工藤順子とは、日本のシンガーソングライターである。近年は作詞家としての活動が中心。
概要
FM雑誌でのコンクール入選、山崎ハコなどへの作品提供を経て、1984年3月21日、アルバム『茜色のカーニヴァル』でデビュー。本作にはアレンジ、演奏で小室哲哉も参加している。
『風のオルガン』などNHK『みんなのうた』へ提供された楽曲は今でも高い評価を受けているが、アルバムのCD化などはされておらず、入手は非常に困難な状況になっている。
1980年代後半からは作詞家としての活動が中心となり、ZABADAK、小川美潮、志方あきこなど数多くのミュージシャンの作品で作詩を担当している。とりわけ遊佐未森の初期作品には数多くの作品を提供しており、作品全体の世界観構築の上で、作曲の外間隆史と共に重要な役割を果たした。
2000年12月27日には、16年ぶりとなるアルバム『平日マチネー』をリリース。デビュー当時の楽曲の世界観を彷彿とさせる『幸せの猫』、初期の遊佐作品にも通じる部分の多い『雨やどりの木』、他にも『鳩おとこ』『レイゾウコ』など奇妙でユーモラスな楽曲など、バラエティに富んだアルバムとなった。
なお本作には遊佐未森、光田康典、中西俊博、吉良知彦、みとせのりこ、河井英里など知る人ぞ知るミュージシャンが多数参加している。
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