小高直樹とは、日本の作曲家・編曲家である。長らくサン電子(サンソフト)に所属し、『ラフワールド』(1990年8月10日)や『超惑星戦記 メタファイト』(1988年6月17日発売)などの作曲で知られる。
現在は大同大学や名古屋音楽大学などで教授・講師となり、研究や後進の育成にあたっている。
概要
愛知県立芸術大学音楽学部音楽科作曲専攻卒業。CMなどの作曲に携わったのち、1980年代よりサンソフトのサウンドチームに所属し、1986年4月26日発売の『アトランチスの謎』以降、数多くのゲームソフトで作曲を手がけた。同社において影山雅司と双璧をなす名物コンポーザーであり、クレジットでは「N. Kodaka」「Kodaka-san」「CHOKKUN」などの名義が使用されていた。
『マドゥーラの翼』(1986年12月18日発売)、『超惑星戦記 メタファイト』などのワクワク感溢れる楽曲群をはじめ、DPCMを用いたスラップベースを初めて採用した『ラフワールド』、『へべれけ』などの人気楽曲を数多く手がけ、同社の中で関わったゲームの数は20以上。
制作のスタイルとして、小高はプログラムまでは担当しておらず、楽譜をチームに渡してサウンドプログラマーチームに任せ、相互にチェックする手法をとっていた。結果として、ドラムやベースなどをはじめとする多数の表現において、原伸幸、諸田直久、瀬谷真一といったサウンドプログラマーの熱意と技術により非常に高い品質が実現した楽曲群は現在まで非常に高く評価され続けている。
DTMのパイオニアとしても知られ、サンソフトの退社後は大同大学情報学部情報デザイン学科の教授、名古屋音楽大学音楽学科のコンピュータミュージック講師を務めている。著書に教本「コンピュータミュージック: デジタルサウンドビギナー(2000年、アイテック刊。平松雅恵、峰岸暁との共著) 」がある。
関わったゲーム作品
備考のない作品は基本作曲での参加と思われるもの。
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