モーターマンとは、漫画『キン肉マン』に登場するキャラクターである。
概要
キン肉マンゼブラ率いる技巧チームの次鋒。頭部がドリル、両腕と両足が電池、胴体部分がモーターで構成されているロボ超人。頭部のドリルを回転させたり、両腕の電池を直列繋ぎにして高圧電流を流したりと、ギミックが満載の技巧チームにあって多彩なギミックを持っている。
両腕の電池には数百試合戦ってもまだ有り余るほどのパワーに匹敵する電力を蓄えている。そのため、戦いに使用するだけではなく、電力をエネルギー源とするバイクマンの充電という役割も担っている。チームメイトからは実力を評価されておらず、戦力というよりは、むしろバイクマンの充電のための小型電源機として技巧チームに参加している。
なお、作中でのデザインがもっとも安定していない超人の1人であり、コマ毎に微妙に顔が違ったりする。学研の図鑑によると、両腕の電池は右手がプラス極、左手がマイナス極らしい。
口癖は「キキキー」。
プロフィール
作中での活躍
王位争奪サバイバルマッチ準決勝において技巧チームの次鋒として出場し、キン肉マン・チームの次鋒テリーマンと対戦。先の戦いで満身創痍のテリーマンを相手に優位に試合を進め、KO寸前に追い詰めるが、バイクマンに変装していたラーメンマンに邪魔をされる。
その後、テリーマンと交代したラーメンマンとの戦いとなり、序盤は攻勢をかけるが、長く戦列を離れていたラーメンマンが試合勘を取り戻すと途端に圧倒されてしまい、キャメル・クラッチによって体を真っ二つにされて敗北。わずか37秒という大会最短記録での敗戦となった。(レオパルドンの0.9秒はゴング前だったので記録に残らなかったようだ)
試合後、残骸となった死体をバイクマンの充電に利用された挙句、味方から弱小超人呼ばわりされただけではなく、戦力としてあてにしていなかったと言われる悲惨な扱いを受ける。
必殺技
- ドリル・ア・ホール・スパーク
- 両腕の電池を繋ぎ、体内の電流によって頭部のドリルを回転させ、ダイビングヘッドバッドの要領で相手を吹き飛ばす。テリーマンを場外まで吹き飛ばすくらいの威力はある。吹き飛ばさずに相手の体を貫通していれば即死も狙えるのに……。
- バッテリー・クロー
- 左右の腕の電池を相手にくっつけ、高圧電流を相手に流す技。ラーメンマンからはただの曲芸と酷評される。
- スパーク・リング・フラッシュ
- 両腕の電池のプラスとマイナス部分をくっつけることで体内に電流を流し、頭のドリルの部分を発光させることで目くらましをする。足元まで光が届かないという弱点がある。
関連項目
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