レックウザとは、ポケットモンスターに登場するNo.384のポケモンである。初登場はルビー・サファイア。
基礎データ | |||
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名前 | レックウザ | タイプ | ドラゴン ひこう |
英語名 | Rayquaza | 高さ | 7.0m (通常) 10.8m (メガ) |
分類 | てんくう | 重さ | 206.5kg (通常) 392.0kg (メガ) |
性別比率 | 性別不明 | 特性 | エアロック |
― | |||
グループ | タマゴみはっけん | 隠れ特性 | ― |
孵化歩数 | 30720歩 | メガ特性 | デルタストリーム |
世代 | 第3世代 | 捕捉率 | 45 (ORAS~) 3 (~XY) |
進化 | 進化しない | 努力値 | 攻撃+2、特攻+1 |
図鑑データ | |||
全国図鑑 | #384 | 図鑑の色 | 緑 |
ジョウト | #― | ホウエン | #200 (RSE) #209 (ORAS) |
シンオウ | #― | イッシュ | #― |
カロス | #― | アローラ | #― |
ガラル | #― | ヒスイ | #― |
パルデア | #??? |
図鑑説明
- ポケットモンスターファイアレッド、リーフグリーン
- なんおくねんも オゾンそうの なかで いきてきた ポケモン。まよなか とぶ すがたは ながれぼしに にている。
- ポケットモンスタールビー
- なんおくねんも オゾンそうの なかを とびつづけ けっして ちじょうには おりてこない ポケモン。 くうきちゅうの チリと みずを たべるらしい。
- ポケットモンスターサファイア
- なんおくねんも いきつづけていると いわれる。 くもの うえに ひろがる オゾンそうの なかを とんでいるため だれも はっけん できなかった。
- ポケットモンスターエメラルド
- オゾンそうを とびつづけている ポケモン。 カイオーガと グラードンが たたかうと ちじょうに おりてくると いわれている。
- ポケットモンスターダイヤモンド・パール、プラチナ、ブラック・ホワイト、ブラック2・ホワイト2、X、ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール
- くもより はるかうえの オゾンそうに せいそくしているため ちじょうから すがたを みることは できない。
- ポケットモンスターハートゴールド・ソウルシルバー、Y
- はるか じょうくうの オゾンそうの なかを とんでいるため さいきんまで すがたを みた ものは いなかった。
- ポケットモンスターオメガルビー
- なんおくねんも いきつづけていると いわれる。 グラードンと カイオーガの あらそいを おさめたという でんせつが のこされている。
- ポケットモンスターアルファサファイア
- オゾンそうを とびつづけ エサとなる いんせきを くらう。 たいないに たまった いんせきの エネルギーで メガシンカする。
概要
- ホウエン地方の伝説ポケモン。エメラルド限定だが殿堂入り前に捕まえる事が出来る唯一のレベル70のポケモンである。
- 専用特性エアロックは天気の効果を無効に出来る。性能はノーてんきと被ってるが気にしない。なので悪天候によるタスキ潰しには強い。
- 攻撃面はカイオーガグラードンのいい所取りだが防御面は悪いとこ取りで低耐久。4倍弱点もあったりするので相手をよく見て戦いたいところ。
- りゅうのまいやつるぎのまいと物理攻撃の補助技はいいものが揃っている。特攻も高いが積み技が無いのが残念。まぁ積み技が無くてもりゅうせいぐんのダメージはバカにならんが。
- アニメでは幻影だったがシロナが使用する場面があった。また、その幻を見せた犯人であるムウマージと融合までしている。その後歴代でも有数のカオス回である「史上最悪のトゲピー!」でようやく本物が登場したのだが、その出番はなんとロケットで宇宙空間に到達したサトシたちに向かってはかいこうせんを放っただけであり、登場時間が1分にも満たない。まさしく伝説の無駄使い。
- 最強メガシンカAct2では、メガシンカのルーツと呼ばれる「伝説の巨石」に触れたアラン達に怒り、自らメガシンカしてアラン達を襲った。そして、辺り一帯を破壊しつくした後どこかへ飛び去った。そして、Act3で再びメガシンカしてゲンシカイキしたグラードンとカイオーガを交えた伝説の巨石をめぐる三つ巴の争いを繰り広げる。ゲンシカイキした2体をまとめて一瞬で倒す程の圧倒的な力を見せ付けチャンピオンダイゴを驚愕させる。巨石をフラダリによって奪われた後はどこかに飛び去ってしまった。
- ポケダン赤青ではラスボスを務めており、迫る隕石を食い止めるよう説得するために勝負となる。勝利することで隕石にはかいこうせんを撃つ演出が発生、その後エンディングとなる。隕石破壊に定評のあるレックウザさん。
- ポケダン時闇空では、特定の任務を実行することで解禁されるダンジョンのボスとして登場。倒すとひこうタイプのポケモンが仲間になりやすくなる道具「ひこうのピアノ」が手に入る。
- スマブラXでもボスを務めているが…(後述)
- ポケモン+ノブナガの野望でも、ノブナガのポケモンとして色違いの黒いレックウザがラスボスを張る。
- 理想:カイオーガもグラードンもレックウザの前じゃ特性なんて意味無いぜ!すごいぞー!かっこいいぞー!
- 現実:カイオーガのれいとうビーム(耐久振りでも乱数1発)!グラードンのストーンエッジ(耐久に振らないと確定1発)!
- 2012年初頭の歴代ゲームポケモン総選挙でなんと1位を獲得。ポケモン界屈指の高火力技Vジェネレートを引っ提げて配布された。更にすぐ1ヶ月後にはポケモン+ノブナガの野望発売記念として色違いのレックウザが立て続けに配布された。
メガシンカ
オメガルビー・アルファサファイアでは、殿堂入り後にレックウザを物語の軸とする「エピソードデルタ」というシナリオが用意されており、専用技としてひこうタイプ版「インファイト」といえる「ガリョウテンセイ」が登場。加えて、新しい要素が追加されたグラードン・カイオーガに追従する形でゲンシカイキ、ではなくメガシンカもできるようになった。なぜレックウザがゲンシカイキではなくメガシンカなのかは、ゲーム中に明らかになる。メガシンカしたその見た目は、顎が万年筆状に突き出し、そこからヒゲが伸びて粒子を放っており、黄色い尾びれが出て来る。ガリョウテンセイを行う際にはヒゲの先と尾びれと接続し、三角の形となって突撃する。緑色の皮膚はエメラルドのような質感で輝いており、腹の部分などがメガシンカ前の黒い線と同じ色になっている。全体的に大きくなっており、重さが392.0kgと通常時の2倍近くになっている。
メガシンカをすると、攻撃・特攻を中心にほぼ全ての能力が上がり、特性は「デルタストリーム」となる。「エアロック」と異なり天候変化の特性で、効果は以下の通り。
- 表記が「らんきりゅう」になる。
- 天候を変える技及び特性が不発になる。 例外は、現状ゲンシカイオーガの「はじまりのうみ」・ゲンシグラードンの「おわりのだいち」のみ。
- ひこうタイプのポケモンの弱点となるタイプの技のダメージが、通常のダメージになる。
- メガレックウザが場に出ている限り有効。
「らんきりゅう」の弱点耐性に関する説明が少々不明瞭だが、要するにひこうタイプに対するこおり・いわ・でんき技が等倍になるということである。「らんきりゅう」影響下のレックウザに対しては、こおりが4倍から2倍・いわが2倍から等倍・でんきが等倍から半減となる。こおり技はドラゴンに対する弱点でもあるので2倍弱点として残り、ドラゴン・フェアリー技はひこうの弱点ではないので「らんきりゅう」の影響を受けない。なお、この場合いわは弱点として認識されなくなるので、いわ技で「ヨロギのみ」や「じゃくてんほけん」は発動しない。
その上メガシンカがゲンシカイキより後に行われる仕様のため、対面であれば確実に天候を奪える。だが、後出しでゲンシグラードンとゲンシカイオーガがバトルに出るとそのまま天候が奪われて大きく弱体化し、そのままれいとうビームやストーンエッジで最悪即死することには変わらないので、メガシンカのタイミングには注意しよう。
レックウザには専用のメガストーンがアイテムとして存在しないので、メガシンカの条件が従来のものと異なり「ガリョウテンセイ」を覚えさせておくというものになっている。それゆえ、メガシンカをさせる場合でも自由にアイテムを持たせる事ができる。
持たせるアイテムの候補としては、
「ガリョウテンセイ」自体優秀な技なので、このメガシンカの条件や特性も相まってスペックは相当なもの。なお、「ガリョウテンセイ」は「エピソードデルタ」中に習得できるほか、完結後も特定の場所で覚えさせることができるので、誤って忘れさせても心配はいらない。また、過去作から連れてきたレックウザも、そこで「ガリョウテンセイ」を覚えさせればメガシンカができるようになる。ちなみにもえぎいろのたまはゲーム中では手に入らない。
第七世代ではZワザのシステム及びZクリスタルが新たに登場したが、メガシンカに持ち物を必要としないレックウザでもZワザとメガシンカを両立することはできない。Zクリスタルを持たせるとZワザが優先され、たとえガリョウテンセイを覚えていてもメガシンカが不可能になる。これはUI上メガシンカとZワザが同一の操作を用いるための処置と思われる。
スマブラXのレックウザ
アドベンチャーモード「亜空の使者」にて、ステージボスとして出演している。
しかし、
- てんくうポケモンなのにジャングルの湖から颯爽と登場する(ルビーの図鑑説明を見直してみよう!)
- てんくうポケモンなのに基本的に地上で蛇のようなポーズをとっている
- てんくうポケモンなのに穴を掘って地上に潜り飛び出してくる(「りゅうのまい」らしいがどう見ても「あなをほる」)
といった点がネタとしてよく挙げられる。
一応、図鑑説明文もエメラルドの時点で既に食い違っており、ダイビングだって習得できる。公式イラストでもとぐろを巻いたポーズが多く、そもそもスマブラの設定上このレックウザは本物ではなくフィギュアである。
また、高い耐久力と豊富な攻撃パターンを兼ね備えており、ボスとしての強さは上位。
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関連項目
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