対象a(anNina)とは、anNinaが歌う楽曲で、アニメ『ひぐらしのなく頃に 解』のエンディング曲である。
概要
基本情報
2007年8月22日発売(税込価格1260円)
作詞:interface
作曲・編曲:inazawa
歌:anNina(Annabel×bermei.inazawa)
由来
ジャック・ラカンが提唱した、「欲望の原因としての対象」の概念を意味する同じ単語が由来で、また、ギリシャ神話の『アンティゴネー(アンティゴネ)』も関係している部分がある。(そもそも、ラカンが『対象a』そのもので、アンティゴネーを引用している。)
歌詞を解釈すると、非常に哲学的且つ『ひぐらしのなく頃に』の世界観・ストーリーを象徴した内容になっているのが分かる。(詳細は「こちら」を参照するといいだろう。)特に、古手梨花のイメージ、視点、境遇を意識した部分が多い。
由来の関係から読みは「たいしょうエー」ではなく「たいしょうアー」になる点に注意していただきたい。
楽曲
淡々とした炎の揺らめきのような歌声と、深く重みのある文学のような歌詞が、不安と安らぎを同時に与えてくる、そんな錯覚を覚えるような印象を受ける人も多い。
曲を作ったanNinaは、「ひぐらしのなく頃に」の世界観を保てるように、少しでもストーリーに合うように、非常に苦心したらしい。現に「合わない」との意見は全くといっていいほど聞かれない。逆に楽曲を推す意見もあまり見られないが、それは本編からエンディングへと移る過程でのギャップがあまりにも小さく、ひと連なりのものとして感じ取っていることを表しているものではないだろうか。
その他
※ この項には、ソースが確定しない内容も含まれています。ご注意ください。
- 楽曲を歌うanNinaは、Annabel(ボーカル)とbermei.inazawa(作曲者)のユニットで、見て分かるとおり二人の名前がその由来である。(Annabel + inazawa)
- 『ひぐらしのなく頃に 解』の最終話では、それまでは編集されて短くなっていたイントロ部分が全て流れた。
- ひぐらしのなく頃にのエンディング「why,or why not」の雰囲気を意識して作られた。
- 曲を構成する3/4拍子は、輪廻転生のイメージ
- ボーカルであるAnnabelは、原作を全てプレイしている
関連動画
関連商品
CD
※ 『natal』に収録されているバージョンは、大幅なアレンジが加えられている。
DVD
関連コミュニティ
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関連項目
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