天魔機忍とは、バーチャルYouTuberであるぜったい天使くるみちゃん、あっくん大魔王、ニーツ/VT-212、乾伸一郎の4名によるコラボユニットである。
この記事では、この4名にバーチャルゴリラを加えた天魔機忍ver.Gについても解説する。
前身(酒焼け天使と童貞大魔王)
この5名は、いずれも2018年1月に活動を開始した個人系のバーチャルYouTuberであり、いわゆる同期としてTwitterなどで交流があった。
当時はVtuberが増え始めていた時期で、それぞれに固定ファンが付き始めると同時に、Vtuber同士のコラボを求める声も増えていた。
しかしながら、Vtuberのコラボというのは意外と難しい。理由としては
・生身のYouTuberと違い、中の人が会ったところでコラボにならない
・じゃあ仮想環境で会えるかと言うと、配信環境がそれぞれ違うため、同じバーチャル環境に立たせるというだけで難しい(VRchatがあるがしっかりとした3Dモデルを持っているVtuberは当時かなり少なかった)
・いわゆる四天王(のじゃおじ除く)は企業による運営のため、動画内でお互いについて言及することはあっても本格的なコラボは簡単には出来ない
・Vtuber毎に独自の世界観がある事が多いため、その尊重が出来ないとコラボしても互いにマイナスになるだけになってしまう
等が挙げられる。
そんな中、ぜったい天使くるみちゃんがあっくん大魔王に声を掛ける形で、二人でのコラボPUBG配信が1月28 日に行われる。なお、この配信には乾伸一郎も誘っていたが、都合が悪かったため参加できなかったようだ。
姉御肌のくるみちゃんとヘタレなあっくんの親和性は非常に高く、天使と魔王という真逆の立場のコラボでありながら、この配信は好評を博した。
また、懸念されていた世界観の競合についても、ゲーム配信という中継地点を設けて、配信者同士がお互いを尊重しながらであれば問題はないということが示せたという点でも、このコラボが成功した意義は大きかったと思われる。
天魔機忍、結成
天魔機忍というワードはtwitter上では上記コラボ後の1月30日から確認できる。これは、4人を象徴する漢字一文字ずつをつなげた物であり、ファンと本人たちとのやり取りの中で自然発生した呼び名である。
先の二人コラボが成功したこともあって、4人でのコラボ配信を望む声は大きくなっており、また、ニーツがTwitterでPUBGをプレイしていることを呟くなど、伏線は着々と張られていた。
そして2月8日、ついに天魔機忍によるコラボPUBG動画が配信される。この動画は4人によるチーム戦の様子がそれぞれの視点で自身のチャンネルに投稿された(なお駄忍)
4人がそれぞれの持ち味を活かし、お互いの良さを引き出し合っていたこの動画は高い評価を得て、天魔機忍の名が広まることとなった。その後、Vtuberのコラボ時にユニット名を名付けるのが慣習化したことや、ユニットに天魔機忍のような漢字の羅列が使われることがしばしばあることからも、このコラボの影響が伺い知れる。
そして、【第1話】と動画に名付けられていたことから、今後もコラボは続いていくと思われていたのだが…
まさかの解散、そして天魔機忍ver.G再結成
2月14日、ぜったい天使くるみちゃんのチャンネルが突如閉鎖してしまう。
当然、交流があったあっくん大魔王らは本人とコンタクトを試みるなど、事態の解明に努めたが、早期の解決及びくるみちゃんの復帰は難しいという結論に達してしまう(ぜったい天使くるみちゃんの項目を参照)
これにより、天魔機忍としての活動は無期限休止になるかと思われたが、上記の結論を発表した翌日、くるみちゃん以外の3人とバーチャルゴリラによるコラボL4D2生放送が行われることに。(仲間内で特に落ち込んでいるあっくん大魔王を励まそうという意図があって突発で組んだらしい)
そしてそのタイトルには、「天魔機忍ver.G」の文字が…
このユニット名は、くるみちゃんが天魔機忍にバーチャルゴリラが加わった時のユニット名として考えていたものであった。
生放送のエンディングトークでもくるみちゃんの件に触れ、あっくん大魔王は「またいつかくるみちゃんが帰ってきた時に、暖かく迎えられるようにしたい」と述べ、視聴者からも「天魔機忍は不滅」などのコメントが飛び交っていた。
その後現在に至るまでこの4人または5人を描いたファンアートなどは作られ続けており、非常に高い人気であることが伺える。
メンバー
ぜったい天使くるみちゃん【天】
・酒焼け天使
・他の男共を纏め上げる姉御肌
・あっくん大魔王とのラブコメのような姉弟のような関係は「のろけるな」「もっとのろけろ」などと視聴者から支持されている
・たけのこ派
あっくん大魔王【魔】
・童貞大魔王
・ナチュラルに鈍感ムーヴをするバーチャルラノベ主人公
・敵と遭遇→即謝罪からの死亡はもはや芸術の域
・忍者の下ネタに気づけないピュアっぷりに、海外でつけられた渾名が「Cherry Daemon」
・たけのこ派
ニーツ/VT-212【機】
・感情がない(大嘘)たけのこ過激派メカ
・活動初期からあっくんに「我が王」と忠誠を誓っている大ファン
・機械音声のため声を聞き取ってもらえず、あっくんにスルーされる事が多い負けヒロイン
・段々とあっくんへの愛が歪んでいっており、某撲殺天使的な愛情表現が増えている
・ゲームのプレイスタイルも好戦的で、PUBG放送では一番kill数を稼いでいた
乾 伸一郎【忍】
・脱衣淫一郎
・コラボの実況プレイではかなりのゲラで、終始笑いながらプレイしている
・ゲームの腕は確かで、解説役も務める事が多いが、下ネタを封印されると途端に言葉が詰まる
・ゲームでもトークでもフォローに回り、影から放送を支える有能忍者。ただし録画は失敗する
・VtuberのL4D2実況に舌技マンを定着させた元凶。天魔機淫って言うのはやめてさしあげろ
・忍者飯派
バーチャルゴリラ【G】
・喋るゴリラ
・ゲーム実況動画自体が不慣れなようだが、忍者の解説を熱心に聞きながら堅実なプレイを見せる
・忍者の下ネタには普通の解説以上の食いつきを見せ、大魔王の心労を増やしていた。
・まさかのゴリラ生存ルート
・バナナ派
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関連項目
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