ロン(動画投稿者)単語

ロン

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　ロン(動画投稿者)とは、MikuMikuDanceを利用した東方Projectの二次創作などを作製、公開する作者である。
　その内容は主にISAO式博麗霊夢やISAO式博麗霊夢やISAO式博麗霊夢を中心とした幻想郷のほのぼのとした東方MMDドラマである。

概要

　名前の由来は「とりあえず付けないと何も始まらん」ということで適当に付けたらしい。この名前のせいで麻雀好きと勘違いされることが多いが本人はまったく麻雀は出来ない。

　彼の作品はMikuMikuDanceを用いた東方Project シリーズの二次創作として、2013年05月05日に東方MMD 静画を投稿することから始まった。使用するキャラクターはもちろんISAO式博麗霊夢メインに他ならない。
　決してISAO式博麗霊夢を贔屓にしているわけではなく、彼のドラマにおける感情表現をほぼ完璧に再現できるMMDモデルがISAO式博麗霊夢が最適なモデルとして、他の東方キャラよりも彼の愛情が多く感じられるだけである。顔芸だけでは語り尽くせない熱い想いがあるのかもしれない。

そして彼の作品で登場するMMDモデルの選定は流行り廃りは特に関係はなく、多種多様に選ばれる。またあるキャラクターのモデルを変更ようなことが強いられるぐらいなら、MMDを辞めるとも語っているとか語っていないとか…

　コンスタントに静画を投稿し続けていた彼に突如として転機が訪れる。それは上記静画の代表作品にもなっている、第5回東方ニコ童祭のキャラクター応援イラストとして寄稿したMMD 静画が、当然のように投票総数第1位を獲得した博麗霊夢の、応援イラストとして起用されたことによる。

　それまでは、静画のコメントでしか自分の作品の善し悪しを判断せざるを得なかった状況を一変させるように彼が寄稿したイラストに対しても動画の中で次々とコメントが押し寄せるようになり、動画の力を見せつけられたと言っている。

　思い立ったが吉日と言わんばかりに彼は、「空腹の巫女」の制作に着手する。
それまでは静画でしか投稿したことがなかったため、当然動画編集に関する知識は皆無に等しく、辛くもBGMなし、ゆっくりによる吹き替えもなし、字幕もなし、編集もなしというまさに一発勝負で動画を投稿した。
　しかし、その動画に至って否定的なコメントは皆無に等しく、その動画のアクション（モーション）とカメラワークが小気味良い感じがまるでサイレント映画のようだともコメントされている。タグの期待の新人がその評価の証といえよう。

　その後次のシリーズ物と言える「東方MMD４コマ劇場」が投稿された。
彼の原点である静画の技術がふんだんにつめ込まれている。また前回の動画にはなかったBGMと字幕が付加され、4コマとしての魅力は十二分に発揮されている。多少のネタバレになるが、ここで登場するアリスはにがもん式でもなく、nya式でもなく、「ぬがもん式アリス」である。理由は謎。

待望の「空腹の巫女2」ではBGMと字幕とSEが追加された。ついでに霊夢の顔芸も一層強化されている。そのモーションやポーズですぐにロン霊夢と見分けがつくに違いない。

前後編で構成されている「【MMD紙芝居】霊夢のボランティア活動（前編）」、「【MMD紙芝居】霊夢のボランティア活動（後編）」博麗霊夢と八雲紫との関係が彼独自の解釈で描かれており、動画内のキャラクターからも顔芸と言われる始末。さて彼女からは想像もできない？ボランティア活動とは・・・

　そして「空腹の巫女3」ではついに殺陣という激しいアクションモーションを展開した。本人はもうやりたくないとのことだが、この動画の宣伝には「燃えよ美鈴」で重力を感じる、神がかったモーションを繰り広げる「あの人」や「フラワーマスター伝説」で数々のハートフルドラマを展開した「あの人」も絶賛している。

　上記のような魅力ある静画及び動画を投稿し続けるうちに、2014年 10月5日前後に彼のお気に入り数はついに1,000人を突破した。流石に無名・初心者と名乗るのは忍びないと思ったのか、静画の投稿者コメント欄には「中級者MMDer」にクラスチェンジしたようだ。

　単にISAO式博麗霊夢の顔芸というだけではある程度の再生数は稼げるのかもしれないが、それだけではない彼のMMDとISAO式博麗霊夢モデルに対する愛着がここまで支持されたのも多くの視聴者を魅了する要因であろう。
それにISAO式霊夢のパートナーとして登場するルシール式魔理沙にもそのスタイリッシュな出で立ちに本人も魅了されているとのこと。今後もこの二人を含めた彼の作品が楽しみでもある。