本当にあったSAN値が下がるクトゥルフ単語

ゲームをプレイする直前に、あるＰＬが僕に
質問してきたんです。
「職業は何やってもいい？
　出身地でどこは駄目って場所ある？
　母国語は出身にそぐうなら適当に決めていい？」
ってね。僕は特に何も考えず、
「職業は何をしても良いし、
　出身と言語は制限する気はないから好きに決めていいよ」
って言ったんですよ。
　今にして思えば、あれが僕の最初の過ちでした。
　　　　　　　　　　　　　　　（――ＧＭの手記より抜粋）

本当にあったSAN値が下がるクトゥルフTRPGでSAN値が下がるのは、GMである。

 シナリオ 

『舞台は１９２０年のドイツ。ワインで有名な
　Ａ村に訪れた探索者達を待ち受ける恐怖の館。
　果たして彼らは館に隠された闇を払い、
　真実を手に入れることが出来るか？』

（ちなみにドイツがＷＷⅠ戦勝国となっている世界線）

 概要

舞台は２０１１年の１０月。発狂者で有名な
クトゥルフ神話ＴＲＰＧを始めたＧＭを待ち受ける
恐怖の探索者達。
果たしてＧＭは狂信者どもの心の闇を払い、
真実に辿り着かせることが出来るか？

製作はＢＧＢ氏。使用ルールブックはエンターブレイン版(初版５刷)。

 登場人物

「探索者」（プレイヤーキャラクター）

 マルコ・エレクトリック（２３）　狂信者　男性 

フランスにあると言われている伝説の秘密結社、ＫＮＤ真理教団によって
運営されているＫＮＤ真理大学に所属している。
ロリコン。　

 ワケシ（２２）　狂信者　男性 

出身地『南極』、母国語はペンギン語。
ＫＮＤ真理教団の手によって南極から持ち帰られ、その監視下で成長。
先輩と共に卒業旅行の為ドイツに来た。
４５口径を所持するが拳銃技能は持っていないようだ。
雀卓を車に積んでいる。　

 ミヤタ（２８）　医者　女性 

マルコやワケシの通っていた大学の非常勤講師にして医者。
趣味は内臓観察。ＩＮＴ１８。
　

 ジャン（３０）　宣教師　バケツ 

ＫＮＤ真理教団の宣教師。普段は学内でこの世の成り立ちからそのあり方、
そしてこの世界にはびこるものが影に日向にこの世の中に与えてきた影響について講義している。
今回は弟子たちに招かれたので旅に同行している。
人並み外れて醜い顔で苦労させられたため今はバケツを被っている、らしい。　

 エリック・プリズナー（３１）　スポークスマン　男性 

アメリカの観光都市サイレントヒルのスポークスマン。
自らの都市と姉妹都市となってくれる都市を探してヨーロッパ各地を旅している。
赤い帽子を被り、そこそこのハンサム顔だがそれを崩したような笑顔が特徴的。　

 ジェイス・ベレレン（２２）　刑事　男性 

「テシー＝チェンバース」の失踪届けが出されたのは１０日前。
そしてその捜索にあたっていたジェイスの同僚ロバートは姿を消した。
ジェイスは長期休暇を申請し、最後の連絡があったＡ村へと向かう。　

 フルゥトク（２５）　古美術商　バケツ

バイクで旅をしながら現地に眠る様々な掘り出し物を探し、それを買い取って自分の店で売っている。
ジャンとは何がしかの縁を感じている。　

ＮＰＣ

• 女主人：Ａ村のＢというレストランの主人。
• じいさん：ジェイスに警告した老人。
• 老婆：城の使用人。なんとも剛毅でございますねぇ。
• アリス：城にいる少女。
• ホービット伯爵：村の領主で城の主人。元々はコービット伯爵という名前だったのだが、ジャンのPLの悪ノリが原因で名前が変更された。