レイスティンガーとは、漫画及びアニメに登場する「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」のキャラクター、土方レイが使用したミニ四駆であり、フルカウルミニ四駆シリーズ第13弾である。
レイスティンガー(Ray Stinger)
大神軍団の一人・土方レイが使用するマシン。
速さを追求する以上に、相手のマシンを攻撃・破壊する「バトルマシン」として製作された。
アニメ版ではシャイニングスコーピオンを元に作られた大神博士の切り札である。
所有者・土方レイが持っている指輪から出されるレーザー光を追跡する。
マシンの先端部にはZMC製の針が搭載されており、ライバルマシンを前方に感知すると針を突き出してマシンを破壊・走行不能にしてしまう。レイが指輪の光をターゲットたる相手マシンに照射する事で、マシンは光(相手)を自動で追尾し、破壊するのである。マシン自体の性能も高く、狙ったターゲットは確実に追い付き、仕留める。
あとは、キャッチするときは手をケガしないよう充分注意しよう!
アニメ版では大神博士がZMCを見つけるのにえらく苦労したため、開発に非常に時間がかかった。デビュー戦で、星馬烈のバンガードソニックを背後から襲撃して弾き飛ばし、星馬豪のビクトリーマグナムのマグナムトルネードに追いすがり破壊する活躍を見せた(原作漫画では、ビクトリーマグナムを破壊したのは近藤ゲンのマシン「ブロッケンG」である)。その後オータムレースでも数多くのマシンを破壊・脱落させた。ん?二郎丸が優勝できたのはこのマシンのおかげ?二郎丸の実力でしょうよあれは。
スーパーグレートジャパンカップ(以下、SGJCと表記)でもレイスティンガーは存分に暴れまくるのだが、1日目に1位になったにも関わらずレイは多くのレーサーから非難を浴び、SGJCの3日目でJのプロトセイバーEVOを襲撃しようとしたところで豪に批判された後にレイはZMC製の針を外して豪のサイクロンマグナムに一騎打ちを仕掛けるが、走行中にバランスが悪くなったことでコースアウトを喫し、所有者であるレイ自身の手で大破させられた。
また原作漫画では量産型レイスティンガーも登場。大神博士との最終決戦にて、大神博士が烈・豪達のマシンを大神軍団諸共破壊せんと大量に投入するのだが、烈・豪達によって改心した大神軍団の協力でその大半を壊滅させられた。
後に登場するマシン「ファイヤースティンガー」及び「シュヴァリエ・ド・ローズ」の原型ともなっている。
尚、レイスティンガーに限った話ではないが、作品中に登場するバトルマシンは使い方によってはミニ四駆のみならず人に害をなすばかりかヘタをすれば殺人の凶器にすらなり得る危険な代物である。バトルマシンの開発・製作に成功しても絶対にマネしないように。まして不用意に子供に与えたりしないないように。
(何しろレイスティンガーは相手マシンのシャーシやボディを針で貫通・破壊しているため、その矛先が人間に向けられた場合、骨(特に頭蓋骨)を貫通しない保障はない。マシンが目の前に飛んできたら眼球が…
また同様に沖田カイのマシン・ビークスパイダーは空気の刃を発生させる事で自動車のボディ(鉄)すら切り裂いている。言うまでも無く、ナイフや包丁以上に危険極まりないマシンだが、これを止めたカイの右手の手袋は材質が何でできているのか気になるところである)。
シャーシは通常版がスーパー1シャーシ、プレミアム版はスーパーⅡシャーシとなっている。原作では赤外線コントロールができるためローラーが不要なのか、バンパーレスのシャーシを使用している(アニメでは玩具と同じくスーパー1)。
爆走兄弟レッツ&ゴー!! Return Racers!!ではクラッシャージローにより、ビークスパイダー、ブロッケンギガントと共に合体した凶悪マシン、「ビークスティンガーG」に魔改造される。
使用者
関連動画
関連商品
関連項目
- 2
- 0pt