ベニチオ・デル・トロ(Benicio Monserrat Rafael del Toro Sanchez, 1967年2月19日 - )は、アメリカ合衆国プエルトリコ出身の俳優である。
概要
プエルトリコ・サン・ヘルマン出身。スペイン人とイタリア人の血を引く。両親・祖父が弁護士だったため、自身も弁護士になるつもりだったが、サンディエゴ大学在学中に演技に目覚める。ステラ・アドラーなどの演技指導者たちに学ぶため、大学は中退した。
1988年に『ピーウィーの空飛ぶサーカス』で映画デビュー。『007 消されたライセンス』などで下積みが続くが、1995年の『ユージュアル・サスペクツ』で強烈な印象を残した。
2000年の『トラフィック』でアカデミー助演男優賞と第51回ベルリン国際映画祭男優賞を受賞する。外国語を話す役柄でのアカデミー助演男優賞受賞者は史上4人目、プエルトリコ人の俳優としては史上3人目でもある。
2003年の『21グラム』では再びアカデミー助演男優賞の候補となる。2004年にこの『21グラム』での宣伝で来日した際に、熱狂的な日本人女性のファンから腕を噛まれる災難にあったことがある。その時に日本の新聞の紙面で「トロ様」と呼ばれた。また、宣伝用のフリーペーパーでは同じく助演男優賞で候補になった渡辺謙との対談をしている。
2008年公開のスティーブン・ソダーバーグ監督の『チェ』では主人公のチェ・ゲバラを演じ、第61回カンヌ国際映画祭男優賞を受賞した。また、同作品のプロモーションでスティーブン・ソダーバーグらと来日。六本木ヒルズの映画館にて、ソダーバーグらと舞台挨拶を行った。
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