大江千里単語

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大江千里とは、

1. 平安時代前期の歌人、「おおえのちさと」。
2. 日本のシンガーソングライター・タレント、「おおえせんり」。

1の概要

小倉百人一首で歌われている歌人として知られている。

月見れば　ちぢに物こそ　悲しけれ　わが身ひとつの　秋にはあらねど

小倉百人一首　二三　（古今和歌集　巻第四　秋歌 上　193）

2の概要

1960年9月6日生まれ。愛称は千里君、千ちゃん。出生当時は東京都板橋区に住んでいたが、すぐに大阪府藤井寺市に転居している。黒縁のメガネがトレードマークのカジュアルな風貌が特徴。1983年に「ワラビーぬぎすてて」でデビュー。以降現在に至るまで30枚のアルバムを発売し、精力的な活動を続けている。デビュー当時のキャッチコピーは「私の玉子様」で、センスはどうあれ、時代を感じさせる。

初期の頃と最近では歌い方にかなり変化が見られるが、親しみやすい旋律を、暖かみのある歌声で歌い上げるポップスという点では一貫している。楽曲は槇原敬之などの多くのアーティストに影響を与えたとされており、また楽曲の提供も多く行っている。

ニコニコ動画内では、「夏の決心」（「ポンキッキーズ」挿入歌）、「スケッチブックを持ったまま」（アニメ「スケッチブック」EDテーマ、歌：牧野由依）などが知られている。

1995年の阪神・淡路大震災の折には、ボランティア・チャリティー活動を行い、泉谷しげる、嘉門達夫らとともにチャリティーシングル「怒りのグルーヴ〜震災篇」を発表している。

俳優、テレビタレントとしても活動し、数多くのドラマ・映画に出演した。中でも「十年愛」（TBS、1992年）では、高速回転するメリーゴーランドの柱に掴まって自分の娘をメリーゴーランドから救出し、吹き飛ばされて背中から落下し、包帯でミイラ男のようにぐるぐる巻きにされて病院に搬送されたあげく（なぜかメガネはしっかりとかけている。包帯の上から）死亡するという笑撃的な役回りを演じ、現在に至るまで語りぐさとなっている。

作家活動も行っており、その際は梶原杢太郎というペンネームを使用している。

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