ミンメイアタックとは、アニメ作品マクロスシリーズにおいて音楽(主にラブソング)を流しながら敵対勢力に攻撃をかけることである。
概要
地球人類とゼントラン(ゼントラーディ種族)との初の異星人間接触の直後に起きた戦争(のちに第一次星間大戦と呼ばれる)の時、地球固有の文化である娯楽や恋愛に伴う行為、特にキスやラブソングが、ゼントラーディに対して戦闘行為に支障を及ぼすほどの衝撃を与える事が地球旗艦マクロスとゼントラーディ派遣艦隊との交戦中において判明した。
それをゼントラーディ旗艦艦隊との総決戦時に、当時のマクロスの人気アイドル、 リン・ミンメイの歌の動画を全通信回線を通じて送信して、ゼントラーディ艦隊の混乱を誘発し、その間隙をついて旗艦に対し効果的攻撃を行い、その旗艦殲滅に成功した。
この歴史的出来事(「超時空要塞マクロス」TVシリーズ、劇場版「愛・おぼえていますか」)にちなんで、歌で敵対ゼントラーディ種族の動揺を誘い、それに乗じて軍事作戦行動を行う事をミンメイアタックと呼ぶようになった。
狭義の意味では、映画「愛・おぼえていますか」での最終決戦時、リン・ミンメイの歌「愛・おぼえていますか」とともにゼントラーディ艦隊ボドルザー旗艦に攻撃をかけるシーンを指す。
「マクロスII」作中では、リン・ミンメイのライブ映像投影装置とミサイルを組み合わせた自動防衛機構「ミンメイディフェンス」が登場。太陽系外縁部に実戦配備され、浸入した「はぐれゼントラン」を迎撃する描写が登場する。
「マクロス7」における熱気バサラの戦場ライブは『歌を聴かせること』が主体であって軍事行動が主体でないので、ミンメイアタックとは言い難い(男性ボーカルのロック曲である事も一因)要出典
しかし、状況によっては同様もしくはそれ以上の効果があることが、プロト・デビルンとの交戦(バロータ戦役)で証明されている。
*「マクロス7」TV未放送話「最強女の艦隊」での出来事は、少し特殊な事例なので紹介を省く。
「マクロスフロンティア」では、「マクロス7」時代における技術革新(サウンドブースター)と相まって、有望新人歌手(超時空シンデレラと呼ばれた)ランカ・リーがミンメイアタックに匹敵するを陵駕する『キラッ☆』という必殺ワザとともに、「星間飛行」という歌で惑星ガリア4におけるゼントラン師団の内乱を収拾することに成功した。
中には、闘争本能が強くてミンメイアタックが通用しないゼントランもいる。「超時空要塞マクロス」でのカムジン(もっとも彼自身は「文化しようぜ」とキス自体は好きだったようだ)や、「マクロスフロンティア」の惑星ガリア4で反乱を決起したテムジンなどである。
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関連項目
- マクロス
- ゼントラーディ
- デ・カルチャー
- ヤックデカルチャー
- ゼントラーディホイホイ
- リン・ミンメイ
- 愛・おぼえていますか
- マクロス7
- 熱気バサラ
- FireBomber
- マクロスフロンティア
- キラッ☆
- 超時空シンデレラ☆ランカちゃん♪
- 馬鹿共がっ!飼いならされやがって!
- 星間飛行
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