ロボッピとは、アニメ『遊☆戯☆王ヴレインズ』の登場キャラクターである。CV:高橋未奈美。
概要になにかご用ですか?
藤木遊作の家のお掃除ロボット。遊作のことを「ご主人様」と呼び、お部屋のお掃除をしている。
家事用AIが搭載されているため、ある程度の会話ができる。
留守番させられて暇なAiが気まぐれに子分にしてしまい、与えられた知恵によってAI性能が向上したロボッピは、だんだんと流暢な喋りと感情を得ていくが……。
一人称は「ロボッピ」または「オイラ」。
TURN68では不霊夢に対して「私はロボッピ」と言っていたりする。
TURN114で「週刊 ロボッピをつくろう」というパッケージの箱が登場し、デ○ゴスティーニ式の組み立てロボットである事が判明した。搭載AIに禁止用語が設定されているのは子供向けだからだろうか?
また、「ロボッピ」は製品名そのままの呼び名である。謎のAIに対して名前をつける際に「Aiでいい。AIだからな」と言い切った遊作らしいネーミングと言える。
ロボッピ成長記録(TURN3~102)
TURN3:初登場。「バカは禁止用語です」。Aiに「頭がよくなればできることがたくさん増えるぞ。もっとうまくしゃべれるしいろいろ考えることもできる。いつか自由にだってなれるかもしれないぞ。俺の子分になれば俺がもっと頭のいいAIに直してやる」と言われ、「子分になります」と返答する。この時Aiは「向上心があってよろしい」とコメントしている。
TURN21:Aiとご主人様の武勇伝を聞く(総集編)。「そうよ!アイツは人間の皮を被った悪魔よ」「それは言い過ぎです。せめて、人の皮を被ったちょっと冷たい人くらいに」
TURN27:Aiとやっていた作業が終わる(※デュエルディスクの改造)。「俺より偉そうに笑うな!」「こんなこともあろうかと、お前んちのバカッピちゃんを使って改造を施しておいたのだよ」
TURN47:アニキと慕っていたAiに置き去りにされて泣いている。
TURN50:Aiが連れてきたリンクリボーと激しい睨み合いをする。「ロボッピ、もっと頭がよくなりたいです!」「任せとけ。俺の言うことを聞いてればすぐに頭よくなっちゃうから」
余談だが、この直前に謎の人物がボーマンの育成を進めるシーンが入っている。対比だろうか?
TURN66:匿名掲示板でのAiの自演を指摘。「キター!アニキの自作自演!」
TURN68:Aiと昼ドラを見ていることが発覚する。遊作とカフェナギに出かけ、草薙翔一、穂村尊、不霊夢と会う。この時初めて部屋の外に出た模様。「あっ、ちょうちょ!きれいです」
TURN84:ボーマンとの決戦に向けてAiが仕込みをする。「お前の頭をよくしてやる。まぁしてやるっていうか多分そうなっちまう」「ホントですかアニキ!」「やったーやったー!」この時点でボケとツッコミを理解するくらいの知能がある。
TURN99:遊作の部屋で応援団長をしている。「あ~チンプンカンプン、オイラはバカなのか?あ~バカバカロボッピ。あっ、バカは禁止用語です」
TURN102:Aiに仕込まれた謎の扉を開けてしまう。「な、なんでありますかこれ!こんな楽しそうなもの初めて見たです~!」バックドア。
TURN103以降
Aiが仕込んだデータの影響で意思が芽生え、人の姿を得て行動を始める。頭が良くなるってサイコーっす!なんだかとっても自由な気分です!
賢くなった影響からか「自分の幸せ」について何度か言及しているのが特徴的。
お掃除が本当に幸せなのか人間の視点から見れば疑問に思う所だが、設計通りの要件を達成できない事で拗れちゃったAIとかいるので、AIにとっては重要な事なのかもしれない。宇宙の大掃除です!
極めて高度な知能を得た事によって、ゴーストガールやブラッドシェパードを上回るほどの戦術を得たロボッピだが、徐々に変調をきたし始める。
初めは広大な宇宙の夢を見る程度だったのが、Soulburnerとのデュエルで膨大なデータを処理する事態が続いた為に瞳の周辺の色が充血したかのように赤くなり、口調や思考も攻撃的に暴走してしまった。
その暴走ぶりはSoulburnerを一時敗北寸前まで追い詰めるだけでなく、あれほど慕っていたアニキであるAiをも越えられると豪語するなどの誇大妄想状態に陥っていた。
だが、途方もないロボッピの夢は突如終わりを迎える。
元々、家事用AIという低スペックしか持たないロボッピはイグニスが持つ高度なシステムの過負荷に耐えきれず、モンスター効果で得た攻撃権を放棄。勝利確定の状況を自ら捨て去りターンエンドという不条理な行動を取り、直後に強制終了による初期化で元のお掃除ロボットに戻ってしまう。
再起動したロボッピはAiと出会う前の状態まで巻き戻ってしまっていた。皮肉な事に彼が探し求めた『幸せ』とは、ご主人様(遊作)の部屋を掃除して帰りを待つという、自らのプログラムに準じた青い鳥に過ぎなかったのである。 かの戦闘用AIは言っていた、『プログラムに命令を越える事は出来ない』と。
最期はSoulburnerによる転生炎獣ヒートライオの攻撃を受け、自らの状況を理解できないまま、燃え盛る炎という美しい光景を見られたことを『幸せ』だと思いながら消滅した。
使用カード
機械族/闇・水・炎・風属性の【機塊(きかい)】。
家電+動物をモチーフとした可愛らしいデザインのカード群。
核となる《充電機塊セルトパス》に対して、相互リンク状態と非相互リンク状態の切り替えによってモンスター効果が変化する戦術を搭載したデッキ。また家電のリサイクルを意識しているのか、墓地の機塊を再利用する魔法カードが豊富。
相互リンク先の表現として、《充電機塊セルトパス》のコンセントを接続する固有演出がある。
リンクモンスターは《充電機塊セルトパス》のみLINK-2、他はすべてLINK-1。基本的に高リンクを目指すVRAINSデュエリストの中では珍しい、複数の低リンクモンスターを操って戦うデッキとなっている。
リンク召喚の口上は「現れろ!オイラを導くサーキット!」。但し、暴走後は「現れろ!サーキット!」となる。
スキルは所有していたようだが、未使用のため詳細は不明。
アニキ~!オイラ、アニキの関連動画で勉強させてもらうです!
オレはすべての限界を超えた…もう、関連項目すら超えちゃってるかも!!
- 1
- 0pt