ラストリゾート単語

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ラストリゾートとは、 SNKが1992年に発売したシューティングゲーム。本記事で説明する。 音楽ゲームの「SOUND VOLTEX」に収録されているxiの楽曲 → Ω Dimension

ラストリゾートとは、1992年にSNKから業務用及び家庭用ネオジオソフトとして発売された横スクロールシューティングゲームである。 

概要

『ユニット』と『溜め撃ち』、3種類の武器を駆使して敵を撃破していく。5ステージ×2周の全10ステージで構成され、各ステージの最後にはボスが待ち構える。
元「R-TYPE」のドッターが手がけた重厚なグラフィックとサウンドが特長。
タイトル「ラスト・リゾート」の意味は楽園ではなく「最終手段」である。

ストーリー

西暦2XX0年、総人口は900億を突破。しかも、激しい大気汚染と化石燃料の長年に亘る消費により砂漠化が進行、すでに緑の地球は過去のものとなっていた。人類は本格的に宇宙移民を開始。ここに宇宙新世紀を宣言する。

スペースコロニー（宇宙植民地）へと脱出した人類により、銀河系内の惑星にも次々と恒久都市が築かれてゆく。科学文明により“新たな大地”宇宙を征服した人類は、再び急ピッチで繁栄を始めたのだが。

“SOS！ SOS！…”

突如、全コロニーの中枢を司るマザーコントローラーが緊急信号をキャッチ。第３コロニー内メインコンピュータに自然発生したコンピュータウイルスに意志が芽生え、人類除去を開始したのだ。同じ目的をインプットされた機械生命体があらゆるコロニーへと向かう。

かつてのスペースヒーローたちも次々と敗れ去り、ウイルスにより機械生命体となってゆく。薄れ行く意識の中、正義の心が宇宙で叫ぶ。

“SOS！ SOS！…”

最後の作戦「ラストリゾート」。今、緊急発令！

ゲームシステム

『ユニット』の特徴

• 敵に接触させるとダメージを与える
• 敵弾が当たると、それを防ぐ（一部を除く）
• 360度（16方向）に弾を射出する
• 自機の周囲を360度回転する

自機移動により射出角度及び位置が変わるが、後者においてはボタン操作によりそれを固定することが可能である。これは後述する『溜め撃ち』と合わせて非常に重要なものとなる。 

『溜め撃ち』の特徴

• 画面下のゲージが溜まるほど威力が強くなる
• 雑魚を貫通する
• ユニットの位置により射出方向が変わる
• 武器の種類により弾道が変わる（後述）

発射ボタンを押しっぱなしにしてから離すことにより、ユニットを飛ばすことができる操作である。画面外に飛んでいったり、ゲージ分に応じた敵を破壊及びダメージを与えると、自機の元に戻ってくる。ただし、それまでの間は敵弾を防いだりすることができないため、リスクを伴う攻撃でもある。 

パワーアップについて

敵を撃破することにより獲得できるアイテムはスピードアップとスピードダウン、誘導ミサイルと対地ミサイルと対空レーザーがある。どれも各所に応じて使い分けると、攻略が容易になる。

各攻撃は3段階にパワーアップするが、そこに至るまで初期状態、ユニットあり・武器なしの段階を経なければならない。初期状態の自機は貧弱であるため、ゲームスタート時や復活時には素早いリカバリーを求められる。

また、武器アイテムには色がついており（赤と青）、溜め撃ちをした際に影響を与える。赤は地形に沿って移動し、青は地形に当たると反射する。 

関連動画

関連商品

関連項目

• R-TYPE
• STG
• SNK