小林昭二(1930年9月6日~1996年8月27日)とは、東京都東京市淀橋区(現・新宿区)出身の俳優・声優である。
概要
日本大学藝術学部映画学科中退後に劇団俳優座養成所に入所。第2期生でもある。その後1952年に映画デビューを果たす。以後は、映画や舞台で活躍。『ウルトラマン』のムラマツ隊長や『仮面ライダー』シリーズでの立花藤兵衛役はあまりにも有名である。しかし共演をした黒部進や藤岡弘、らに対しては「子供に媚びることなく、一般のドラマのように真剣に演じること」をアドバイスをしていた程、後輩の役者にも慕われた人柄であったという。
その一方で、他の現代劇や時代劇では小市民から悪役まで幅を広く演じることができる俳優としても知られる。
その他にも『西部警察PARTⅡ』の途中から『西部警察PARTⅢ』でのベテラン刑事・南長太郎役や『仮面ノリダー』シリーズでも立花藤兵衛役で出演をするなど役柄の幅の広さを知ることが出来る。
また、声優として往年の西部劇スターであるジョン・ウェインの専属吹き替えを担当するなど、洋画吹替を中心に活躍していた。
1996年に神奈川県横浜市内の病院で肺がんのために死去。享年65歳であった。
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