ユガミネーナー
謎のナウい息子がマラ・コナーという名前の人物を次々と無差別に掘る乱交事件が発生した。事件はユガミネットと呼ばれる自己判断能力を持ったファザーコンピュターによって未来から送り込まれた、「ただ人を掘るだけに造られた機械」であるユガミネーナーG-810(演:ビリー・ヘリントン)の仕業だった。
同じく未来から訪れた男、カイル・ビオランテは未来の新日暮里はユガミネットとその支配下にあるユガミネーナーの軍勢によって強制的にノンケが掘られる、差別的でだらしねぇ社会になっていると告げる。妖精たちの性生活を豊かにする為に作られたユガミネットは高度な知性から自らの性癖を持つに至り、パンツレスリングが行われる社会へと新日暮里を作り変えたのであった。
マラ・コナーの息子、木吉ジョンは未来の世界においてノンケ抵抗軍のリーダーとして心ある妖精達の救いとなっていた。従って過去の時点でマラ・コナーを掘っておけば息子もゲイになるはずであり、ノンケの救いは失われる。これこそがユガミネットの狙いであった。ビオランテはマラ・コナーと共にユガミネーナーからの逃避行を始める。
ユガミネーナーによる執拗な追跡によりビオランテは命を落とすが、同時にユガミネーナーもまたプレス機にナウい息子はさまれ、性機能停止に追い込まれた。生き残ったマラ・コナーは何時しか心を通わせていたビオランテの子を宿していた。それこそが木吉ジョンであった。
ユガミネーナー2 ジャッジメント・ゲイ
死闘から十数年が過ぎた後、マラ・コナーは訪れるであろうユガミネットの反乱「審判の日」(ジャッジメント・ゲイ)に備えてムスコを歪みねぇ人間に育てようとしていた。しかしその極端な行動で周囲からはダークドン引きされ、精神病院に収監されてしまった。母に裏切られたと感じたジョンはすっかりグレてしまい、荒れた性活を送っていた。
そんなある日、時空を超えて2体のユガミネーナーが全裸で現れた。すけべぇ…。
近くのゲイバーに立ち寄る。「なんだ、変なゲイがいるぞ」
ユガミネーナーは悪漢どもを蹴散らしパンツを取り上げた。
未来からユガミネットによって送られた最新式ユガミネーナー、G-1000(演:城之内悠二)は木吉ジョンを掘るために捜索する。そんなジョンを守ったのは敵であるはずのユガミネーナーG-810(演:ビリー・ヘリントン)であった。
遠い未来ではゲイマシンが人類を掘りまくり、人類は絶滅の危機に瀕していた。
それに対抗するノンケ抵抗軍の木吉ジョンは、未来の木吉ジョンが過去の自分に改造したユガミネーナーを送ったのだ。
「おまえは機械なのか?じゃああいつらをやっつけてくれ」
おもむろにパンツを脱ぎだすユガミネーナー
「掘っちゃダメだよ」
「あぁん?なんで?」
「とにかく掘っちゃいけないんだ」
ユガミネーナーにとってすべての男は掘る対象としか思ってないようだ。
G-1000は木吉ジョンを養子にした親を抹殺。G-1000は液体金属の特性を生かし変形が可能。しかし自分の体積と同程度であることが条件である。吾作に変身し病院の従業員になりすますことも容易なのだ。
木吉ジョンの母マラ・コナーは精神病院に隔離されていたので彼らは救出に向かう。検問の警察官を襲った。
「掘らないって約束したじゃないか」
「心配ない、パンツを脱がせただけだ」
一方マラ・コナーは逃走を計画。
「あんたのタマをつぶすわよ」
「どういうことなの・・・」
「人間には2つもタマがあるのよ、1つくらい何よ」
マラ・コナーが逃走中、ユガミネーナーと直面。思い起こされるあの忌まわしい記憶。そのとき液体状に変形するG-1000がやってきた。胸に穴をあけてもすぐ 修復してダメージを与えられない。
追っ手を逃れ、ダイソン(掃除機ではない)という人が過去のユガミネーナーを解析し、それが後の忌まわしきレスリングコンピュータ・ユガミネットを開発するのだと聞き、ゲイバーダイン社を焼き払った。
溶接工場にてG-1000の体に液体窒素がかけられた。
"Hasta la vista, baby." ──「地獄で掘られろ、ベイビー」
液体窒素で固くなった体が粉々になったが、熱でバラバラになった体が復活。もう終わりだぁ!
マラ・コナーはショットガンを放ち溶鉱炉に落とそうとするが、まさかの弾切れ。
後ろからユガミネーナーの不意打ち。G-1000にグレネードランチャーを撃ち溶鉱炉に落下しG-1000は死んだ。
これで審判の日(ジャッジメント・ゲイ)は回避できたかに思えた。
「まだ破壊すべきものがある、俺のナウい息子だ」
「そんなのいやだ、女になっちゃうじゃないか」と泣き叫ぶジョン。
「掘ることしか頭に無い俺でも人がなぜ泣くのか分かった。さようなら」
未来とは先の見えない夜のハイウェイを突き進むように、未知の未来がやって来る。
ただのプログラムされた機械であるユガミネーナーに他人を思いやる歪みない心が学べるのなら、私達に出来ないはずがありません。 ──マラ・コナーは語った。
キャッチコピーは「この性器だけは、決して誰に露出してはいけない。」
ユガミネーナー マラ・コナー・クロニクルズ
1997年に起こるはずだった「審判の日」(ジャッジメント・ゲイ)は阻止された。FBIからゲイバーダインのダイソンを殺した罪で逃げ続けるマラ・コナー親子。なんばパークスである人物と出会う。そんなある日、ジョンが行く学校の先生が突然発砲。パニックになる生徒たち。足からは金属が見えるが、果たして正体はいかに。逃げ惑う中、木吉ジョンが出会った人物は新型ユガミネーナーTDN-715(演:ヴァン・ダークホーム)であることが明らかになる。トラックから颯爽と登場したTDN-715は「イきたいならついてこい」と告げる。
2007年にタイムスリップした3人。お決まりで全裸に(すけべぇ…///)。IDを手に入れようとする中マラ・コナーの元夫に再会したり、普通の青年が着けていたTDNアーマーが後のユガミネットに発展する情報を得たりする。
ちなみに予算の関係上などから途中で打ち切りになってしまった。仕方ないね。
ユガミネーナー3
G-1000との壮絶な死闘から10年後。戦いの甲斐あって平和な時代を迎えた新日暮里で木吉ジョンは自暴自棄な生活を送っていた。審判の日が無くなった為に生きる意味を失う事になったジョンは、残りの人生に萎えてインポになってしまっていた。
アンインストールされた日々を生きる木吉ジョンだったが、未来から存在しないはずのユガミネーナー達が訪れた事で状況は一変する。前作での戦いはユガミネットの誕生を遅らせただけで、歴史の修復現象によって結局は別の形で審判の日が起きてしまう運命にあったのだ。救いはないんですか!?
ユガミネットが送り込んだ対ノンケ用ユガミネーナーであるG-X(演:池田茂美)、そしてT-810のハッテン型といえるT-072(演:ビリー・ヘリントン)の戦いを経て、新日暮里政府が開発する新型性病を通じて媒介されるコンピューターウイルスこそが新たなるユガミネットである事を突き止める一行。しかし一歩遅く、ユガミネットによる全世界同時乱交が実行に移されてしまう。審判の日は現実となった。
しかし既に全てはチャンスである事を悟っていた木吉ジョンに迷いは無かった。救いが無ければ自分が救いになればいい。崩壊した新日暮里で木吉ジョンの孤独な戦いが始まる。
ユガミネーナー4
審判の日によりノンケ達が容赦なく掘られる時代を迎え、性的に殺伐とした崩壊後の世界。完全に覚醒したユガミネットは人類全てのパンツを脱がそうとしていた。ノンケ抵抗軍・親日暮里方面軍の指導者である木吉ジョンは、僅かに残ったノンケを率いてユガミネット軍と過酷な戦いを繰り広げていた。
戦いは日に日にノンケ側の不利に転じ、ユガミネットは生け捕りにした妖精を使ってパンツレスリングまで行っていた。ノンケ抵抗軍は僅かな望みにかけて、ユガミネット本体への総攻撃を準備する。
同じ頃、記憶喪失の青年・マーカス藤岡が一人の歪みねえ少年によって救助される。彼こそが後に初代ユガミネーナーでマラ・コナーを救う事になる、木吉ジョンの父いかりやカイルの少年時代であった。タイムパラドックス的なアレで、ナウイ息子であるジョンより年下の新米隊員として同時代を生きていたのである。驚異的な身体能力を持つマーカスはノンケ軍の兵士として戦う道を選び、カイルと行動を共にする。
戦争は激化の末にユガミネットへノンケがチン入する所まで漕ぎ着けたが、その過程で活躍していたマーカス藤岡が実は隠れゲイでしかも新型ユガミネーターである事が発覚する。彼はゲイとノンケのハーフとして生み出された存在だったのだ。
戦いの行方は、そしてマーカスの選択は…。混迷を深めながら戦いは最終局面へ向かう。
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