時祭イヴとは、日本史上最も幸せな時代とされる「今」、№1の人気を誇るアイドル歌手である。
概要
いつごろから活動し始めたかは定かではないが、「現在」では並み居るアイドル・歌手を抑え、 トップアイドルの名を欲しいままにしている。 透き通るような淡いエメラルドグリーン(銀髪ともいわれる)のロングヘアと、ややハスキー気味の美声が特徴的。 テレビでは連日彼女の歌唱映像が流れ、最新曲「背中越しにセンチメンタル」は3週連続でトップを記録。その可愛らしさと 魅力的な曲の数々により、彼女に心を溶かされる者は後を絶たない。
姿を見せないアイドル
彼女は殆ど(と、いうより全く)人前に姿を表さないことでも知られる。 人気の割には、ライブもコンサートも一度たりとも開催されたことがなく、「イヴのOnly You」といった単独出演のテレビ 番組、あるいは歌番組やPV等でしかその姿を目にすることは出来ず、「街で見かけた」などという声も不思議と聞かれない。
また、彼女のバックコーラスをやったという女性の話によると、収録の際にイヴ本人は姿を見せず、 「後からイヴ一人のフィルムと合成する」と説明されたという。 あえて姿を隠すことで神秘性を演出する、というのも立派なアイドル戦略の一つであるが、ここまで徹底しているのも珍しいと言える。
変化
最近では、某国からの攻撃や、それに絡んだ政治の動向といった社会的な緊張に関連してか、活動の方向性に変化が生じている。 軍服風の衣装に身を包み、「侵略者から守るために、立ち上がりましょう!」と声を張り上げる彼女の姿には、違和感を感じる者も少なくない。 しかし、陸軍省にて行われた志願兵募集に大勢の若者が詰めかけ、連日のように迎撃の戦果が報道されるなど、 「日本中が」戦争一色に染まる「今」の状況にあっては、先述したようなイヴの変化も特に不自然ではないのかもしれない。 いつか「日本」に再び、何事もない日々が訪れたならば、彼女がまたアイドルらしい笑顔を振りまく日々も戻ることであろう。
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「助けて!私は殺される・・・!!」
ブツン ザザー・・・ザー・・・
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しばらくおまちください
本当は・・・
時祭イヴとは、1985年に発売されたOVA、メガゾーン23に登場する女性キャラクター。C.V.宮里久美(PartⅢでは高岡早紀)。リン・ミンメイと並び、美樹本晴彦の手がけた代表的キャラクターの一人である。
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本当の概要
作中では大ブレイク中のアイドルとして描写され、あたかも実在の人間のように思われているが、実際はヴァーチャルリアリティにより生み出された、仮想の存在である。彼女の歌う歌も、踊るダンスも、人の手で作り出されたものであるが、彼女自身に実は意思が存在するという事実が、物語の根幹に関わっていく。
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上記のような彼女のキャラクター性は、まさに初音ミクを代表とするVocaloidや、視覚面ではMikuMikuDanceに、非常に似通っているものである。というより、現実が1980年代に想像された未来に追いつきつつあると言っても過言ではない。そのようなことから、あたかも仮想のアイドルを実現したかのように見える動画に、彼女の名前がコメントに引用されることがしばしば見られる。
ピッ・・・ピッ・・・ピピピピ
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