フェイヨン(PAYON)とは、MMORPG「ラグナロクオンライン」に登場する都市の一つである。
概要
ルーンミッドガッツ王国領、首都プロンテラより南東の森の中にある都市。
元はフェイヨンと言う1つの国であったが、ルーンミッドガッツ王国の領土拡大に伴い、自治を認められる代わりにルーンミッドガッツ王国領へと入り都市となった。
ラグナロクオンラインの開発・製作を行っている会社「GRAVITY」の所在地である韓国をモデルとした都市であり、αテストの頃から存在していた最古参の町でもある。
韓国の国技・アーチェリーにちなみ、アーチャーへの転職を行うアーチャーギルドがあるのもフェイヨンである。
なお以前は他の町よりもやや小さめの小ぢんまりとした町であったが、2005/04/26のアップデートの際にリニューアルされ大幅に拡張され現在の町並みになった。
施設
カプラ職員・テイミング商人・料理材料商人・スペシャルアイテム販売・スパノビ用武器販売NPCなど、どの町にもいる共通NPCは省略。
- 武器屋・防具屋
- アーチャーの町であるため、弓に偏った品揃えをしてる。初級レベルの基本的な刃物や鈍器や弓はここを含めたどこの町の店でも扱っているが、レベルの高い弓まで扱っているのは原則としてここの武器屋のみである。
防具屋の品揃えにも同様の傾向があるが、防具は「剣士系の重装備」とそれ以外くらいにしか分かれていないため、アーチャー系列専用装備の「タイツ」以外はほぼ他の町と似たような品揃えである。
なお店内には矢500本を矢筒へと纏めてくれるNPCもいる。 - 道具屋
- 店を構えている道具屋と、屋外で露店販売を行っている道具商人の2箇所存在する。
屋外の道具商人は赤ポーション・スピードアップポーション等の初級的なアイテムのみを扱っている簡素な品揃えであり、基本的に収集品等の売却用アイテムを売り払うために利用されている。
店を構えている方の道具屋はハイスピードポーションや白ポーション等のアイテムも扱っており基本的なものは全て揃っているが、特筆すべき点は無い。
なお、両方に共通する点として、アーチャーの町なのに矢の品揃えが悪い事が挙げられる。NPCが販売している矢は「矢」(普通の矢)、「鉄の矢」、「炎の矢」、「銀の矢」があるが、「矢」以外の3種はいずれもフェイヨン以外の特定の町でしか売っていない。ちなみに「矢」は全ての町の道具屋に共通して売っている物。 - 精錬所
- 以前は建物の中で営んでいたが、フェイヨンリニューアルに際して屋外に配置出てきた。特定のいくつかの町にのみ存在する、武器防具を精練できるNPCが配置されている。
精練担当・エルニウム/オリデオコン交換担当、プラコン/エンベルタコン販売担当、破損武具修理担当の4人セット。
それぞれ「アントニオ」「ハキム」「ベグナド」と言う名前。(修理担当は「修理工」)
周辺
- 迷いの森
- フェイヨンの所在地も含め、周辺一体の鬱蒼とした森を指す地名。土地勘の無いものは迷って出られなくなるという。ゲーム中にプレイヤーが実際に道に迷う事は、来たことが無いプレイヤーがたまに迷う程度で無限ループの仕掛けがあったりとかそう言う事は無い。なおフェイヨン西~南の森は普通の木が多く、他所の森に比べて苔がむしている事が多い程度でほぼ同じだが、フェイヨンから東に行くと竹林が多くなる。
この竹林の中にはかつてアーチャーの2次職「ハンター」へ転職出来るハンターギルドが存在したが、今は他所へ移転しており跡地には看板が立っているだけである。 - 弓手村
- フェイヨンのすぐ北に存在する集落。事実上フェイヨンの一部であるが、MAPでは別扱いとなっている。
なお「アーチャー」の訳語として「弓手」は正しく無いが、少なくともラグナロクオンラインの中では弓を扱う者=弓手という名前で通っており、この地名もそれにちなんでいる。
先述のアーチャーギルドが存在するのはここである。フェイヨン街中とは別に道具屋とカプラ職員も配置されている。
ここの中にある池の水を使った「フェイヨン水溶液」と言うアイテムを販売するNPCもいる。
なおアーチャーギルドの所在地としての弓手村は、有料サービス以前は「フェイヨンダンジョン前MAP」とはさらに別のMAPとして存在していたが、有料化までには現在の弓手村へと統合されている。 - フェイヨン地下洞窟
- 上記の弓手村に入り口を開ける洞窟。「フェイヨンダンジョン」と言う名前が一般的である。
なおフェイヨンは冒頭にある通りPAYONと表記するため略称は本来ならばPDとなるが、PDだと他のダンジョンと重複してしまい分かりにくいという理由から、FDと本来の表記に矛盾する略称が普及しているため注意。
地下5Fまで存在するダンジョンであり、2Fまではごく普通の洞穴である。
地下3Fから屋敷の残骸のようなものが見え始め、4Fに入ると荒れ果ててはいるもののほぼ完全な形で、かつて人が住んでいたであろう町の名残が姿を現す。この4F以降を特に「フェイヨン地下寺院」と呼ぶ場合がある。
この屋敷の残骸はかつて存在した大昔のフェイヨンの町であったと言われ、大量に発生した不死者を封印するために町ごと地下に封じたと言われている。その証拠なのか、洞窟内にはムナックやボンゴン等のフェイヨン地方特有のアンデッドモンスターが生息している。
関連動画
ちなみにこの動画の画像は、弓手村北東部のアーチャーギルドの少し手前の広場。
弓手村は昔から変わっていないが、映っているNPCは割と最近のもの。
関連項目
- 1
- 0pt