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プロゴルファー猿とは、藤子不二雄Ⓐ（藤子不二雄Ａ）によるゴルフ漫画である。
概要
主人公である猿谷猿丸は"プロゴルファー"を自称する天才少年ゴルファーである。実際はプロテストに合格していないアマチュアのゴルファーであるが、賭けゴルフで貧しい家計を助け、生活を賭けたゴルフを行っている事から、「プロゴルファー」としての自覚は非常に強い。
これらの賭けゴルフは主に打倒猿に執念を燃やすアマチュアゴルファー「おっちゃん」等が度々犠牲になっているが、その主な戦いは「影の組織」を牛耳る謎の男、ミスターXの刺客との「影のゴルフ界」における対決である。
ゴルフクラブは初期は自作の木製ドライバー一本でパットも連載初期はこれで打っていた。後にプロテストを受け、正真正銘のプロとなる。[1]
普通のゴルフコースと違い、断崖絶壁や暗闇の中などでゴルフを行うが、グリーンはちゃんとある。対戦相手もまた変人揃いだが、フェアプレーを重んじる敵もいる。
猿のお得意技ともいえる”旗つつみ”は特に有名で、他のゴルフゲームでこの現象を見ると本作品を連想する者が多い。現実の世界でこの技を再現するのは困難である。その他にも「岩返し」「もず落とし」がある。
アニメ版は、シンエイ動画が制作。テレビ朝日系列で放送された。
連載終了して10年以上のち、この話の続編『サル』がビッグコミックにて不定期連載された。
2008年にＷｉｉから発売されたゲームが『ファミ通』のゲームソフト紹介コーナー「クロスレビュー」にて、レビュアー全員が３点をつけるという珍事が発覚（ちなみに合計12点は最低タイ記録）、クソゲーオブザイヤー大賞候補として注目された。ホール数が隠しも含めて12しかなくボリューム不足は否めず、誰がどう打っても同じ場所に球が飛ぶ、登場キャラクターのチョイスが残念すぎる等ネタにされた。ニコニコ動画でも悪い意味で注目を集めてしまった。
ゲームとしてのプロゴルファー猿はＷｉｉの他にファミコンディスクシステムから「プロゴルファー猿 影のトーナメント」が発売されている。
関連動画
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関連項目
脚注
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