冠位指定とは、TYPE-MOON原作の作品における用語であり複数の意味を持つ。
- 西暦以前から続く魔術師の家系が持つ始まりの命令であり、その家系が起こる際に、神から授かった責務。魔術世界においてもっとも崇高な血の掟にして、一族が途絶えるまで、その使命に殉じさせる、呪いのような絶対遵守の誇りである。
スマホ用RPG『Fate/Grand Order』に絡むとされる短編、『2015年の時計塔』において、自殺したレフ・ライノールがこの「冠位指定」というものに縛られていたことが明かされた。 - 時計塔における魔術師のうち、最高位の階位である『冠位(グランド)』の称号を与えられた魔術師のこと。ほとんど幻の称号となっており、現在判明しているのは、蒼崎橙子、Fate/Apocryphaの世界におけるダーニック・プレストーン・ユグドミレニアのみとなっている。
- 『Fate/Grand Order』において、人類の営みを永遠に存在させるために秘密裏に設立された「人理継続保障機関・カルデア」が人類史の保護、および奪還を目的として発令した、人類を守護するための聖杯探索である。
この記事では3について記述する。
概要
術者を霊子化させて過去に送りこみ、事象に介入する事で時空の特異点を探し出し、これを解明、あるいは破壊する禁断の儀式。
人類を守るために人類史に立ち向かう、運命と戦うものたちの総称である。
「霊子転移(レイシフト)」による時間遡行により、各年代を探索、および原因と思われる聖杯を奪還することを目的とするカルデア最後にして原初の使命。
すなわち人理守護指定・G.O(グランドオーダー)であり、また人理守護指定を遂行する者達の総称である。
関連項目
- 1
- 0pt