攻撃手段は破壊不可能なミサイル。
AC版のグラディウスⅢでは、何故かカバー部分に当たり判定が設定されていないため、遮蔽版を破壊しそこに潜り込めばただの的と化す。「オープンドコア」とまで呼ばれる始末。
カバードコア Mk-II
グラディウスVの6面に登場。第二ボスラッシュのトリを務める。二重構造になっており、隙間のある外殻と内殻の間を5個のコアが回っている。コアの数は周回数が増えるごとに増加し、最大14個。今までとは違い、右側だけでなく画面全体を移動し、ミサイルの発射角度も多彩に。また通常弾を撃つようになった。普通に戦えばかなり強い。
…だが、 コアとコアの間にもぐりこむという荒業で通常弾以外はすべて完封することができてしまう。コア14個バージョンでも通用する(アホみたいに狭いが)。ただし、自機の判定が小さいとはいえ決してスペースは広くないため細かい操作が要求される上、特にコアが多い場合は出現位置を前もって覚える必要がある。
デザートコア
PCE版グラディウスIIの6面(オリジナル面)に登場。上下に移動しながらビームで攻撃してくるほか、上下の砂漠に腕を突き立て、腕の先から弾を自機に向けて撃ってくる。コアは最初に2個しか開いていないが、破壊すると最後のコアが1つ現れ、2本の長いビームと誘導弾で攻撃してくるようになる。画面左端から登場するため注意。
リザードコア
AC版グラディウスIIIの9面に登場。コア数は一つ。本体からのビーム砲攻撃のほか、2本の腕の先に砲台を接続し、移動させながら攻撃してくる。腕を収納し、砲台を装甲としてコアを守ることがある。
デリンジャーコア
グラディウスIIIの10面でボスラッシュのトリを務める。ビーム砲を備えた腕から大量のビームでこちらへ攻撃してくるほか、腕を本体を包み隠すように閉じ、体当たり攻撃を仕掛けてくる。
シャイニングコア
グラディウス外伝3面に登場。七色に遷移する四本の極太レーザーを照射しながら、中心の発射口からレーザーとばら撒き弾を放つ。真ん中に居つつ落ちついて中心からの攻撃さえ避けていれば、四本の極太レーザーは怖くない。照射装置からばら撒かれる弾で、極太レーザーの当たる上下へ追い込まれないよう注意したい。
パラサイトコア
グラディウス外伝8面のボスラッシュにて2番手として登場。2機のデス(デスダブル)を引き連れて登場し、上下3本ずつの腕でデスを操りながら攻撃してくる。本体中央から大きな誘導弾を、上下のデスを撃破した後は腕の先から自機狙いのレーザーを撃ってくる。プレイヤーからは「デスが居ないほうが強い」と評されており、本体を先に倒しデスを残すパターンがセオリーとされる。
トリプルコア
グラディウス外伝8面のボスラッシュにて3番手として登場。同型機3体がフォーメーションを組み、様々なパターンで攻撃してくる。3体のときは電磁線で自機を囲み、3方から弾を撃ってくる。2体のときは電磁線を張りながら画面内をなぎ払い、1体になると自機を狙ってレーザーを照射、と機体を破壊するごとにパターンが変化する。均等にダメージを与え、一気に破壊するようにしたい。
実はこのボスキャラには元ネタが存在するらしく、グラ外から先駆けること数年前に彩京から発売された縦スクロールSTG「戦国エース」及び「ガンバード」の後半戦で登場する「とあるボス」と特徴や対策がほぼ一致していたりする。
ジャグラーコア
グラディウス外伝8面のボスラッシュにて5番手として登場。4つのレーザー砲を備えた2機の円盤を操って攻撃してくる。中央からのレーザーに加え、後方からはミサイル、円盤を分離させての攻撃と、攻撃パターンは多彩である。
ブーストコア
グラディウス外伝9面の高速スクロール地帯で中ボスとして登場。本体の持つ武装はレーザー砲と破壊後のばら撒き弾程度だが、上下のブースター噴射による体当りで、後ろの壁を破壊するのが特徴。壁に当たると左側に跳ね返ってくるため逃げ場が少なくなるのに加え、壁に当たった後ろの装甲がこちらへ剥がれて混んでくることがある。ブースターの赤い炎は2周目以降に青く変わり、当たり判定が追加されるためこちらも注意。
バブルコア
グラディウスIV3面に登場。本家ビッグコア譲りのレーザー砲4門に加え、上下の筒から泡を放出して攻撃してくる。また、前方に突進してくることがある。登場時に自機を右側へ持っていくと筒が垂直に向くため、泡が前方へ向かいにくい状態で戦い始められる。
ローリングコア
グラディウスIV7面に登場。丸い本体とそれを囲むようなC型のパーツで構成されており、それぞれ独立して角度を変えることが可能。コアは一つで前後に装甲板があるため、本体を回転させて後ろの装甲板に切り替えて防御することがある。砲台は攻撃で破壊することができるが、あまり壊し続けていると発狂モードに突入するため注意。そのほか、回転しながらの突進、本体をひっくり返してコアからの極太レーザーなど多彩な攻撃パターンを持つ。
グラディウスV6面のボスラッシュでは先鋒を務めている他、オトメディウスにも登場する等、なにかと冷遇されがちなⅣのボスキャラの中では比較的優遇されている部類に当たる。
バニシングコア
グラディウスIV8面のボスラッシュの先鋒として登場。サーチライトで自機を照らしながら大量の誘導ミサイルで攻撃してくるほか、本体からレーザーを飛ばしてくる。また、前に接近してミサイルを乱射する。
バーサクコア
グラディウスIV8面のボスラッシュで4番手として登場。極太レーザーを放つ2機の護衛艦を引き連れている。本体の攻撃はビッグコアと大差ないが、護衛艦を先に撃破すると発狂モードに入り、本体がレーザーを乱射し始めるので注意。
プラネットコア
グラディウスIV8面のボスラッシュで5番手として登場。ボスラッシュのトリを務める。本体の周囲を周る衛星を本体から生成し、高速回転させて攻撃してくる。攻撃パターンとしてはカバードコアに近い。本体の装備として、コア系ボスではお馴染みのビーム砲4門、極太レーザーを備えている。オプションをコアにめり込ませることで瞬殺も可能。
某変態TAS動画でお馴染みのNDS「悪魔城ドラキュラ ギャラリーオブラビリンス」で登場する「レギオン」というボスキャラは、前半はキャラクターの流用元(悪魔城ドラキュラ 月下の夜想曲)の作品に忠実な攻撃パターンであるが、後半になるとプラネットコアを彷彿させる攻撃に変化するようになっている。
プラネットコア自体がマイナーキャラである為か、彼を知るプレイヤーにとってはニヤリとする演出であろう。
ブラスターキャノンコア
グラディウスVの5面ボス。最初は巡航形態でジャガイモ隕石群の中を突き進んで機雷をバラ撒き、しばらくすると上下のアームを展開して、PS2の処理速度を持っても処理落ちを起こすほどの大量の弾幕を出し始める。ビックバイパーはこの弾幕に対して、背後から流れてくる隕石群を盾にして凌ぐことになる。しばらくすると隕石群を破壊するレーザーを一斉に発射するが、この時に無防備となったコアを集中攻撃して破壊しないと苦しい。通称「芋コア」。
サークルコア
グラディウスVの6面でボスラッシュの次鋒として登場。八角形の枠に自機を閉じ込め、枠中を転がったり跳ね返りったりしながら砲台を枠に設置して攻撃してくる。遮蔽板はコアの前後に設置されている。
このボスキャラの枠中跳ね返り攻撃も上述のプラネットコア同様「悪魔城ドラキュラ ギャラリーオブラビリンス」に登場するボスキャラ「死神」が使用する攻撃パターンの一つに引用されており、同じくマイナー寄りなキャラのネタということもあってかマニアックなファンをニヤリとさせていたとか。
しかし、死神がデスでは無くサークルコアの攻撃を使用するとはいかに・・・
オーディン・コア
オトメディウスGのラスボス。名前等からしてコアシリーズなのは間違いないが、他とはあまりにかけ離れた形状をしている。
攻撃方法としては、太レーザーで包囲しての反射レーザー、回転しながらの体当たりなど、今までの数多くのコアを彷彿とさせる攻撃を行ってくる。その攻撃性は明らかに「殺す気」であり、「最後の最後はイベントバトル」という今までのシリーズの流れを覆す強敵である(そもそもオトメディウスが正規シリーズとは別であろうが)。
その他
デス
沙羅曼蛇で初登場。当初の名前は空母デスであった。なお、スペルは「DES」であり、「DEATH」ではないので注意。円筒状の機体の先端にハッチが取り付けられており、これが遮蔽版の代わりを果たす。ハッチの中からミサイルや艦載機を出して攻撃を行う。
後に改修され、Mk-ⅡやⅢとなったが、見た目はほぼそのままである。ただし艦載機等の搭載スペースは大型のイオンレーザー砲等に換装され、本体の火力は大幅に強化された。
グラディウス外伝ではデス二体と「パラサイトコア」が合体した「デスダブル」が登場する。
ライフフォースではデスの代わりに生物の様なデザインの「ガウ」に差し替えられた。ガウはグラディウスⅡのボスラッシュで再登場した際に目玉放出とビーム乱射という新たな攻撃パターンを与えられデスから独立した存在になり、以後定期的にシリーズに登場している。
オトメディウスでは機体にゴーファー姉妹やイレーネといった女性キャラクターのラッピングが施され、さながら痛車を連想させる外見から「痛デス」と呼ばれている。
テトラン
四角形の本体に、4本の触手のついた形状をしており、この触手を活かした直接攻撃を主体とした戦法をとる。艦によっては触手の先端に砲門のついたものや、本体後部にレーザー砲台を搭載しているものもある。物資の輸送や機体の回収など、戦闘以外の場面での運用が為されているらしく、触手も本来そういった用途を目的としていると思われる。
初登場の沙羅曼蛇では「巡洋艦」とされていたが、上記の通り戦闘以外での運用が多いためか以降のシリーズでは単に「テトラン」とされている。
バリエーションとして、沙羅曼蛇2のテニーロップ(テトラン2)、グラディウス外伝のレーザーテトラン、グラディウスⅣのカバードテトランが存在する。
ライフフォースではデス同様に「サイラン」という脳から触手が生えてきているような姿のボスに差し替えられているが、その異様にキモいデザインが原因で人気が出なかったのか、ガウとは異なり再登場の機会に乏しく極上パロディウスの1面のぬいぐるみとして客演しているのみで半ばファンの記憶から忘れられつつある。
ニコニコ大百科では、ビッグコアよりも先に個別の記事が作られていた。テトランの記事が作られてからビッグコアの記事が作られるまで、およそ1年4ヶ月。ありえない、何かの間違いではないのか?
その愛らしい(?)姿から、一部に熱狂的なファンを持つ。最近では星の海からネットの海に進出し、みなぎったりゲッダンしたり、艦生を満喫しているようだ。
ビーコン
初出はSFC版グラディウスⅢ。コアが合計5個あるが、実質的なコアは奥の1個だけで残りの4個はそのコアを守る防護壁のような配置になっている。攻撃パターンは上下動しながらほとんどコアから壁で跳ね返るコアと同じ形の球状の弾丸を射出するのみ。ただし弾が通常よりでかくスピードもそこそこあるのでうかうかしていると衝突死する危険がある。
そして、グラディウスVで再登場。本作では大幅パワーアップがなされ、ゲーム中最強クラスと言われる程の凶悪さである。
その攻撃はなんと球状の弾から太い反射レーザーが、しかもたくさん発射される上、加えて直線レーザーも加わって行動範囲を著しく狭めてくる。そのためフル装備であってもまともに対峙するのは上級者でも困難を極める。簡単に難しさを体験したい方は、ビーコンと対峙している動画においてマウスカーソルを自機になぞらえて動かしてみてほしい。いかに複雑で回避しにくい軌道かを体験できるだろう。
ちなみにこのレーザーはレーザー発射口の真上or真下に居れば安置だが、制作者はその安置がわかっていたのか、ある程度時間が経ったら上下に爆撃を敢行してくる。当然、そのまま居ると爆撃によって即死である。爆撃の後は、地形がうねり通常弾を発射してくる。ここは地形を駆使していけば回避は難しくない。通常弾が終ると地形が戻り、最初の反射レーザーラッシュに戻るが、難易度設定によっては上下の地面が狭まりまともに回避することはより困難を極める。
こんな風に非常に強化されているが、さらに困ったことに本作ではこれで中ボスなのである。
パロディウスシリーズにおけるビッグコア
グラディウスのパロディ版であるパロディウスシリーズにも、ビッグコアのパロディが勿論登場する。SFC版「実況おしゃべりパロディウス」ではビッグコアそのものがボスラッシュの先鋒として登場し、後ろに回りこんで攻撃するというトリッキーな動きを見せた。SS、PS版ではぱずるだまのキャラ「ジョン・ワン次郎」に差し替えられたが攻撃パターンは同じである。登場時は犬小屋の姿のため、さながらDog Koyaと言ったところか。Destroy the koya!
その他にもコア系ボスを模したボスのほか、「極上パロディウス」や「実況おしゃべりパロディウス」には、ザコ敵としてSD化されたコア系ボスやテトランが登場する。
電飾コア
パロディウスだ!6面に登場する、クリスタルコアとパチンコの役物をモデルにしたと思われるボス。全体的に非常に派手で、後部のVIVA COREと書かれている電飾が特徴的。
主な攻撃は上下の触手そのものによる攻撃とそこから発射される弾、そして遮蔽板付近にある4つのレーザーである。触手だけでなく遮蔽板付近にはピンボールのフリッパーのようなものも付いており、それが開閉するため攻撃がなかなか当たらない。
オトメディウスに再登場したが、名称が"電飾コア"から"VIVA CORE"に変更されている。
クレイジーコア
極上パロディウス4面に登場する、要塞型コアと信号機、クリスタルコアをモデルにしたと思われるボス。コア部分が信号機、遮蔽板部分がナンバープレートで、上下にレンチとハンマーのアームがくっついており、ムカデのような足で歩いている。
後部からのドリル型ミサイルと上下のアームによって攻撃をしてくる。ちなみに高難易度だと、発狂したかのような量のミサイルを間断なく撃ってくる(SFCが処理落ちするレベル)。
コアはそれぞれ独立しているものの、その上下に貫通しない装甲があるわけでもないので、意図的に遮蔽板を残してコアにダメージを与えることが可能である(それによる利点はないが)。
デコレーションコア
極上パロディウス3面に登場するビッグコアMk-Ⅲをモデルにしたボス。真ん中に唇と目、その上下に生クリームの絞り袋を持った手をくっつけているというシュールなデザイン。コア数は3つ。
ニヤリと笑った後に体当たりかクリームと反射レーザーによる攻撃のどちらかを行ってくるのだが、上下のクリームを出した後に反射レーザーを撃ってこず、そのまま体当たりをしてくることがあるという初見殺し要素がある他、3つのコアを前方から狙うことができる。ただし、唇によって守られており、レーザー攻撃時にしかダメージを与えられないという違いがある。
続編の実況おしゃべりパロディウスには擬似3DになったデコレーションコアMk-Ⅱも登場する。
キャンディーコア
セクシーパロディウス4面に登場するボス。弱点である渦巻型のアメとその周囲を回る4つの緑色包装に包まれたアメによって構成されている。
終盤のボスでありながら、攻撃手段は体当たりと周囲のアメを直線状に飛ばしてくるだけ、そのアメ攻撃もミッション成否に関わるコインと一緒に飛ばしてくるため、低難易度のカプチーノと並んでかなりヌルいボスである。そもそもこいつは本当にビッグコア系のボスなのか。
これらのコア達とこの記事について
ぶっちゃけ数が半端ないので、詳しく知りたい人はググってください。
「このコアは俺に任せろ!」って人はバリバリ追加していってください。
何だったら別項目つくるのもアリだと思います。
関連動画
上の動画では分かって書いているようだがあえて重ねて言おう。ビッグコアである。
関連項目
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