:【初音ミク】五月雨恋歌【オリジナル】 | VOCALOID梅雨入り |
「五月雨恋歌」とは、かぐらPが制作したミクオリジナル曲である。
作詞・作曲共にかぐらPが担当している。背景は流良氏。
かぐらPのVOCALOIDオリジナル曲の2作目。
概要
移り変わる季節の彩りの美しさに、淡く儚い恋模様を重ね、しっとりとしたメロディで聴き入らせるVOCALOID和風曲。
今回の季節は「夏」、時期は「梅雨」。
雨にけぶる六月の情景を舞台に、想い人を亡くした少女の悲哀を淡々と描いている。
歌詞が貴方ではなく「貴女」と表記されている点とmp3のパスワードから、少女の「道ならぬ恋」の相手は女性だと推察できる。実際、2009年12月2日に返歌としてルカオリジナル曲の「秋風恋歌」が発表された。
歌詞に繰り返し登場する「手毬花」とは、背景にも描かれている紫陽花のこと。蕾の白から緑へ、開花後は土壌の性質によって様々な色に変わることから「七変化」とも呼ばれる。
夏の季語。
花言葉は「移り気」「あなたは冷たい」「忍耐強い愛」など。
また、「袖時雨」とは、悲しみの涙で袖を濡らす様を時雨に例えた比喩。
なお、週刊VOCALOIDランキングでは、#88で初登場20位にランクインした。続く#89でも46位にランクインしている。
2009年12月11日に、「大和撫子、咲き誇れ」と共にJOYSOUNDリアルタイムリクエストにエントリーされた。
関連商品
2009年12月30日のコミックマーケット77(二日目)、サークル「DeZI:R」のスペースにて頒布されるCD『花鳥風月』に収録されている。
ジャケットイラストは水神流良。価格は1000円也。
詳細は特設サイトを参照のこと。
関連動画
歌詞
舞い散る五月雨、しとしとと
一人口ずさむ、手毬歌
詠い詠え、詠う思いを
この歌に隠して
袖時雨
心裂かせる この思い いつか貴女に 恋焦がれ
人知れず、思いは募り 道ならぬ恋と知りました
密かに紡ぎ、ともに寄り添い 一夜限りの過ちに
流されるまま、満たされぬまま、口づけを重ねても
雨は詠う、水無月の空
葉を濡らしてゆく、手毬花
ゆらりゆられ、揺れる思いは
五月雨に隠した
袖時雨
花を咲かせる この雨も やがて、終わり告げるやうに
人知れず、蜜月は過ぎ 道ならぬ恋は散りました
一人の夜に、眠れぬ夜に ゆらり映る 貴女の影
私の思い閉ざしておくれ 貴女忘れるやうに
舞い散る五月雨、しとしとと
一人口ずさむ、手毬歌
詠い詠え、詠う思いを
この歌に隠して
袖時雨
あゝ雨は、この涙隠しても、あゝ儚き思い、消せない…
雨は詠う、水無月の空
葉を濡らしてゆく、手毬花
ゆらりゆられ、揺れる思いは
五月雨に隠した
袖時雨
雨は詠う 五月雨恋歌
花びら散らすは 手毬花
雨に打たれ消せぬ思いは
私を濡らしてゆく、恋しぐれ
関連項目
関連リンク
- ■DeZI:R■(かぐらPのHP)
- Humpty Dumpty 電脳支店(流良氏のHP)
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