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松山竜平(まつやま りゅうへい、1985年9月18日-)とは、鹿児島県出身のプロ野球選手(外野手、一塁手)である。現在は広島東洋カープに所属。
概要
広島東洋カープ #55 | |
---|---|
松山竜平 | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 鹿児島県曽於郡大崎町 |
生年月日 | 1985年9月18日 |
身長 体重 |
176cm 96kg |
選手情報 | |
投球・打撃 | 右投左打 |
守備位置 | 外野手、一塁手 |
プロ入り | 2007年大学生・社会人ドラフト4巡目 |
経歴 | |
プロ野球選手テンプレート |
鹿屋中央高等学校ではエースで4番だったが、甲子園出場はなかった。
九州六大学リーグで通算122安打のリーグ新記録を作る。その後、広島東洋カープに大学・社会人ドラフト4巡目指名されて入団。入団会見では、「背番号37を永久欠番にしたい」「活躍したら登録名を“竜平”にしたい」などと述べた。
広島時代
2008年(1年目)に一軍デビューしたが、2打席に立ったのみで二軍降格。その後は、層の厚い一軍外野陣に割って入れず、二軍生活が続いた。
2011年になり、不動のレギュラーだった赤松真人・廣瀬純の故障、天谷宗一郎の不振により一軍昇格。5月26日に一軍初安打を記録すると、6月9日には埼玉西武ライオンズのエース涌井秀章からプロ初本塁打となる2ラン本塁打を放つ。この本塁打が、結果的にチームの10連敗を止める大きな一打となり、プロ入り初のヒロインも受けた。セ・パ交流戦終了後は、5番・右翼手を中心にスタメン出場したが、8月の読売ジャイアンツ戦で送球ミスやエラーをやらかしたためか、左翼手で出場している。
2012年、オープン戦で12球団トップの打率を残し、開幕スタメンを勝ち取った。しかし、不振から5月に入ると控えに回ることが増えた。夏場に4試合で4番を経験するも、前年度に比べ全体的に成績を落としたシーズンとなった。
2013年は自己最多の123試合に出場し、広島史上初のクライマックスシリーズ進出に貢献した。
2014年は快進撃に貢献したが、故障の影響で80試合に留まった。オフに背番号を44に変更した。
2015年は左投手が先発した際は左の代打として出場。9月に打撃不振に陥り、打率.277に終わった。
2016年は代打で出場していたが、打撃が好調だったためスタメン出場も増えた。25年ぶりの優勝を決めた日にはツーランホームランを記録した。
2017年は左投手でも先発出場するようになる。鈴木誠也が故障で離脱した後は4番で出場。120試合に出場し、打率.326、14本塁打、77打点と自己記録を更新した。
2018年は5番打者として124試合に出場し、規定打席に初めて到達。打率.302、12本塁打、74打点を記録し、リーグ3連覇に貢献した。オフに背番号を55に変更した。
2019年は頭部死球の影響もあり打撃不振に陥り、前半戦は打率が2割を切っていた。後半戦で復調したが、打率.259、6本塁打、49打点に終わった。
2020年は打撃では打率.277、9本塁打、67打点と結果を出したものの、一塁のみの起用となった守備ではリーグ最多の9失策、UZRは両リーグ一塁手最下位の-11.8と守備難で、佐々岡監督からも「言語道断」と言われた。
2021年は開幕からスタメンで出場したが、コンディション不良で徐々に出場機会を失った。85試合の出場で打率.263、2本塁打、29打点に留まった。
2022年は88試合の出場で打率.217、2本塁打、23打点だった。
2023年は79試合の出場で打率.252、27打点。13年ぶりにホームランなしに終わった。
人物
愛称は“アンパンマン”。大学3年時に先輩から付けられた。見た目の容姿だけでなく、チームがピンチに陥った時に必ずバットで救ってきたことからヒーロー的な意味合いで付けられた。プロ入り後も、選手・コーチのみならず、ファンからもこの愛称で呼ばれることが多い。また、応援歌をアンパンマンの歌にする計画があったらしい。
→登場曲がアンパンの歌に。
お立ち台に立った際は「鹿児島のじいちゃんばあちゃん、俺やったよ!」と叫ぶのがお決まりであり、最近ではお立ち台に同伴した選手にネタを盗まれるのもお決まりである。
応援歌
球団 | レス | No | プレイヤー |
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広島 | 応援歌のピコカキコ一覧#235 | 8921 |
成績
- (2023年終了時点)
年度別打撃成績
年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
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2008年 | 広島 | 2 | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | .000 | .000 |
2011年 | 68 | 204 | 196 | 15 | 53 | 6 | 1 | 3 | 19 | 0 | 0 | 0 | 8 | 0 | 20 | 5 | .270 | .299 | |
2012年 | 48 | 146 | 137 | 4 | 28 | 4 | 0 | 0 | 7 | 1 | 0 | 0 | 8 | 1 | 14 | 3 | .204 | .253 | |
2013年 | 123 | 389 | 372 | 27 | 105 | 23 | 1 | 10 | 52 | 2 | 1 | 4 | 11 | 1 | 49 | 4 | .282 | .302 | |
2014年 | 80 | 250 | 233 | 26 | 74 | 9 | 1 | 7 | 34 | 0 | 0 | 1 | 14 | 2 | 29 | 7 | .318 | .360 | |
2015年 | 100 | 229 | 202 | 14 | 56 | 13 | 0 | 7 | 26 | 1 | 0 | 3 | 23 | 1 | 30 | 8 | .277 | .349 | |
2016年 | 103 | 275 | 254 | 34 | 74 | 10 | 2 | 10 | 41 | 0 | 0 | 1 | 20 | 0 | 29 | 4 | .291 | .342 | |
2017年 | 120 | 387 | 350 | 39 | 114 | 23 | 4 | 14 | 77 | 0 | 0 | 6 | 31 | 0 | 45 | 8 | .326 | .375 | |
2018年 | 124 | 446 | 397 | 46 | 120 | 25 | 2 | 12 | 74 | 2 | 0 | 5 | 42 | 2 | 46 | 10 | .302 | .368 | |
2019年 | 110 | 327 | 294 | 21 | 76 | 14 | 1 | 6 | 49 | 0 | 0 | 2 | 29 | 2 | 42 | 7 | .259 | .327 | |
2020年 | 108 | 425 | 404 | 38 | 112 | 27 | 1 | 9 | 67 | 0 | 0 | 3 | 17 | 1 | 72 | 11 | .277 | .306 | |
2021年 | 85 | 194 | 175 | 9 | 46 | 10 | 0 | 2 | 29 | 0 | 0 | 2 | 17 | 0 | 22 | 4 | .263 | .325 | |
2022年 | 88 | 166 | 152 | 9 | 33 | 7 | 0 | 2 | 23 | 0 | 0 | 3 | 11 | 0 | 22 | 2 | .217 | .265 | |
2023年 | 79 | 156 | 143 | 5 | 36 | 9 | 0 | 0 | 27 | 0 | 0 | 2 | 10 | 1 | 27 | 4 | .252 | .301 | |
NPB:14年 | 1238 | 3596 | 3311 | 287 | 927 | 180 | 13 | 82 | 525 | 6 | 1 | 32 | 241 | 11 | 447 | 77 | .280 | .328 |
通算守備成績
機構 | 守備位置 | 試合 | 刺殺 | 補殺 | 失策 | 併殺 | 守備率 |
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NPB | 一塁手 | 345 | 2381 | 176 | 32 | 196 | .988 |
三塁手 | 1 | 1 | 2 | 0 | 0 | 1.000 | |
外野手 | 514 | 670 | 14 | 10 | 1 | .986 |
関連動画
関連コミュニティ
関連項目
外部リンク
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