ワンサカ娘とは日本のアパレル企業「レナウン」が放映していたCMソングの題名である。よく「レナウン娘」と混同されこちらの方が検索結果として多い事があるが、これは誤りである。
概要
ワンサカ娘は小林亜星が作詞作曲し1960年代から放映を始めた。特に、シルヴィ・バルタンが歌ったそのキャッチーな音楽は白黒CMによって人気に火を付け、のちに海外のCM作品賞で日本初の受賞という快挙を成し遂げた。
その後もアンコールワットをバックに踊るものや、曲自体を大幅にアレンジした芸術性の高いものも放映されていた。
しかしバブル崩壊に伴うレナウン社の業績悪化により放映数は次第に減り、2000年代以降の放映は確認されていない。
(※この段落においては著作権的に問題がある可能性があります)
CMの内容としては一部歌詞を抜粋すると「ドライブウエイに春がくりゃ…」から始まり、テニスコートは秋、ロープウエイは冬、と季節にあわせた4つの歌詞がある。サビについてはイェイという掛け声の後に「レナウン♪レナウン、レナウン、レナウン娘が…」というフレーズが続く。CM版ではサビのみ2回繰り返すものが多い。
この歌は万城目学氏の小説を映画化した作品「鴨川ホルモー」にも登場している。(ネタバレ→)4番まで歌う間に男たちが裸になるものである。
また韓国において金星(現LGグループ)の洗濯機のCMにおいて、このメロディと殆ど酷似したものも流れていたことが確認されている。
尚、レナウン社は2010年に中華人民共和国の企業に買収されている。しかし、2020年に倒産。さらに民事再生法による再建もならず、破産となってしまった。
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