凸凹スピードスターとは、「アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ」(デレステ)のオリジナル楽曲である。
概要
楽曲情報 | |||||||
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曲名 | 凸凹スピードスター | 初出 | 「LIVE Parade」 (2018年7月31日-8月7日) | ||||
作詞 作曲・編曲 |
ゆよゆっぺ | 曲タイプ | キュート | ||||
ユニット名 | しゅがしゅが☆み~ん | BPM | 230 | ||||
試聴 | 試聴 (YouTube) | 難易度 | DEBUT | REGULAR | PRO | MASTER | MASTER+ |
タグ | 凸凹スピードスター | 9 | 14 | 19 | 27 | 31 |
2018年7月31日~8月7日開催のイベント「LIVE Parade」にてお披露目された楽曲。
ウサミン星からやって来た永遠の17歳、ウサミンこと安部菜々(CV:三宅麻理恵)と、あなたのハートをしゅがしゅがすうぃーと☆な26歳、しゅがーはぁとこと佐藤心(CV:花守ゆみり)。年齢や現実に抗いながら、目指した夢に向かって必死に走り続ける大人の電波系アイドルユニット、「しゅがしゅが☆み~ん」による新曲。この二人に相応しい、超ハイスピードで突っ走る電波ソングである。
- 作詞・作曲は、ボカロP出身で、現在はBABYMETALの楽曲制作なども務めるゆよゆっぺ氏。アイマスには765ASに提供した「Funny Logic」(DJ'TEKINA//SOMETHING名義)以来2度目の楽曲提供、シンデレラガールズには初参戦である。
- 2018年のデレステは「MASTER SEASONS!」や「LITTLE STARS!」の既存曲を中心に展開しており、デレステ発の新曲は4月の「Vast World」以来4か月ぶり、ユニットソングとしては1月の「美に入り彩を穿つ」以来半年ぶりの久々の実装となった。
- LIVE Paradeとしては「Virgin Love」に続き属性曲の楽曲(前回はパッションタイプ)。
- 報酬カードとなる[凸凹スピードスター]安部菜々と[凸凹スピードスター]佐藤心の特訓後はそれぞれはぁと謹製の衣装をまとってポーズを「一人で」取っているのだが、イベント中のタイトル画面では二人が合わさった特別仕様となっている。
- イベントコミュでは、プロデューサーから新曲のプロモーションを一任された二人が、菜々の憧れであった魔法少女になる夢を叶えるべく、魔法少女オン・ステージ 「しゅがしゅがハートでミンミンミン!ふたりは魔法少女☆」の企画を立てていく。助っ人として川島瑞樹、堀裕子、荒木比奈の3人も参戦しており、特にメインの2人に負けないほどノリノリで悪の女幹部を演じる川島さんは必見。
- イベントのエリア1-1は上位報酬アイドルの出身地が選ばれることが多いのだが、今回の1-1はアニメの聖地秋葉原。ウサミン星じゃなくてよかったね!
- かと思ったら最終エリアのEX-5は千葉。ウサミン星とは…うごごご
- なお、このEX-5、達成目標が最大コンボ合計777以上、スコア合計777777以上、BAD・MISS合計が7以内。これを1曲でクリアしなければならない。
- この条件に該当するのはある1曲をのぞいてLv27以上のMASTERあるいはMASTER+楽曲にしかない。Lv27以上ではこの楽曲か、Hotel MoonsideのMASTER、ミツボシ☆☆★のMASTER+辺りが比較的攻略しやすいだろうか。
- このイベント開催中時点での唯一の例外Lv26は奇しくも凸凹と同じキュートのデュオ曲にしてドタバタなハイテンポ譜面でレベル詐称を疑うPも少なくないあんきら!?狂騒曲。逆に慣れたPやノリの良い曲が得意なPとしては今回のフィナーレを飾るのは凸凹かあんきらの2択になるのかもしれない。なお直近ではSUN♡FLOWERが2曲めの条件達成が可能なLv26のではあったのだが、このときは楽曲イベント終了直後でありまだ通常楽曲入りはしていなかった。これがあったら達成はもう少し楽になったかもしれない。
- コンボ条件に関してはほぼフルコンボが求められるため、オーバーロードやCOMBOサポートを積むことでいくらか回避可能だが、BADや(特技対象外となる)MISSは減らせない。PERFECTサポートでBADや(スキブ併用で)MISSはある程度回避可能だが今度はスコア条件を達成しづらくなり非常に悩ましい。
- そのかわりと言っては何だが、LIVE Parade恒例の難関目標「楽曲Lv合計〇〇以上、BAD・MISS合計〇以下、合計リズムアイコン数〇〇以下」の条件がやや緩くなっている。
- 2022年7月30日の更新で、楽曲が「うたいわけ」に対応した(告知ツイート)。2人の編成位置を並び替えると歌唱パートが変化する。
- 2023年4月20日放送のアニメ「アイドルマスター シンデレラガールズ U149」第3話では、この回に出演したしゅがみんにこの回の主役となった赤城みりあが加わった3人版の凸凹スピードスターが劇中歌で流れた。
演出の特徴
秋葉原をモチーフにした都市のスクランブル交差点がMVの舞台。「はぁと会館」「(Sofmapっぽいロゴで)sugarmin」「兎民電気」など、アキバで見慣れた風景や看板がしゅがみん仕様一色に染まっている。
また、魔法少女というイベントモチーフを反映してか、今回のMVの背景は、いつもと違い2D調のテクスチャを使ったアニメ風の仕上がりになっている。「アニメのヒロイン」に憧れてアイドルになったウサミンにとっては、アニメの世界で歌って踊れるというまさに夢の舞台であろう。
オリジナルメンバーで編成した際の固有表情が多いのも特徴。しゅがはは要所要所でお馴染みのあざといてへぺろフェイスを披露する。対してウサミンは、曲の後半に差し掛かったあたりから大半のシーンで大粒の汗をかき、笑顔ながらもかなりきつそうな表情を浮かべるようになる。歴代デレステ楽曲でもかなり激しい部類に入るダンスだけに、永遠の17歳には体力的に相当しんどいようだ。
2Dリッチ実装曲である。今まで以上に本物のアニメっぽくころころと表情が変わるようになっており、特に「やれんのかオマエら~!」のパートの顔芸は必見。
譜面の特徴
ついに解禁・レベル31。
デレステの楽曲レベルは、長らくレベル30が上限であったが、本曲のMASTER+でとうとうその上限が取り払われ、初のレベル31曲がお目見えした。ノーツ数は驚異の1077 。従来の最多ノーツだった「Absolute NIne」MASTER+の999ノーツを一気に78個も更新し、こちらも史上初の4桁ノーツ曲となった。ちなみに1077という数字は恐らく「佐藤=さ・10」と「菜々=77」から取られたダジャレ。31077ノーツにならなかっただけマシだと思うべきだろうか。
もちろんノーツ数による物量だけでなく、配置も31に相応しく鬼畜の一言。全楽曲中でも屈指の高BPMに加え曲途中でのテンポチェンジも激しく、それに合わせ複雑なスライドや連続フリックが頻発し、ちょっとやそっとでは認識もままならない。「やれんのかオマエら~!」という歌詞に「やれるかこんなもん!」と頭を抱えた人も多いだろう。フルコンできればゴリラを越えた何かになれるかもしれない。
なおMAS+のインパクトに隠れがちだが、MASTERの856ノーツ、PROの497ノーツも、それぞれ同難易度の最高ノーツ数を更新している。いずれもかなりの上級者向けの譜面なので、心して臨みたい。
関連動画
関連商品
CD「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER 28 凸凹スピードスター」は2019年5月1日(天皇の即位の日)発売。本作が令和最初のアイマス関連作品となる。
アニメ「U149」で使用されたバージョンのフル音源は、2023年5月10日発売のCD「U149 ANIMATION MASTER 02 よりみちリトルスター」に収録された。
関連項目
- アイドルマスター
- アイドルマスター シンデレラガールズ / アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ
- しゅがしゅが☆み~ん
- STARLIGHT MASTER
- U149 ANIMATION MASTER
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