夢追人とは、愛知県名古屋市東区大幸南にある私立至学館高等学校の校歌。
概要
2011年に行われた第93回全国高校野球選手権大会の地方大会で至学館高等学校が勝利し甲子園出場となった。
そして試合終了後に校歌斉唱となるのだが・・・
高校名や校歌定番のフレーズも出てこないアップテンポな曲調にこの校歌が「まるでJ-POPのようだ」と話題になった。
一番高い 所に登って 一番光る 星を掴んだ いろんなことを 経験したね |
YouTubeにその様子を撮影した動画がうpされ、それが2012年3月30日現在で61万回再生。
2011年の夏は同じく歌詞が特徴的な健大高崎と実際に戦い、「校歌対決」とまでいわれた。
また、CD化してほしいという声を受け、2012年3月1日にシンガーソングライターのKOKIAが歌ったCDがリリースされた。
歌詞について
この曲はもともと校歌として作られたものではない。もともとは飯尾氏が、2004年のアテネオリンピック選手(伊調千春、伊調馨、吉田沙保里)がメダルを獲得したことを祝した記念の歌であった。しかし、前述の三氏が同法人の大学(中京女子大学(現・至学館大学))であり、至学館高校が校名変更・共学化をするに当たり新校歌として2005年より採用した。
歌詞の基調は、レスリング選手の伊調千春が、アテネオリンピックにおいて銀メダルの結果に失望し、当初は引退を考えたが、怪我をしてバレーボールを諦めていた友人から励まされて現役を続行することを決意したことによる。
オリンピックがもともと、ギリシャにおける古代祭典を近代において復活したものであること、アテネオリンピックが2004年にオリンピック発祥地であるギリシャにおいて行われたことなどを考慮したことにより、ギリシャ神話とかかわりが深い、星座の「カシオペア」や、ギリシャ神話の聖山「オリンポス」などの歌詞が書かれている。
なおギリシャ神話におけるオリンポス十二神のうち、女神は、六柱(母性・貞節の神ヘラ、知恵・芸術の神アテナ(ヘラと最高神ゼウスの娘)、愛・美の神アフロディテ、月・狩猟の神アルテミス、農耕の神デメテル、竈の神ヘスティア)が確認されるが、ここに書かれている「オリンポスの女神」が具体的にどれを指しているのかは不明。
公式動画
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外部リンク
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