ワレラ、ロリー、コンダとは、1982年に放送開始されたTVアニメ「超時空要塞マクロス」に登場するゼントラーディの一兵卒達である。フルネームは順にワレラ・ナンテス、ロリー・ドセル、コンダ・ブロムコ。
概要
彼ら3人は、ゼントラン(ゼントラーディ種族)で最初に"文化""萌え"に目覚めた歴史的人物達である。
彼らがリン・ミンメイを観ていなかったら現在のマクロス世界は存在していなかったとも過言ではない。一兵卒の遺伝子情報の知識・知能しかないにもかかわらず、TV版における和平交渉時にエキセドルの「私の彼はパイロット」を観た瞬間にリン・ミンメイの歌と理解したその熱意は、正に『ゼントランの最初のアイドルオタク』にふさわしい。
マクロスFの時代において、辺境のガリア4に進駐していた第33海兵部隊の中、指揮官も知らなかったランカちゃんの歌を聴いて「バカな、こんな所に!」「デビューライブ、絶対行けないと思ったのに!!」と呟いていた一兵卒らは、彼らと同じ遺伝子基本形質を持っていたに違いない。要出典
「ヤック・デカルチャー!」
作品中の扱い
メインキャラの一人『リン・ミンメイ』がミスマクロスに選ばれる回であると同時に、ゼントラーディ兵士に文化が広まるきっかけになったキーポイントと言える回でもある。また、アーマードバルキリーと呼ばれる機体が登場した回としても無駄に有名。
彼らは偵察調査部隊としてマクロスの無線傍受などを行い、TV中継などを記録している。この際、主人公の一条輝がアーマードバルキリーで出撃して交戦している。
その後彼らはマイクローン化してマクロス内にスパイとして侵入することを志願、何も知らないが故に女性の服を着たり、文化に戸惑ったりしながら活動を続ける。スパイ活動が終了する回収時点ではビーフシチューを豪華な食事と評している。
のちに、同様に文化に染まった仲間達とともにマイクローン化してマクロス内へ脱走し亡命する。最終的にはマクロスシティに住み、まじめに働いている。
映画版ではマイクローン化してマクロスとの間での和平交渉に参加する役として登場する。そのときの様子を見て、ブリタイ指令が『マイクローンになってみたい』とこぼしたと言う。
注意事項
彼らは、3人セットで語られる事が殆どであるが、決して「ワレラ、ロリー、コンダ」と大声で続けて読んではいけない。理由は、続けて読んでみれば分かる。それでも分からなければこの記事のよみがなの部分を読んでみよう。
関連項目
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