フジの本気とは、フジテレビが本気を出したと思われる動画である。
概要
記事執筆時点(2015年6月)ではF1を中心としたスポーツ中継のオープニング、煽りVの中でも特に質が高いと思われる動画に貼りつけられているタグである。F1以外にもプロ野球、サッカー、競馬等の中継OPの動画にも貼られることもある。
また、別な意味で本気を出してしまったと思われる意味でこのタグが貼り付けられる動画としては、朝の子供向け番組を謳いながら強烈なネタを番組内でぶっこみ続けたウゴウゴルーガの動画にもこのタグが貼られることがある。
ただ、いずれの動画も放映時期はバブル期~2010年頃までの動画であり、最近のフジテレビの動画にはこのタグが貼られない傾向がある。
F1におけるフジの本気
F1中継におけるOPと言えばCGで再現されたF1マシンが印象深い。これはF1中継開始の頃実用化されたCGを使用したものであるが、当時はCGを作れてもそれを動かす技術が無かった為に、アニメの技術で1枚1枚CGを作っては撮影作っては撮影を繰り返したものであった。そのためOPの制作費だけでとんでもない金額がかかっていたと言われる。ただ、その甲斐あってかフジテレビが世界中のF1中継を行っているテレビ局の勉強会に当時のOP画像を持ち込んだ際には世界中のテレビスタッフが驚愕の声を上げたと言うエピソードも残されている。
また、2002年までのF1中継のプロデューサーはスポーツ中継に関しては硬派な考えの持ち主であり、小林克也、城達也、窪田等らによるナレーションも非常に素晴らしいできのものばかりであった。
また、2000年代にはPRIDEやニコニコ動画関連の煽りVで有名な佐藤大輔氏がOPの動画を担当。この頃の佐藤氏はPRIDEの担当を外されていて、心は常にPRIDEとあったと言われている。しかしその中でも2006年サンマリノGPのOP映像は、94年のイモラの悲劇でのセナの死。それ以降ずっとF1を支えていたが、引退間際となったミハエル・シューマッハ。そしてそのシューマッハの前にライバルとして現れた新星フェルナンド・アロンソを取り上げたOPを作成。F1ファンから高い評価を受けた。
ただし、全ての映像が高い評価を得ているわけでもなく、特に2007年に使用したアメコミ調のアニメOPは非常に評価が低く、逆に「フジの手抜き」と言ったタグさえ付けられることとなった。
が、そんなフジテレビの地上波でのF1中継も2011年をもって終了し、CSとBSの放送に移行(2014年に東名阪のみで部分的には復活)。OP映像もシンプルなものとなっている。
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※基本的にこのタグが付けられた動画は権利者削除にあいやすいので注意
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関連項目
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