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回歴する追憶の数え唄とは、星のカービィ ロボボプラネットの楽曲である。
概要
ラスボス「星の夢」の第三形態で流れる曲。曲名はMiiverseにて明かされた。
タイトル画面の曲「回る光はプラネット」のアレンジでありつつ、ギャラクティック・ノヴァのBGMも取り入れて構成されている。
圧倒的な量の電子楽器が特徴で、曲調は不安を感じさせる重苦しさと先の読めない不気味さが織り交ざる。
暴走する星の夢や感情があるかすらわからない機械に非常にマッチしてる。
演出も特筆すべき点が多い。
第一形態は激戦を感じさせる「VS.スタードリーム」で第二形態は静かさに何かを感じる「主のいないインテルメッツォ」。インテルメッツオとは「間奏曲」という意味で、第一形態と第三形態の取り持ちを行っているため、この曲の評価を高めてる。
そして第二形態から第三形態に移り、ギャラクティック・ノヴァらしき顔が「星の産声」を上げ本楽曲が始まる。星の夢は謎のカウントダウンを始め、カウントダウンが終わる前に倒しきらないとFatal Errorの文字列が猛攻を仕掛けてくる。初見だったらこの時点でまずゲームオーバーだろう。
回歴スル追約ノ忘レ貝
真・勝ち抜きボスバトルにおける「星の夢.Soul OS」の第四形態では、構成と名前を変えた「回歴スル追約ノ忘レ貝」が後半戦で使われる。
前半戦ではギャラクティック・ノヴァのコアそっくりの戦闘だが、ギャラクティック・ノヴァのBGMのアレンジだがBGMのサビを丸ごとカットしてる「Soul 0 System」が流れる。
後半戦ではハートのコアが直接攻撃を始め、この楽曲が流れ始めるのだが、ポーズ画面の内容が変化して、「ハルトマンのメモリーが消えた。」と表示される。そのためメタナイトでGo!リターンズなどでハルトマンに哀れみを感じ始めたプレイヤーの心をえぐる。
幼き日に視たデウス・エクス・マキナ
星のカービィ スターアライズの星の○○○○ スターフレンズでGo!の「星の秘書スージー」にて、新たなアレンジ、「幼き日に視たデウス・エクス・マキナ」が登場した。
「VS.スタードリーム」とのアレンジメドレーで、特徴はオーケストラ調の生の音で構成されていること。そして原曲に比べ明るく、希望を感じさせることだろう。
秘書スージーはカンパニーの再建を目指していて、その未来が開かれているといったところか。
曲名について
「回歴する追憶の数え唄」の数え唄はカウントダウン(デット・エンド・コード)を指してると思われ、追憶(過去の記憶)は星の夢の攻撃方法がハルトマンに関連するものだからと考えられる。
ちなみにハルトマンに関連する攻撃方法は全てギャラクティック・ノヴァのパーツでもあり、そこもすり合わせながら設定したと思われる。
「回歴スル追約ノ忘レ貝」はただのバグった文字列に見えるが、忘れ貝とは恋しい人を忘れてくれる貝として和歌や古文に出てくる貝。娘に再び会いたいという夢と約束(追約)を忘れることを指してるのだろう。
「幼き日に視たデウス・エクス・マキナ」のデウス・エクス・マキナは機械仕掛けの神と言われる。
スージー視点だと間違いなく星の夢そのものだが、プレイヤー視点だと、子どものこと夢みた願いを叶える存在=ギャラクティック・ノヴァとの考察もある。
余談だがデウス・エクス・マキナは元は演劇用語で、物語を強引に円満解決させる存在である。
該当項目にもある通り批判される手法だが、子どもとは幸せな未来を夢見るはず。
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