リオックとは、化け物巨大肉食コオロギ、インドネシアの悪霊の異名を持つ昆虫である。
インドネシア語では「Jangkrik raksasa」(ジャンクリ・ラクササ)と呼び、「巨大コオロギ」といった意味。ちなみに「巨大」を意味するラクササはヒンドゥー教の鬼神「ラクシャス」が語源である。
学名は「Sia ferox」という。コオロギ上科ではなくコロギス上科に属しているので、厳密に言うとコオロギではない。日本語で「オバケコロギス」と呼ばれる場合もある。
概要
生息地はインドネシアのみで、6~8cm程まで成長する大型の昆虫。夜行性で非常に強力な顎を持ち肉食。自分よりも大きな獲物を狩って食べる事もある。
生息地の関係もあり知名度は低かったのだが、日本では後述のムシキング決定戦などで取り上げられた事で知られるようになった。日本での知名度は上がったものの、世界的には未だ知らない人も多い。
生態が不明な点が多く飼育には向かない、大型故に他の生物の餌としても向かない、ダンボールを顎で食いちぎったと言う話があり輸送にも費用がかかる、などの点があり、日本に生体が輸入される事は滅多に無い。
その凄まじい強さと攻撃性から、ムシキング決定戦で最強とされる王者。まさに最強の昆虫である。「ファイト中に食いながら殺す」という残虐なファイトが持ち味で、動画内ではリオックが出てきた時点で先は見なくても分かるという無双っぷりである。コオロギに似た外見でおぞましい見た目のムカデやクモなどを薙ぎ倒す様が人気の秘密である。また、メスのほうが強く、カマキリのようにメスがオスを捕食する事もあるようだ。
対戦相手はたいていの場合「かませ虫」「餌」と呼ばれる。
戦績
○ オスVSタンザニアカマキリ 1RKO ボディスプラッシュ
関連動画
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関連項目
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