概要
公式には名前は存在せず、種族が妖怪で、小さな女の子であることがわかることのみである。
「朱鷺子」とは、彼女の背中と頭に朱鷺色の羽根が生えていることからファンが付けた名前であり、公式ではないが広く浸透している。
縮めて「とっきゅん」とも呼ばれる。
Wikipediaの香霖堂の項では「名無しの本読み妖怪」として記載されていたが、キャラ全体の項の方では「本を読んでいた妖怪」になっている。
香霖堂では一話に登場。道端に座りながら楽しそうに本を読んでいたが、偶然博麗霊夢が通りがかったのが運の尽き。何となく不意打ちで攻撃され、抵抗するものの「けちょんけちょん」に退治されて大事な本を奪われた。
(補足:霊夢は里などへの移動中は見かけた妖怪を必ず襲う懲らしめていくと東方求聞史記で言及されており、ゲームの道中と同じく『妖怪退治がウリの巫女』として妖怪相手にはいつもやっていることらしい)
その後、本を取り戻すために霊夢を追って店の入り口の扉を豪快にぶち壊して香霖堂を訪れるが、本は既に霊夢の服の代金(および彼女自身の壊した扉の修繕費)として売却されていた。さらに霊夢ではなく代理として嗾けられた霧雨魔理沙との弾幕戦となり、魔理沙の楽しそうな笑い声と共にあげられた悲鳴を残して出番は終了した。
公式では何の妖怪なのか不明。背中の翼がミスティア・ローレライと同様の物であることから鳥の妖怪で、翼の色や三話に登場して霊夢たちに喰われた朱鷺から、朱鷺の妖怪と想像されることもある(朱鷺子の通称もその辺りが由来になっている)が、あくまで推測であって公式の物ではない。
弾幕勝負では、霊夢によると「生意気にも強い」ようで、後ろから出した妖弾で霊夢を一回ピチュらせたようだが、魔理沙なら大して面倒でない相手らしい。霊夢のような低速キャラでは辛いが魔理沙のような高速キャラでは戦いやすい相手なのだろうか? スペルカードを持っているかは不明。
ちなみに読んでいた本のタイトルは幻想郷の外の世界の「非ノイマン型計算機の未来」というシリーズ物の13・14・15巻で、霊夢曰く楽しそうに読んでいたらしいが、内容を理解した上でのものなのか否かは不明である。
原作では香霖堂第一話以降長らく登場していなかったが、東方鈴奈庵第6話冒頭のページでリリーホワイトと共に春の空を飛んでいるシーンが描かれた。
二次創作・設定
原作では香霖堂第一話と鈴奈庵6話(モブ)くらいしか出番がなかったが、二次創作ではそのまま香霖堂に居着いていることが多い。そのため森近霖之助との絡みが多く、東方Projectでは今のところ唯一と言っていい「男性キャラとのカップリングが圧倒的多数派」のキャラである。髪のカラーリングが上白沢慧音とそこはかとなく似ているため、霖之助×慧音(慧霖)においてはふたりの娘的な扱いになる。
霖之助以外では、鳥の妖怪と推定されるため、鳥繋がりでミスティア・ローレライと絡むことも多い。同じ名無しの大妖精や小悪魔と名無しトリオとしてセットで扱われることも。
お絵カキコ
関連動画
関連静画
関連商品
関連コミュニティ
関連項目
- 5
- 0pt