小林宏之単語

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小林宏之（こばやし ひろゆき）とは、

1. 埼玉県出身のプロ野球選手（投手）。1978年6月4日生まれ。
2. 北海道出身のサッカー選手。1980年4月18日生まれ。
3. 愛知県出身の航空評論家。

本記事では1.について解説する。

概要

ロッテ時代

1996年のドラフト4位で、春日部共栄高校から千葉ロッテマリーンズに入団。小林雅英に繋ぐセットアッパーとして頭角を現し、2003年途中から先発に転向する。

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2005年～2007年に3年連続2桁勝利を挙げ、清水直行の不振もあってエースと呼ばれることが多くなっていたが、2008年は足の痙攣などの影響か不調が続き、5勝12敗と散々な成績でエースの座を奪い損ねた。

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2009年もチームの不調に引きずられるように黒星を積み重ね、4勝13敗と復活できずに終わった。

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2010年は登録名を「小林宏」にし、西村徳文監督の意向で先発からクローザーへ転向。終盤は不調もあって、チームがクライマックスシリーズ進出を決めた最終戦ではクローザーを伊藤義弘に奪われたりもしたが、最終的に57試合（3勝3敗）29セーブをマーク。セーブ数では、ブライアン・シコ―スキー（埼玉西武ライオンズ）、馬原孝浩（福岡ソフトバンクホークス）に次ぐ3位と結果を残し、チームとして3年ぶりのクライマックスシリーズ進出（3位）に貢献した。
クライマックスシリーズでは、ファーストステージの西武、ファイナルステージのソフトバンク相手に危なげない投球を披露し制覇する。しかし中日ドラゴンズとの日本シリーズでは、優勝のかかる第7戦で1点差の9回に登板。和田一浩に三塁打、トニ・ブランコの犠牲フライであっさり同点とされる。その後ロッテが勝ち越し、日本一となった。

前々からメジャー志望を公言しており、2010年オフにメジャー移籍を目指してFA宣言。しかし右のリリーフはメジャーでは足りていると言われ、オファーはいずれもマイナー契約だった。

阪神時代

2011年1月、メジャー移籍を断念し、かねてから獲得に動くことを表明していた阪神タイガースに移籍することで合意した。背番号は41。シーズンでは、藤川球児へと繋ぐセットアッパーとして期待され起用されたが、前半戦だけで実に6回の救援失敗で4敗を喫する不振で、ファンの期待を大いに裏切る結果となった。不振の原因は捕手の城島健司が決め球のフォークを捕球できないせいと言われ、藤井彰人と組むようになってから一時成績が上向いたものの、8月末に二軍降格、シーズン終盤に復帰したがチームもCS進出を逃す。42試合で1勝5敗21ホールド、防御率3.00という成績に終わった。

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2012年は先発再転向を目論んだが、オープン戦から結果を残せず開幕二軍スタートとなると、そのまま二軍で塩漬け状態が続いた。株主総会では故障の城島健司と共に名指しで「不良債権」と批判され、二軍でも満足のいく結果が出せず、結局一軍復帰のならないまま9月に来季の戦力構想から外れていることが明らかになり、阪神を退団することになった。

阪神退団後

11月の古巣・ロッテの秋季キャンプで入団テストを受ける。しかし投球練習では直球がMAX130km/h台だったこともあり伊東監督と斉藤投手コーチが酷評、入団に難色を示された。「追試」として紅白戦で先発するも、一軍出場がほとんどない8年目の青松敬鎔に3ランを打たれたりするなど大松の併殺打があったにもかかわらず2回6被安打失点5と散々打ち込まれ、あえなく不合格となった。

2013年1月31日、ロサンゼルス・エンゼルスとマイナー契約で合意。3年越しのメジャー挑戦となった。招待選手としてスプリングトレーニングに参加したが、結果を残せず3月4日に早々と解雇された。

独立リーグ時代

その後、8月にプロ野球独立リーグの群馬ダイヤモンドペガサスに入団。
7試合に登板、2勝1敗防御率3.14とそこそこの成績を残したがシーズン終了後自由契約となり退団。
その後プロ野球12球団合同トライアウトに参加したが、獲得に動いた球団は無かった。

2014年2月、信濃グランセローズに選手兼任投手コーチとして入団した。信濃入団後は、セットアッパーとして26試合に登板。2勝1敗、防御率1.26の成績を残す。

西武時代

2014年7月21日に埼玉西武ライオンズが獲得を発表し、2年ぶりにNPBへ復帰することになった。背番号52。しかし防御率7.92、15失点と打ち込まれた。戦力外通告を受け、現役を引退した。

引退後

2015年からは武蔵ヒートベアーズの投手コーチを務める。背番号41。2017年をもって退団し、その後は「マリーンズ・ベースボール・アカデミー」でコーチを務めている。

人物

通称「ロリ様」「コバロリ」。由来は2004年開幕前、25歳にして18歳の嫁を貰ったことから。さらには「交際期間6年だった」と2ちゃんねるなどで根も葉もないことを書かれ、完全にロリコン扱いとなる。

九頭身のモデル体型のイケメンで年収1億超え、おまけに幼妻ゲットという人生の勝利者である。

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成績

通算投手成績

通算:13年	登板	先発	完投	完封	勝利	敗戦	セーブ	ホールド	勝率	投球回	与四球	奪三振	失点	自責点	防御率
NPB	385	157	22	4	75	74	29	31	.503	1297.1	358	1135	563	514	3.57

独立リーグでの通算投手成績

通算:2年	登板	勝利	敗戦	セーブ	勝率	投球回	与四球	奪三振	失点	自責点	防御率
BCリーグ	33	4	2	1	.667	57.1	9	46	25	14	2.11

関連動画

関連項目

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