リリス(とある魔術の禁書目録)単語

ニュイマアサヌールヘカテサッポーイザベルリリス
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リリスとは、ライトノベル新約とある魔術の禁書目録』に登場するキャラクター

モデル史実のアレイスター=クロウリーの第一子「ニュイ・マ・アサヌール・ヘカテサッポーイザベルリリスクロウリー」。英語表記は「Nuit Ma Ahathoor Hecate Sappho Jezebel Lilith Crowley」。ローズイーディス・ケリー、ローラ・ザザ・クロウリー。

概要でしてよ!

アレイスターローズの間に生まれた女の子

名前は「ニュイ=マ=アサヌール=ヘカテサッポーイザベルリリス」。
長ったらしいので後年の魔術研究者達からはシンプルに「リリス」と呼ばれている。

旧7巻の時点で存在が判明しており、「法の書」とアレイスターに絡めて触れられている。

エドワード=アレクサンダー。またの名をクロウリー。今はイギリスの片田舎の墓の中で眠っている
一言で言えば、最悪の人間だったと記録されているね。ある魔術実験では守護天使エイワスと接触する器として共に世界旅行に出かけていた妻の体を先で使っているし、リリスが死んだ時も顔色一つ変えずにmagickの理論講築を行っていたそうだ。しかも、その実験ではと同い年ぐらいの少女達を犠牲にしていたらしい。
……一応、それらの功績として別世界───界や魔界などと呼ばれる『層の異なる重なった界』の新定義を見出し、それまでの魔術様式を一新したんだがね

とある魔術の禁書目録7巻 ステイル=マグヌスの発言

補足しておくと、アレイスターは冗談混じりに「親バカ」と評価される程リリスを溺愛していたらしく、禁書録の「現実」と「史実」はかなり食い違っている事が分かる。

史実ではリリスの死が妻・ローズと険悪になった原因とされているし、禁書ではリリスを死から救う為に色々と手を尽くしていたようだ。
アレイスター魔術を憎んでいる理由もリリスの死が根底にあり、彼女運命を知った事によって魔術全に見限っている。当時の彼の心情も、伝わっている情報だけではれないである。

リリスの死

彼女の死は「位相同士の轢が生む運命」が引き寄せた、ありふれた悲劇でしかない。
魔術師魔術を使う時、別位相に存在する異世界(位相と呼ばれる)に干渉するのだが、魔術を使う度に折り重なる位相同士で衝突が起こる。
この位相同士の轢で生じた「火」こそが運命、つまりリリスを襲った悲運の正体である。

運命論」は人の預かり知らぬところで発生した「火」の顕れ。個人が行使する魔術に大小の差はあれど、魔術で生じた運命(悲劇)は、リリスだけでなく世界中の人々に押し寄せていた。

黄金』時代、魔術師アランベネットから将来的に生まれるの死を予見されたアレイスターは、運命を回避するために魔術の根絶を決意。尽したが、その甲斐なくリリスは非業の死を遂げてしまう。

リリスの死は、世界最高峰の魔術師アレイスター=クロウリー科学へと奔らせた。

新約19巻

ある時、浜面仕上は薄汚い路地裏自動車トランクに納められていた赤ちゃんを発見した。正体不明の赤ちゃん衣類(付属のタグ)には、「Lilithリリス)」と英字で記載されていた。

アイテムメンバーに保護されたリリス。しかし、突如として高熱に見舞われる。
浜面リリスを治すために病院に送り届けたが、プロセッサスーツ、つまり学園都市の書庫(統合データベース)にアクセス不可能な状況に陥っていた事が判明し、病院での治療すら難しくなってしまう。

書庫にアクセスできない理由を理解した浜面は、自身を追う指名手配犯「A・O・フランキスカ」と対峙したが、窮地に立たされる。その浜面を救ったのは、なんと赤ちゃんであるはずのリリスだった。

さあて、私は『戻って』きましてよ。の思惑があったとしても、これは私の人生ですわ。だから世界の決定に反してでも、くそったれの結末を覆して問答用のハッピーエンドを掴んでやります。と代読中。
付け加えるなら……
あなたも気りなさいな、お父さん!!
ベビーシッターに美味しい所を取られっ放しで終わりたくないのでしたら!!

エイワスローズの体を介してアレイスターに「法の書」を口伝したのは1904年である。その頃、ローズは既にリリスを身籠っていた。
エイワスは死ぬ運命にあるリリスの構造・存在を前もって読み取り、「生命」を位相に退避させていた。そしてエイワスの手によって「剥き出しの生命」だけで現世に再誕する事になる。

アレイスターは位相の轢で生じた「火飛沫」による運命の偏りから全人類を解放する為に魔術の根絶に傾倒し、約一世紀も苦難ののりを歩んだ。彼の行く先々には失敗が付き物だったが、どれほど失敗しても折れず幸せになる為の努を愚直なまでに貫き通した。
そんなアレイスターが流した「血との重さ」に見合うだけの、エイワスからの祝福リリスであった。

実体があるとはいえこの状態のリリスは「の器」というものを持たないらしい。そのため非常に不安定で、本編で熱に悩まされたのもそれが原因となっている。元々アレイスターエイワスを現世に呼びつけ、リリスの「の器」を作れるようになるまでは現世に出さないつもりだったようだ。

エイワスが言うには霊的な格が高いらしく、術式に頼らずに「思念」だけでも超常現象を起こし、木工のベビーカーや自身の手足となるなどを使役している。

エイワス護下にあった為か、実体(?)に反して精はある程度成熟した女性で、ちゃんと言葉も話せるし知も高い様子。典的な「お嬢様口調」だがかは不明。しかも代理で木造性に喋らせているので、「と代読中」という妙な語尾がつく。

大悪魔コロンゾン憑依された『ローラ』はにあたるらしい。
リリス自身も、「悪魔に支配されている人物」をして「私の」と言っていたが……。

父親との再会

新約19巻ではアレイスターとの念願の再会が実現したのだが、

大人気がなさ過ぎでしてよクソ野郎!! 何ですのその格好?
人がわざわざ奇跡の大復活を遂げて感動のご対面をしようって時にどうしてあなたが私以上に女の子女の子しているんですの!?
知らぬ間に性転換して下手すりゃ自分のよりかわゆく変貌した『父親』を私はどんな顔で迎え入れたら良いっていうのでして!?普通にしていれば理なく泣きに繋がるこの場面を理矢理笑いに変えるんじゃねえよまったくもおーっ!! と代読中

とりあえず最初にぶん殴った。

「1世紀越しの子の感動の再会のが、父親が下手をすれば自分よりも可愛い女になってた時の心」なので彼女も責められないし、タイミングが悪かったアレイスターも責められない。
反応に困る現実を前に、リリスに残されたのは初手全殴打の一択しかなかったのだ。

アレイスター復活したとの接し方が分からず、会ってもろくに話そうとしなかったが、エイワスミナ=メイザースの言葉を受け取って「幸せから逃げること」をやめ、ようやく「父親」として彼女を腕の中で抱き抱える事ができた。

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