東方厨二廟とは、yuke氏が作成した東方神霊廟と厨二病を合わせたまったく新しい弾幕STGである。
概要
東方神霊廟の登場キャラを使用した厨二病の解説動画という雰囲気を持っている。
サブタイトルが『Black History.』となっていることからもわかるように、黒歴史が詰まっている。
作中の難易度選択でNIGHTMARE(悪夢)が選ばれているが、むしろCHAOS(混沌)が正解かもしれない。
なお、一つ一つの設定が悪いわけではなく、それが同作品に詰め込まれるからこその厨二病であることに留意したい。
本編の弾幕の難易度自体はEASYレベルと思われるくらい低い。
多分、動画自体厨二病がメインなためだろうが、投稿後yuke氏の友人が難易度に関してケチをつけたらしく、
難易度が上がったものを友人氏がプレイしたものがアップされている。yuke氏のマイリストにはないので注意。
ちなみに、このプレイ動画の比較動画も上がっており、投稿者のユーザー名が『漆黒の堕天使』とお約束。
なお、東方にも厨二病にも関わらないネタも一部存在するので、閲覧する時は注意されたし。
使用された厨二設定及びネタ
あくまでも使用されたと思われるネタの一覧なので、間違っていたらすみません。
- やたらと(厨二病患者が)かっこいいと思う単語が大量に使われている。
- セリフ以外の部分にまで妙なセリフ回しが入っている。
- 二つ名が微妙にずれている。
- 文章は漢字だが、読みが横文字。そこ、鈴仙のことは言わないで!
- 平仮名で表記される場所が片仮名にすり替わっている
- セリフ回しが無駄に凝っている。
- 聞いてもいないのに自ら二つ名を名乗る。
- よく出てくる設定ではあるが、記憶喪失。
- 女の子なのに一人称が『俺』。
- 「フッ」がよく出てくる。
- 突如自我を失って暴走する。
- 暴走すると片言、そしてセリフの平仮名が片仮名へ。
- 北斗の拳のレイっぽいセリフ「オ前ノ血ハ何色ダ」
- 技名が凝っているように見えて微妙にストレート。
- 倒すと前触れもなしに問題が解決する。
- メインテーマに関係なく死者を冒涜するような存在がいる。
- 死ぬ前の言葉が感謝と別れ。
- 理不尽な死に対して必要以上に義憤に駆られる。
- 妙な電波を受け取って現状を理解する。
- 普通の会話に意味のない横文字が入る。そこ、ルー語って言うな!
- BLEACHっぽいセリフ「なん……だと……!?」
- 怒りを表すためか語尾の「!!」が異常に多い。
- 決定事項をいちいち訊ねてくる。
- 幹部級の人数は基本4人。
- ギャグマンガ日和のソードマスターヤマト(完結編)のセリフ回し。
- 先にやられた仲間を貶す。
- 敵のボスがこちら側を舐めている。
- 敵のボスが部下が戦うのを高みの見物する。
- 「つまらない」「退屈」などの相手方を怒らせるような殺害、破壊の理由。
- 幹部のメンバー全員の性格や設定が幹部に向いていない。
- 主人公は暗い過去を持っているもの。
- 主人公がやたらと自分の命を賭ける。
- 感情の一部、または全部が欠落している登場人物がいる。
- 主人公の言ってることとやってることが噛み合ってない。
- 技名に『真』だの『改』だの、明らかに強い雰囲気を持たせようとする。
- 技名の漢字の羅列で構成されて、フリガナがないと読めない。
- 文章の中に読む必要のない記号っぽいものが入っている(†など)
- 技名に何故か妙なサブタイトルのようなものが付いている。
- 悲劇を『運命』や『宿命』のせいにする。
- ボスにとって部下は『道具』や『駒』であり、ボス自身は孤高を気取っている。
- 主人公が邪気眼持ち。
- 出てくる魔物や武器防具などが、微妙にマイナー系。
- ボスが神と名乗ったり、神に近いとか言ったりする。
- 技名に漢字と横文字が混在している。
- 普通のアラビア数字より、ローマ数字を好む。
- 天使の羽や悪魔の羽などで、それっぽい存在アピール。
- 当然の如く『奥の手』を持っている。
- 主人公が敵の奥の手が何であるかに気付く。
- 主人公が何らかの特殊な一族だったり英雄などの子孫だったりする。
- 敵のボスが主人公の家族や親族。
- 敵が家族等で、真実が判明した時には基本手遅れ。
- 家族や親族、仲間等が目の前で死ぬ場合、大体心の中で生き続ける。
- ラスボスを倒したと思ったら、その背後に本当の敵がいる。
- すべてを話し終えるまで命が持つ。または話し終えたら死ぬ。
- 罪を背負ったりして苦悩するが、何故か死者の声が聞こえたりして前に進めるようになったりする。
登場キャラの厨二設定
氏名 | 二つ名 | |
動画中の紹介文 | ||
ショット、使用スペルカード名 | ||
動画中のキャラの行動と設定 |
上記の方法で紹介します。
主人公
博麗霊夢 | 悲しき幻想郷(シャングリラ)の巫女 |
「こんな多くの神霊たちが場所を求めている……」 あちこちで生まれる小神霊を帰す為、深淵へ向かう。 |
|
ショット :終焉の覚醒(インフィニティショット) スペルカード:夢符「夢想封印(エターナルドリーム)」 |
|
今作の主人公。数多の彷徨える神霊たちを帰す為に異変の原因となった相手を探している。一人称は『俺』 探索中に出会った宮古芳香に奥に潜む邪悪な闇の気配を教えられるが、突如自我を失って暴走した芳香が裏に潜む誰かに洗脳されていることに気付く。戸惑いながらも撃破した芳香に洗脳が解け記憶が戻ったことを告げられるが、同時に芳香自身は死者であり、蘇生されて操られていたことも告げられる。芳香の二度目の死を見取った霊夢は、仇をとることを死んだ芳香に告げ奥へと進む。 奥に広がっていたのは異空間であった。その場に現れたこの異変の首魁と思われる人物、豊聡耳神子に異変と芳香のことを述べるが話が噛み合わない。それどころか死んでくれないかと言われ、さらには彼女の部下であろう闇黒四天王(ダークフォース)が目の前に現れる。神子には退かれるが、暗黒四天王の一人霍青娥が芳香を操っていたことが判明、さらに死者を冒涜する言葉を述べられ怒る霊夢。だが、三人の眼に自分と同じものを感じ、命に代えてでも過去の因果の鎖を断ち切ることを告げ、全てを許すために断罪を行う。 運命に従い三人を倒したが、再び現れた神子が命を賭して戦った仲間を道具と言ったばかりか、欠陥品だったとまで言われ激昂する霊夢。その時、彼女の中に潜む魔物、カトブレパスが暴れそうになるのを抑え、神子との戦いへ挑む。霊夢は神子を追い詰めるが、そこで出された奥の手の詠唱を聞いて驚愕する。その秘技は霊夢の一族にのみ伝わるものだったからだ。そこで霊夢は気付く、目の前にいる人物が彼女が約十年前に生き別れた母親であることに。母親が自らの敵であったことに苦悩する霊夢だったが、母に自分の魂が霊夢の中に生き続けることを、そして霊夢には秘密結社【紅煉獄】を倒す役目があることを告げ、母は霊夢の目の前で息を引き取った。それから一ヶ月、自分に科せられた罪を償いながらも、母親を手にかけたことに苦悩し続けていた。そんな時不意に彼女の耳に懐かしい音色が響く、それが母の声であることに気づいた霊夢は、少しだけ闇の中で光る何かを魅せられた気がした。 |
闇黒四天王(ダークフォース)
宮古芳香 | 殺滅後罪(キリングクライム) |
操られし亡き者 | |
血痕「降リ潅グ鮮血ノ雨」 恢復「不同不二ノ道標」 |
|
闇黒四天王の一人。別の四天王である無敵の殺人鬼。その実態は霍青娥に蘇生させられ操られし死者。 異変の原因を探す霊夢の前に現れ、奥に邪悪な闇の気配を感じることを告げる。自らが殺滅後罪と呼ばれる無敵の殺人鬼であることを述べるが、同時に記憶を失っていること、戦う意思がないことも告げる。しかしながら霊夢が奥に向かおうとした瞬間苦しみだし、自我を失い暴走。霊夢の血を欲して戦いを挑む。 戦いのあと洗脳が解け、記憶も取り戻す。そして、自分はすでに死者であり、何者かの手によって蘇生された上操られ利用されていたことを告げる。自分を救ってくれた霊夢に礼を告げ、彼女は二度目の眠りについた。 しかしながら、霊夢が青娥と戦った際に現れたことから、再び蘇生されて操られていたのか、それとも実は二度目の死を迎えていなかったのかは定かではない。彼女たちとの戦いのあと、芳香の魂が本当に救われたのかはわからない。 |
霍青娥 | 操術邪仙(ウォールウィザード) |
突飛なる狂気の邪仙 | |
壁抜「†真・羅鎖刹那燐破†」 防壁「†芳香虎鳳煌鬼・改†」(操った芳香と連携) |
|
闇黒四天王の一人。芳香を操っていた張本人。二つ名から邪仙であると推測される。 霊夢がたどり着いた先で、神子に呼び出されて姿を現した四天王の一人。神子にその場を任された際に、自分が芳香を操っていたことを霊夢に告げる。霊夢は憤っていたが、笑顔で復活させると述べるあたり罪の意識はないようである。戦いの直前、自らの感情が無いため霊夢の気持ちがわからないと述べており、霊夢が過去の因果に囚われていると言っているので、過去に何らかの原因があるのかもしれない。 |
蘇我屠自古 | 雷電螺旋(スパイラルリボルバー) |
儚き終焉の亡霊 | |
蒼雷「創電放散(エレクトリックスパーク)」 「運命の軋轢(アンアウォイダブルディスティニー)」(布都と連携) |
|
闇黒四天王の一人。二つ名等から雷撃を使う亡霊であると推測される。 霊夢がたどり着いた先で、神子に呼び出されて姿を現した四天王の一人。亡霊であることはわかるものの、「やってやんよ」「御意」の二言しか発しておらず、どういう性格や身の上であるのかは不明。霊夢が言うには彼女にも何やら暗い過去があるようだが。 |
物部布都 | 部式回帰(サイレントファントム) |
悲劇の永劫たる尸解仙 | |
謀反「背水の調べ~煌めく紅蒼の刹那~」 「運命の軋轢(アンアウォイダブルディスティニー)」(屠自古と連携) |
|
闇黒四天王の一人。紹介文から尸解仙であると推測される。 霊夢がたどり着いた先で、神子に呼び出されて姿を現した四天王の一人。笑いながら芳香を最弱だと述べているあたり、どうやら彼女を見下していた可能性が高い。「世界はつまらない」「イライラするから殺す」などと言ったり、笑いながら殺し合おうなどと述べるあたり、かなり性格が破綻していると思われる。やはり彼女も何らかの暗い過去があるのだろうか。 |
ボス
豊聡耳神子 | 華想聖杯(ホーリーバイアス) |
理に縛られし過去の聖人 | |
Ⅰ符「蒼翠モラトリアム~虚構の軌跡~」 Ⅱ符「虹彩カタストロフィ~因果の真理~」 Ⅲ符「鎮魂パラドックス~夢幻の翼舞~」 「輪廻転生パラダイムシフト」 |
|
神霊廟(モーサリーエム)の主。今回の異変の首魁。聖人にして全能たる神であると述べる。霊夢の母。 霊夢がたどり着いた先で待ち受けていた人物。霊夢と会話して意思疎通が不可能と断じ、あまつさえ死んでくれないかと述べる。眷属である闇黒四天王を呼び出し、三人掛りなら大丈夫だろうと見積もったあたり油断していた可能性は高い。一度撤退するが、四天王撃破後再度登場。敗れた四天王を使えないと断じ、さらには仲間ではなく道具、しかも役に立たない道具と言い切り霊夢を激昂させた。殺せるものなら殺してみろと言ったり、聖人にして全能たる神と名乗るなど相当な自信家なのは間違いない。追い詰められて使った秘技、『歪捩空間(アウトサイドスペース)』は霊夢を驚かせる。戦闘後、その秘技が霊夢の一族のみに伝わる技であることが霊夢の口から述べられ、そこから神子が約十年前に生き別れた母であることが判明する。霊夢の成長を喜んだ神子は全てが運命であったと諭し、霊夢に秘密結社【紅煉獄】を倒す役目があることを告げ、光とともに消え去っていった。 |
その他設定
難易度設定一覧
漆黒の狭間に囚われた者へ |
EASY MODE |
こうなったのは偶然だろうか。それとも必然か |
混沌の世界で生きる者へ |
NORMAL MODE |
この世は簡単には変えられない。あの日までは |
絶望に魅せられた者へ |
HARD MODE |
絶望とは何なのか。答えは誰にも分からない |
禁断の運命を背負う者へ |
LUNATIC MODE |
私は一生この運命と共に生きなければならない |
呪縛されし異端の契約者へ |
NIGHTMARE MODE |
感情。そんなものはとうの昔に捨てたんだ |
歪捩空間(アウトサイドスペース)の詠唱
暗雲現われし深淵の空間。仄かに光る 数多の輝きは聖者の力になろう。 |
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