この記事は、「原作(既刊)」のネタバレ成分を多く含んでいます。 ここから下は自己責任で突っ走ってください。 |
「どうも、歌丸です」
概要
本多・正純とは境界線上のホライゾンの登場人物である。CVは沢城みゆき。
名前 | 本多・正純 |
所属 | 武蔵アリアダスト教導院 |
役職 | 生徒会副会長 |
種族 | 極東人 |
戦種 | 交渉師 |
HN | 副会長 |
特技 | 極寒のダジャレ |
本編開始の1年前に三河から武蔵アリアダスト学院に編入した人物。副会長を
務めている。あだ名は「セージュン」。男子制服を着られるほどの貧乳だが、これにはとある事情が隠されてる。走狗はオオアリクイのツキノワ。
完全な非戦闘員であり、戦闘能力は0に近い。が、父親である正信によって幼いころから政治家と しての英才教育を受けており、実務能力と演説能力に優れている。
政治家として極めて優秀であり、内政も対外交渉も両方こなすことができる才媛。武蔵においてはその能力を活かし、実質的な文官トップとして実力を発揮している。それを支えているのは驚異的な速読力と莫大量の情報への理解が凄まじく、それを毎日行なっており、立花・誾から「自分のしていることが、どれだけ異常か気がついてない」と驚愕をもって評された。
生真面目な性格が祟ってか、武蔵内部における最大の突っ込み役兼いじられ役。貧乳であることを度々ネタにされており、葵・喜美からは「貧乳政治家」と呼ばれている。父親のネタ台詞を鵜呑みにしたりといった素直な側面も。
授業時などを除いて常に白手袋を着用しているが、これは演説の際の身振り手振りを目立たせるため。
実家に頼らず、生活費を稼ぐために初等部での講師などのアルバイトをこなしている。が、稼いだ給金を最低限の食費以外ほぼ全額草紙に突っ込むため日々の食事に困るほど貧乏。運動時の飲み物は常に汲んできた水であり、空腹で倒れている所を度々ホライゾンや青雷亭の主人に助けられている。
1巻では男子制服を着ていたが、これも「男子制服の方が丈夫だから」という非常に現実的な理由だったりする。女子制服に着替えて以降も、貧乳を気にしてか男子制服の上着を着用している。
基本的に武蔵勢の中ではまともな部類にはいるが、担当した交渉の結論が「何故か」(本人談)戦争に結びつくことが多く、葵・喜美からは「ウォーモンガー」扱いされている。(正純本人としては「自分は平和主義者であり、交渉の結論が戦争になるのは向こうが喧嘩を吹っ掛けてきたから」とのこと。喧嘩を買っている時点で平和主義者じゃない気がする)1巻以降外道度が急速に上昇しており、「武蔵に誰よりも早く馴染んでいる」との評も。
そして彼女を語る上で忘れてはならないのが、極度に寒いダジャレである。その威力たるや、他国との交渉で放った瞬間、教皇総長は神肖映像を無言で切り、他も固まったり、視線を逸らしたり、話題を変えたり、チャンネルを変えたり、 熱々の熱愛夫婦の空気を一瞬にして凍えさせたりした。
本人いわく、「小学生にはウケるんだ」のこと。何の救いにもなっていない。
話が進むにつれ、最初のうちは自分でもサムいと自覚していたが、最近ではウケると思って言い放ち、そして「笑いたければ笑ってもいいぞ」と強要するまでの域に達している。どーしますの、コレ。
彼女が貧乳になったわけ
作中度々ネタになっている彼女の胸だが、その貧乳っぷりには複雑な事情が隠されている。
元々正純の実家である本多家は、歴史再現における「本多・正信」の襲名を狙っていた。が、彼女の父親である正信はその襲名に失敗してしまう。そのため正純は正信の子である正純を襲名すべく、襲名争いで不利にならないよう男性化手術を受け、自分の胸を削る。 が、下腹の手術を受ける直前で松平・元信の命による人払いが起き、正信の名は自動人形が襲名したことで正純の努力は水泡に帰してしまう。
その後、父は武蔵に向かい、母と正純は三河で暮らすことになる。三河にいた頃は襲名に失敗したこととその容姿から避けられ、虐められていた。そのためか自身の身体についてコンプレックスを感じていた。その後母が公主隠しにあった事をきっかけに、暫定議会の議員となった父に武蔵に呼び寄せられることとなる。
父であり政治家であり暫定議会の本多・正信を目指していると同時に劣等感を感じており、プライベートで余りにも会話が無い為に「襲名を果たせなかったことで見捨てられているのでは」と考えた事もある。(実際にはそんなことは無いのだが。詳しくは本多・正信の記事参照)
当初は暫定議会側の人間として聖連寄りの立場を取り、トーリ達とは距離を置いていた。しかし臨時生徒総会での葵・トーリとの討論を通じて「政治家としてしたいこと」を再確認。ホライゾン救出への道を付ける為にK.P.A.Italiaの教皇総長インノケンティウスとの相対に臨むこととなる。
その後の対論の潰し合いで、コンプレックスの源である襲名と男性化手術の件を暴露され精神的に追い詰められるが、トーリによって
衆目監視の中ズボンを脱がされふとももと股間を撫でられ、おまけに胸を揉まれるというセクハラ(挿絵付き)
を受け、そしてトーリの
「男になったんじゃない、貧乳になったんだ!」「俺は何があろうとセージュンを絶対に支持する!」
等の発言を後押しに自身のコンプレックスを振り切り、「大罪武装の収集による末世解決」という宣言によって、ホライゾン救済、そして極東開放への道筋をつけた。その後は「王に絶対の正当性と答えを与える、絶対権力の宰相」(本多・正信談)としてその才能を発揮している。
関連静画
関連項目
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