概要
次々とわき出る異常な熱。地熱――地底に有る熱であった。
慌てた彼女達は地熱をどうするべきか悩んだ結果、経営の為の地価上昇目的で温泉を取る事にした。事実、地熱は寒い冬には心地よかった。夏は怖かったが。
しかし、その巫女の判断は妖怪達の不満を買った。 地熱の出現には霊夢達は知るよしもない秘密があったのだ。
――紅米館
紅米館に住む炎の魔法使い、パシュウリー・ゾーレッジは高レベルの地熱が表層に昇ってくる事に危険を感じていた。
彼女は、地上の妖怪には手に負えない力が眠っている事を本を通じて識っていた。 妖怪が容易に地底の街へ立ち入ってはいけない事も識っていた。
しかし、彼女は周りに相談できる人物も殆どいない。
なかなか霊夢達が動かない事に業を煮やし、嫌々だが幻想郷でも最も古くからいるとされる妖怪に相談をする事にした。
古い妖怪――修造(おさむつくり)は妖怪が地底界へ干渉する事は控えたいとしていた。
造 『俺に伝えてどうすんだよ、そんなこと!だからと言って、地下に潜る奴があるか!』
パシュー『泥まみれになることが格好悪いと思ってるんじゃねえだろうな。人間達が動かないしこのままではマグマが来るかもしれないけど、それでも良いのか。そんなわねけえだろ!そんなわけないじゃん!』
造 『一休み一休み。泥まみれになるのは人間だけだ。』
造はそう言って霊夢達を送り出す事だけは約束し、妖怪は地上からモチベーションのサポート役にまわる様にした。
――封印された熱気は、激しい間欠泉と共に目覚めた。
ウィンブルドンの記憶が具現化し、まもなく幻想郷の熱気はあの頃のあの地へ逆戻りするだろう。美しき炎色反応に彩られた御殿。「こ、これが賃貸なのか!」奴はそこにいた。
登場キャラクター
- 1面ボス 黒鉛イワナ(こくえん いわな)
- 能力:燃え尽きた人にひたすら頑張れを言う程度の能力
- 2面ボス 松岡ウノシュー (まつおか ウノシュー)
- 能力:嫉妬、悪口、欲を操る程度の能力
- 3面ボス 恒星熊 修儀(こうせいぐま しゅうぎ)
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- 4面ボス 米意地 さとり(こめいじ さとり)
- 鼻の下を伸ばす程度の能力。
(相手の心を見てグヘヘ的な意味で) - 5面ボス 火焔漢 米(かえんかん よね)(通称:お米)
- 能力:不安を持ち去る程度の能力
- 本当の名前は火焔漢 米(かえんかん よね)
本人は長い名前が嫌いで、猫まんまが大好きだから、誰にでもお米と呼ばせている。 - 6面ボス 霊烏野 修(れいうの おさむ)(通称:ウーノ又はおしゅう)
- 際異彩を放つ姿を持つ鴉。
左足に『分解の足』
右足に『融合の足』
そして真ん中にそれらを支える『第三の足』 あはぁ~ん。 - EXボス 米意地 固意志(こめいじ こいし)
- いい夢を見る程度の能力。
関連動画(ステージBGM)
Stage1 騒音の地から吹く熱風
Stage2 未来と過去を結ぶ蜆
Stage3 忘れられた雪の修造
Stage4 最近浮かれてない本気の目
Stage5 食事時の業火
Stage6 荒々しき二つ目の太陽
EX stage 地熱のテニスプレイヤー
その他
関連項目
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