太鼓鐘貞宗(刀剣乱舞)とは、ブラウザゲーム「刀剣乱舞-online-」に登場する刀剣男士である。
概要ってのは一世一代の晴れ舞台だからな。着飾って当然だろ?
相州貞宗の作で、長く伊達家に在った短刀。
伊達者という言葉が今に残るだけあって、派手好きでお洒落を尊ぶ性質を
この太鼓鐘貞宗も受け継いでいる。
燭台切光忠とは「みっちゃん」「さだちゃん」と呼び合う仲。
サービス開始以降、燭台切光忠(刀剣乱舞)と大倶利伽羅(刀剣乱舞)の台詞において存在が示唆されていた。
設定資料集「刀剣乱舞絢爛図録」でも上記2名の設定文で名が挙げられており、大包平(刀剣乱舞)・妙法村正(→千子村正(刀剣乱舞))と並び、長らく実装が期待されていた。
2016年6月22日の公式Twitterにて正式に実装が発表され、翌日6月23日のメンテナンスで実装。
7面「延享の記憶」の7-2「江戸・白金台」ステージのボスマスで稀にドロップする。
だが7面は最高難易度のマップとなっており、練度を上げた刀剣でもそう易々と攻略する事は出来ない。加えてドロップはおおむねA勝利以上(ごくまれにB勝利)が条件となる為、勝利条件の緩和が行われた今なお、多くの難民が存在する。かくして、今日も白金台に審神者のうめき声がこだまするのであった。「さだちゃんはこっちに来てる?」
その他、期間限定イベント「戦力拡充計画」において登場するなど、入手機会はさまざま。
2018年7月3日のメンテナンスで刀剣男士の入手方法に大きな変更が入り、鍛刀での入手が可能になった。鍛刀時間は20分。他の短刀と同じく最低値でも出ることがあるため、入手難易度はかなり下がった。
ドロップ台詞が2種あり、初ドロップ時は「待たせたなぁー皆の衆! へへへ。なーんてね。俺が、噂の貞ちゃんだ!」となっている。ゲームリリースから実装まで1年6ヶ月もお預けされていたため、この台詞を聞いて感慨もひとしおの審神者も居ることだろう。
2度目以降のドロップでは「俺は、太鼓鐘貞宗!ド派手に暴れようぜぇ!」となる。
なお、鍛刀では初入手でもドロップ台詞が「ド派手に~」の方に統一されている。ただし、ランダムになっているとの報告もあり、検証中である。
ほとんどの太刀のドロップ範囲が6面以降に変更されたため、これからの新人審神者には貞ちゃんが初期に来て相方が「噂のみっちゃん」となり待たれる光景もあると予想される。
外見は、羽根飾りを付けたセミロングの黒髪に金眼の少年。
戦装束は刀派共通の「白」と「金」を基調にした洒落た洋装で、空色のマントを羽織っている。ベルトを装着したふとももがまぶしい。スリスリしたい。
内番は刀派共通の白を基調としたジャージ姿。ちらりと覗くおなかがまぶしい。
活発そうな立ち絵の通り、性格は快活で男前な「伊達男」。派手好きでお洒落に気を遣う。曰く、「戦ってのは一世一代の晴れ舞台だからな。着飾って当然だろ?」
一方で万屋では「派手に散財するのと無駄遣いは違うからな」と窘めるなど、しっかりしたところもある。その気質からか、ファンから敬意をこめて「貞ちゃんさん」と呼ばれる事も。
「みっちゃんと組んでた頃は、楽しかったぜ。また一緒に組みてぇなぁ」という台詞からも解るように、同じ家にあった燭台切光忠(刀剣乱舞)とは旧知の仲で、「みっちゃん」「貞ちゃん」と呼び合っていた。実際、この二振は対になっている台詞が多い。
伊達家にあった燭台切光忠(刀剣乱舞)・大倶利伽羅(刀剣乱舞)・鶴丸国永(刀剣乱舞)とは、畑当番にて特殊会話が発生。気心の知れた間柄が伺える。ファンの間では4振りを「伊達組」と呼んでいる。
特に大倶利伽羅とは最も長く同じ家にあった事もあってか、馴れ合うつもりはない筈の彼が「貞宗」または「貞」と呼ぶなど、それなりに馴れ合って距離を詰めている様子。また、共に関ヶ原に出陣すると回想が発生する。
また鶴丸のことは「鶴さん」と呼んでおり、燭台切とは異なり年長者として扱っている…かと思いきや畑に驚きと恐怖を齎す悪友コンビである。
なおメディアミックスにおいて太鼓鐘は大倶利伽羅を「伽羅」と呼んでいる。その他歌仙兼定(刀剣乱舞)に対しては、之定になぞらえて「のの字」と親しげに呼んだが、あまり行儀の良い呼び方ではない為か、呼ばれた当の本人は少々困惑していた。
7面を通じて展開する回想シリーズ『九曜と竹雀のえにし』において『協力・続』および『団結・続』に登場。騒動を解決するため、光忠や小夜左文字(刀剣乱舞)に協力して食材探しをやっている。
仙台まで行って、盛り上げ役としてビッグになってきた太鼓鐘貞宗だぜ!
2017年7月4日、極(きわめ)が実装。
極の刀剣男士の中にあって打撃が1位タイ、必殺が2位と、攻撃に特化したステータスとなった。刀装・馬次第では、打撃100を超える事も可能。
半面、衝力と隠蔽がワーストという、かなりピーキーな仕様となっている。
最大の特徴は、額に輝く日輪の如き前立。
これは伊達政宗が初陣で使用したと伝えられる「大日如来梵字大輪貫前立兜」の前立を模している。日輪(あるいは満月とも)の中に大日如来(胎蔵界)の真言「 अ वि र हूं खां(ア・ビ・ラ・ウン・ケン)」があしらわれている他、兜の鉢に八幡大菩薩を始めとした神仏の名が刻まれている。
宝石のような飾りや甲冑が増え、左手を額にかざしたそのポーズから、某月のプリンセスを思い出す審神者もいるとかいないとか……。
修行先は、彼が伊達家に来るきっかけとなった伊達忠宗の元だった。
父・政宗のだいぶアレな逸話と比較すると地味な印象がある忠宗であるが、父から受け継いだ仙台藩の基盤を固めた「守成の名君」であり、「そういう御方のところにこそ、俺みたいな盛り上げ役がいるとちょうど良いんだろうな」と、審神者に宛てた手紙で述べている。また、政宗についても、天下泰平の御世にあって尚派手な逸話を残した理由について一つの結論を導き出し、本丸に帰還した。
衣装に対するこだわりは健在で、審神者に対して「その服地味じゃねえか。俺が見立ててやろうか?」と申し出る他、刀装を装備する時にも「どう使えば、見栄えがするかねえ?」と口にする。
戦に際しては「戦に出るが刀の華よ!」と豪語し、一騎打ちともなれば「まさに一世一代の大舞台!」と見得を切るなど、以前にも増して気合が入っている模様。
また、極の実装とともに内番・手合わせにて燭台切光忠(刀剣乱舞)・大倶利伽羅(刀剣乱舞)・鶴丸国永(刀剣乱舞)と一緒に組ませると特殊会話が追加された。これは太鼓鐘貞宗が極めていなくても発生する。
史実だろうが、手は抜かねぇぜ!
日本刀中興の祖である正宗の子・相州貞宗の作とされる。
在銘刀は非常に少ないものの、五箇伝と呼ばれる刀工の流れの一つ・相州伝の代表的な刀工であり、父と並び高い評価を受けてきた。
無銘ながら貞宗作とされ、貞宗の短刀でも最も小振りと言われる名物。
京都西陣の金工・27代埋忠重長が記した押形の図録「埋忠銘鑑」によると、堺の町人「太鼓鐘(たいこかね)」が持っていたためにこの号がついたとされている。
徳川家康の遺品として駿府御分物刀剣元帳の上々御脇差に記載がある。
元和3年(1617年)、紀州徳川家初代・徳川頼宣から徳川秀忠に献上。同年、秀忠の養女・振姫が伊達政宗の嫡子・伊達忠宗に輿入れする際、秀忠から忠宗に下賜された。
延宝5年(1677年)、仙台藩四代藩主・伊達綱村が老中・稲葉正則の娘、仙姫と結婚した際、祝儀として稲葉家に贈られた。しかし貞享5年(1688年)、正則の嫡子・稲葉正往が親戚の不祥事に連座して免職・転封となり、財政難となった為か、伊達家に買い戻された。
以後は戦後まで仙台伊達家に伝来。 伊達家の蔵刀目録「劒槍秘録」では「太鼓馨」と記録されている。
享保名物帳では稲葉家所蔵として記載されているが、長さや茎が微妙に異なり謎が多い。
明治16年(1883年)、仙台から東京の伊達邸に移転。
昭和4年(1929年)3月の「日本名宝展覧会」では、伊達伯爵家から大倶利伽羅と共に出展されている。
昭和のはじめに重要美術品の指定を受け、昭和13年(1938年)旧国宝指定。
戦後に伊達家を離れ、現在は重要文化財指定を受けて個人蔵。
2016年11月12日~2017年2月19日、佐野美術館にて「名刀は語る 磨きの文化」展に出展。
蜻蛉切も同時に展示され、これに伴ってゲームとのコラボが実現。立ち絵パネル、描き下ろしイラストが展示され、コラボグッズが販売された。
また初日と2日目には同施設にて小夜左文字・愛染国俊も特別公開され、盛況ぶりを見せた。
なるほどねぇ。これが俺の関連動画かー。
極
関連静画の油断を突こうぜ?そういうの映えるだろ?
へへっ、このさきが関連項目だな。気合い入れるか!
- 刀剣乱舞
- 伊達組
- 燭台切光忠(刀剣乱舞) - 「みっちゃん」「さだちゃん」と呼び合う仲
- 大倶利伽羅(刀剣乱舞) - 関ケ原に一緒に出陣すると回想イベントが発生
- 鶴丸国永(刀剣乱舞) - 二人で畑当番をさせると……
- 貞宗派
- 物吉貞宗(刀剣乱舞) - 刀工が同じ
- 亀甲貞宗(刀剣乱舞) - 刀工が同じ
- 山姥切国広(刀剣乱舞) - イラストレーターが同じ
- 山姥切長義(刀剣乱舞) - イラストレーターが同じ
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