ワイリー・コヨーテとは、
1.天才的な頭脳と類まれなる技術を持ち合わせたコヨーテである。アクメ社をこよなく愛している。(本稿にて解説)
2.高橋慶太郎による漫画のヨルムンガンドに登場する天才的爆弾魔ワイリ(本名:ウィリアム・ネルソン)の通称名である。
詳しくは「ワイリヤバい。」を参考されたし。
概要
ルーニー・テューンズのスターキャラクター。
ロードランナーを追い回し、自分の腹の中に収めるために生け捕りにすることを生き甲斐としているコヨーテ。
ワイリー、という名前はあまり呼ばれず、ほとんどコヨーテと称されている。
執念深い性格で、もはや不屈の精神と賞賛出来るほどの諦めの悪さを持つ。
肉食獣らしいい獰猛な外見に反して実は非常に臆病で、後ろから声をかけられただけで大袈裟に驚く悪い癖がある。
荒野に住んでおり、荒野を駆けまわるロードランナーを見つけてはあの手この手で攻撃を仕掛ける。
非常に賢く、計算式や物理法則などを用いてロードランナーに攻撃を仕掛けようとすることがよくみられる。
くわえてその多彩かつ優れた才能は人間をもはや超越しており、二足歩行ロボットを作ったこともある。
さらに通信教育の空手の本をちょっと見ただけでサボテンが割れるようになるなど、物事の飲み込みも早い。
この時代の短編アニメと言えば、加害者となったキャラが被害者により散々な目に合わされるパターンが多かった。
何故ならロードランナーは走るのが異常に早く、ちょっと奇跡を起こすのが得意なだけなのだ。
コヨーテに対して自ら危害を加えることはほとんど稀だからである。
仮に危害を加える時は概ねコヨーテの自業自得で、自分が用意した物で痛い目に合わされてしまう。
あるいは、通路上にコヨーテがいたため轢いてしまうか、コヨーテを鳴き声で驚かせることもある。
コヨーテが酷い目にあう理由の大半は、ロードランナーに攻撃を仕掛けようとする前に自滅するパターンが占める。
つまりロードランナーと顔を合わせる前に自らダメージを受けてしまうのである。
特に崖落ちは定番中の定番とされ、一話のうちに5回以上崖落ちで撃沈している話すらあるほど。
また、彼はアクメ社なる会社の作る謎めいた商品を愛好している。
が、その商品の多くが欠陥品であり、ことごとくロードランナーに使う時に限って致命的な不良を起こす。
あるいはアクメ社の技術がすごすぎてコヨーテの手に余ってしまうこともしばしば見受けられるパターンである。
これだけ優秀なのであれば
「もはやロードランナーなど諦めて普通に暮らしたほうが良いのではないか」
というツッコミがよくみられるが、もはやロードランナーを生け捕ることは彼の人生における命題なのである。
ロードランナーを捕縛し、その腹の中に収めた時、彼の人生は完成を迎えるのだろう。
たぶん。
ちなみに数作のみ、バッグス・バニーを追いかけていた時期もあった。
(単純にロードランナーの代わりをバニーが務めただけ)
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関連項目
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