敏腕秘書とは、桃太郎電鉄シリーズにおける貧乏神のスラングである。また、桃鉄TASではタグとして使われることが多い。
概要
ハドソンから発売の桃太郎電鉄シリーズの大半に登場する貧乏神は、本来なら物件を売ってきたり不要な投資でプレイヤーに損害を与えるお邪魔キャラなのだが、極稀にプレイヤーに有益な結果をもたらすことがある。
それをプレイヤーの思惑のまま乱数を調節し連続で行うとあたかも社長のためによく働く秘書のようであることから、この名前(または貧腕秘書とも)で呼ばれる。
主な仕事ぶり
- 子会社を設立して2億円×年数の臨時収入を得る。
- 高騰する物件を売り資金を工面する。その物件をクレジットカードで購入して借金をふみたおしていれば利益は何倍にも膨らむため、マネーロンダリングも容易に可能。
- 離れた場所の物件をクレジットで買ってきてくれる。
- 貧乏神としての特権を乱用し、もう一度行動を許可する。
- ○○へ行け!カードを破壊し、カード枠に余裕を作る
- 有用なカードを倍額ながら買ってきてくれる。借金帳消しになる徳政令カードなどもその対象なので・・・
- デビルカードなどのマイナスカードすら破壊してくれる。
余談
実際の貧乏神もまた八百万の神々の一柱であり、必ず悪である西洋の悪魔などと異なり「丁寧に祀ると福をもたらしてくれる」ともされ、実際に神様として祀られている神社も存在する。
桃鉄の場合、可処分の物件がもはやなく借金を背負っているどうしようもない状態のプレイヤーの場合、あまり物件へダメージを与えることはできず(初期の作品では可処分物件がない場合「ボクとおんなじなのねん」というセリフがある)、また借金は踏み倒す手段が多いことから借金を背負った状態なら額面が増えても最早ダメージはないということが多い。
その際は、徳政令カードやら進行形のカードを買ってきてくれることで「詰み」を防止してくれているという側面もある。
キングボンビー同様、ボードゲームのバランスを取っている存在なのかもしれない。
関連動画
関連項目
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